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原稿種別: 表紙
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Cover1-
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 目次
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Toc1-
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
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鈴木 良典, 山下 淳, 金子 透, 淺間 一
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-1
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
書籍などの紙媒体の印刷物は我々の生活において重要な情報源の1つであるが,視覚障害者にとって紙媒体の印刷物から情報を得ることは容易なことではない.そこで本研究では,既存の製品で読み上げの対象としていない表,グラフを対象とした音読システムの構築を目的とする.また,スキャナ装置には印刷物において綴じ目付近に形状歪みが生じるという問題点がある.この問題を解決するためにステレオカメラによる形状歪み補正を画像に行う.実験により,本手法が書籍の表,グラフの読み上げに有効であることを示した.
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大江 拓也, 山下 淳, 金子 透, 石原 進, 淺間 一
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-2
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
現在,車両へのドライブレコーダや車載カメラの搭載が一般車でも普及しつつある.そのためドライブレコーダや車載カメラが撮影している画像,映像を利用したシステムが求められている.これらの要求に応じるために車両間での通信による画像,映像の共有を行う研究が行われている.しかし画像,映像を共有するだけでは利用者はシステムを使用することは難しい.そこで本論文では,複数の画像に対してカメラの位置姿勢推定を行いその結果を用いて3次元地図を生成する.そして3次元地図を元に利用者にとって必要な任意の視点画像を生成する手法を提案する.我々の手法では,画像解析ソフトであるBundlerとPach-based Multi-view Stereoを利用することでStructure from Motionを用いたカメラの位置姿勢推定と密な点群による3次元地図生成を行う.実験により室外環境での3次元地図生成と,任意視点の画像の生成を行い利用者に任意視点画像の提供可能なシステムであることを示した.
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浅井 智史, 山下 淳, 金子 透, 淺間 一
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-3
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
自律ロボットが目的地に移動するためには,環境認識と動作計画の機能を必要とする.本研究では,オドメトリによる自己位置推定ができない2足歩行ロボットのための自己位置推定手法を提案する.提案手法では,ロボットはステレオカメラで撮影された画像を使用してVisual SLAMを行い,3次元グリッドマップを生成する.そして,目的地までの動作計画と移動を行う.実験により,提案手法の有効性が示された.
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安藤 槙吾, 窪田 純貴, 山本 昇志
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-4
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
我々はカメラから取得した画像から特定の物体の正確な寸法を計測し,製造現場で簡易に情報支援を行うことができるシステムの開発を行っている.従来,物体の寸法計測には,複数カメラの視差を用いたり,レーザー走査との組み合わせで実現する方法が開発されている.しかし,これらの手法は装置が高価であったり,校正が複雑であるなどの問題点が存在する.そこで,我々は簡易的な寸法計測の方法として,超音波距離センサを組み合わせる方法と,作業者による奥行き移動から寸法を推定する方法を検討した.超音波距離センサとの組み合わせは非常に廉価で環境に影響されにくい寸法計測が可能である.一方,奥行き移動を利用した方法は若干の誤差は出るものの,1台のカメラのみで概略寸法を計測できる可能性を明らかにした.
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坂本 真一, 山本 昇志
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-5
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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近年,理解力や創造力向上の効果を期待して教育現場に電子黒板などのデジタル教材を積極的に導入する施策が行われている.しかし,単に端末を与えたり,黒板に映像再生機能を持たせるだけでは効果を上げるのは困難だと考える.そこで我々はペンインターフェイスを用い,紙に記載しながらWebアクセスや過去の記録内容を検索できる機能を備えた電子ノートシステムを開発した.ここではペンとタッチインターフェイスを組み合わせた入力支援機能や各種検索機能の使い勝手などについて検証をした結果について報告する.
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川辺 泰弘, 松嶋 一浩, 佐藤 美恵, 春日 正男, 橋本 直己
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-6
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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鑑賞者の周りをスクリーンで覆い,そこに映像を投影することで鑑賞者に没入感を与える全周囲映像提示に関する研究が行われている.しかし,これらの装置は個人で利用するには高価で大掛かりである.そこで本研究では,個人でも利用可能な全周囲映像を実現するために,魚眼レンズと室内の壁面,床面を利用し,鑑賞者の前後左右の壁面と床面に全周囲映像を提示することを試みる.
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田中 利明, 井上 未知美, 佐藤 美恵, 春日 正男, 石川 智治, 阿山 みよし, 橋本 直己
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-7
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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近年,ディスプレイ装置におけるHDR (High Dynamic Range)表示の研究が盛んに行われてきている.HDR表示とは,表示可能な輝度範囲を広げ,かつ階調数を増加させた画像表示である.そのため,HDR表示と一般的な画像表示では,最適となる応答特性が同一であるとは限らない.また,人の目には認識可能な最小輝度差があるため,各階調に与える輝度差を認識できなければ階調数は増加したことにならない.そこで本研究では,2種類の応答特性における認識可能な階調数を測定し,それらの特徴を分析する.その結果から,HDR表示に適する応答特性を検討する.
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鈴木 光一朗, 橋本 直己
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-8
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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交通事故の原因のひとつとして,自動車運転者の視界に存在する死角による認知の遅れや欠落がある.交通事故を始めとした道路交通の諸問題を解決するための高度道路交通システムの取り組みは,研究段階であるものが多く,交通事故件数の減少も穏やかであるため,更なる安全性の向上のための研究開発が求められている.本研究では,普及している車載カメラ映像を車車間通信により共有して用いることで,大規模なインフラ整備を要さず,画像処理とヘッドアップディスプレイによって,直観的な映像提示を行い,運転者の視界に存在する前景の障害物による死角の影響を低減する視界支援システムを提案する.
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須永 知樹, 橋本 直己
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-9
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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3Dモデルの制作において,概形を造りそれを基に詳細化する手順がとられる.この場合,高度な機能よりも柔軟に表現可能な操作性が重要である.本研究では概形を素早く形作ることを目的として,直感的な3Dモデルの製作が可能なシステムの構築を行う.インタラクティブなモデリングを実現するため,ユーザが形成した粘土の形状をリアルタイムに取得しポリゴン化を行う.またリアルタイムで編集可能な3次元インターフェースによるペインティング機能を実装する.これらの機能を一台の深度センサとカメラで実現する手法を提案する.
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葉山 書緯, 藤吉 正明, 貴家 仁志
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-10
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本稿は,可逆情報埋込のために埋込パラメータ決定を高速化している.対象の可逆情報埋込法では,埋込パラメータの決定に,埋込処理時間の最大約7割を費やしている.提案法では,埋込パラメータの決定に要する時間を最大約1/250に低減し,可逆情報埋込の高速化に寄与している.
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中村 亮介, 石塚 賢人, 後藤 敏行, 田村 直良
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-11
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本研究では,映像と音楽が同期して動作する仮想空間オーケストラを実現するために,視覚情報と聴覚情報を統合して取り扱うことのできる視聴覚統合システムの枠組みを構築する.これにより,MIDIを利用して映像と演奏情報の提示タイミングを正確に制御することが可能になった.さらに,このシステムを利用して,映像と音楽の時空間的ズレが知覚に及ぼす影響について評価実験を行い,仮想環境システムが目安とするべき同期性について検討した.
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市川 真基, 後藤 敏行, 影井 清一郎, 岩澤 多恵
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-12
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
一般に肺血流は肺動脈から肺野に入り肺静脈に出るという1入力モデルとして表現できる.しかし,癌の周辺組織では血管新生と呼ばれる特殊な血管組織の生成により,周辺組織から血液が導入され,血流状態が変化することが知られている.本研究では,1入力モデルを肺野の血流解析に適用した場合の誤差を指標として癌領域を解析する方法について検討した.また,多入力モデルを用いることで,腫瘍部で観測される多峰性のデータにおける血流状態を分離して解析できる可能性があることが分かった.
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佐藤 大, 岩男 悠真, 後藤 敏行, 若井 秀之
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-13
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
鉱山環境で動く大型車両は運転者からの死角領域が大きく,天候の影響や夜間の照明状況によっては脱輪,転落,衝突事故の危険性がある.本研究では,これらの危険を防止するために,事前に3次元マップを生成し,そこから危険位置を判定し,車両搭載のDGPSの位置情報と照合することで車両が危険位置にいることを通知可能なシステムの構築を目指す.今回はその第1段階として,距離画像センサの情報をもとに特徴点追跡によるカメラ位置推定を用いて,精度を保証しながら3次元形状を構築する方法について検討する.
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新穂 龍太朗, 齋藤 康之
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-14
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
画像にBGMを付けることで印象をより強めることができるが,画像の印象にマッチした楽曲を自動的に推薦する手法はいまだ確立されていない.本研究では,正準相関分析を用いることで画像と楽曲の主観的な対応関係を学習し画像にマッチする楽曲を自動で推薦する手法について検討する.
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飯島 崇裕, 齋藤 康之
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-15
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本研究では,オーケストラ譜からデュオ譜への半自動編曲システムについて提案する.オーケストラ譜からデュオ譜へ編曲するためには,オーケストラ譜をソロパート譜とピアノ伴奏譜に分ける必要がある.しかし,オーケストラ譜からピアノ譜へ編曲することは容易ではない.なぜならオーケストラ譜は複数の楽器パートにより構成されており,それらをピアノ伴奏として演奏できるように編曲しなければならないからである.今回提案するシステムでは,ピアノの演奏における問題点を考慮し,ピアノ伴奏譜を生成する.ピアノ伴奏譜と事前に手動で抽出したソロパート譜を結合し,デュオ譜を生成する.
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丹後 彩乃, 仲野 豊, 吉田 俊之
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-16
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
定期的に内容が改訂された印刷文書の多くは,定型の下に一部の項目のみが変更されることが多く,旧版との変更点,相違点の自動検出が必要となる場合がある.その手法の1つとして,著者らは,文書を画像として扱い,画像マッチングと最長一致系列の抽出に基づいて類似文書を比較し,変更点を検出する手法を提案した.しかし,比較する文書は1段組みで図や表を含まないものに限定されており,それ以外の文書に対して適用することはできなかった.そのため本研究では,1段組み文書だけでなく,2段以上の段組みや表が入ったレイアウト構造の文書画像についても適用できるように改良し,実験によりほぼ所期の結果を得た.
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尾形 尚敏, 水野 真城, 仲野 豊, 吉田 俊之
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-17
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
エピジェネティクスにおける細胞分裂過程の観測を支援するため,我々は過去の研究において細胞画像の時系列を対象に細胞領域の抽出と複数の親子関係の親子関係の追跡手法を構築した.しかしながら,当該手法では追跡処理の精度が低く,多数の細胞を扱えるには至っていない.そこで,本研究では細胞の分裂,増殖に伴う細胞の出現や移動を考慮した手法に改良した.実験により,これまでより多くの細胞に対する高精度の追跡が可能となることを示す.
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北出 伸行, 仲野 豊, 吉田 俊之
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-18
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
類似した印刷文書を画像として扱い,画像マッチングと最長一致系列の抽出に基づいて変更点を検出する手法が提案されている.この手法では,各文字の外接矩形が文書間で異なる問題に対応するため,細分割されたブロックを適宜統合するとともに,統合ブロックが存在する可能性のもとで最長一致系列を抽出して変更点検出を行っている.しかし,過去の文献では,統合する回数を制限していたため,そのアルゴリズムの完全実装は行われていなかった,そこで本研究では,この方法を任意の統合回数まで拡張し,また両文書間におけるBB統合を用いたマッチング法に改良し実装することにより,変更点検出の高精度化を行い実験によりその有効性を検証した.
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山田 直紀, 井ノ上 寛人, 茂木 正人, 安西 克巳, 佐藤 美恵, 春日 正男
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-19
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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日本の企業は経済停滞の中で年功序列や終身雇用などの雇用制度から変化しつつある.その一方で,長期雇用の良い面を維持する企業も多い.しかし,雇用状態と企業業績の関連性については不明瞭な点が多々あり,さらなる調査や研究が望まれている.本稿では,まず,雇用の在り方と企業の業績の関連性について検討するため,業種間の分析を行い,非正規労働者との関連性を見る.次に,企業間の分析を行い,産業毎の経営特徴について検討する.
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長谷阪 悟, 新舘 佑理, 安西 克巳, 佐藤 美恵, 春日 正男
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-20
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
近年,金融機関は企業に対して知的資産を審査基準に含めた貸し出しを行う傾向にある.しかし,審査における企業評価の難しさや評価の際にかかる費用の問題もあり,知的資産の適正評価は金融機関の課題になっている.その背景には,知的資産に関する有効な評価の検討が十分に行われていないことがある.本稿では,企業の定性評価項目であり,知的資産の中の一つである"技術力"に着目し,安価かつ容易な方法による企業の技術力を基準とする定量的な評価方法を検討する.
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新舘 佑理, 長谷阪 悟, 安西 克巳, 佐藤 美恵, 春日 正男
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-21
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
企業倒産に伴うリスクを回避するため,倒産予測モデルの研究は以前から進められてきた.近年は金融工学の発展により,倒産予測モデルの精度が高まり,金融機関の格付けでも活用されるようになったが,ロジックが分かりづらく,金融機関などでは使い勝手が良くないといった問題がある.そこで,本研究では,新たな倒産予測方法の提案を目的とする.本稿では,従来の倒産予測方法の課題を抽出した.さらに,2つの指標で企業の経営状態を判別でき,財務における課題予測の可能な手法を検討した.
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高橋 未來, 井ノ上 寛人, 佐藤 美恵, 春日 正男
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-22
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
近年,コンピュータの普及に伴い,文字のデザインも多様化している.文字をデザインする際には,フォントの選択や,文字に伴う奥行き表現などを考える必要がある.文字の奥行き表現には多くの種類が存在するが,本稿では,フォントの特徴との相互作用が特に強いと考えられる陰表現に着目する.そして,フォントと陰を伴う奥行き表現を組み合わせてデザインされた字形の印象評価を行い,文字のデザインと印象との関連性ついて検討する.
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鈴木 遼人, 島村 寿江, 森 翔太, 佐藤 美恵, 春日 正男, 澁久 奈保, 徳井 圭, 岩内 謙一
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-23
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
近年,立体画像表示技術が向上し,スマートフォンのようなモバイルディスプレイから大型の液晶テレビで立体映像を楽しむことができるようになった.画面サイズが異なる場合,同じ3Dコンテンツを視聴してもその印象は大きく変化すると考えられる.本研究では,スマートフォンと液晶テレビにおいて立体画像の印象評価実験を行い,スマートフォンのようなモバイルディスプレイに適した立体画像の演出方法について検討する.
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千葉 喬介, 平野 晃昭
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-24
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本稿は,AR (Augmented Reality: 拡張現実)を用いて,複数同時にマーカーを使用する手法,およびそれを利用した家具の仮想配置システムを提案する.ARは,webカメラ等から取得した映像にCG等の情報を付与して,その映像コンテンツを強調する技術である.この提案システムを利用することで,家具の配置を頭の中で考えるのではなく,現実空間に家具を3DCGとして容易に配置可能である.これは,実際の家具の配置を決める前段階として有効な手段となる.また,ベッドなどの重量のある家具でも,マーカーを印刷した紙を動かすだけで簡単に家具の3DCGを動かすことができる.
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福吉 広涼, 橋本 直己
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-25
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
周囲の空間を映像で包み込んで仮想空間を作り,没入感を得ることができる没入型仮想環境などの研究が近年盛んに行われている.しかしこれらの技術は広視野な映像投影ができる反面,機材が大掛かりになったり使用準備の手順が非常に煩雑になったりする問題点を含む.そこで本研究ではスマートフォンを用いた広視野投影システムの提案と題し,使用する機材の小型化と,投影面の自動幾何補正による設置手順の簡易化を試みる.スマートフォンとプロジェクタで一組とし,これを複数組用いる.またスマートフォンを利用することでカメラとPCの役割を担い,さらに端末搭載カメラが複数使えるため投影面の拡張に限界のない広視野な映像提示を実現する.
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石田 佐句, 橋本 直己
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-26
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
近年,映像とのインタラクションを提供するデバイスが注目されており,街中で見かけるデジタルサイネージ等にも対話的なシステムが普及しつつある.よって本研究では,映像を触ったり叩いたりするインタラクションを可能にする,バルーンを用いた立体型ディスプレイの開発を行う.空気で膨らんだバルーンの内側からプロジェクタを用いて映像投影を行うと同時に,赤外光と赤外カメラを用いて手などの接触部分の検出することで,映像とのインタラクションを実現する.子供から大人まで直感的な操作ができるインタラクションを実装する.また,接触によるバルーンの凹み具合から接触の強さなどを検知し,今までなかった接触の強さを用いた接触判定を可能とすることで,インタラクション性を向上させることが出来る.
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櫻井 淳一, 橋本 直己
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-27
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本研究では,日常的な空間における最新CG技術を駆使した高品位な映像を用いたプロジェクションマッピングによる拡張現実感提示と,その動画像の提示を観客の動作に合わせて行うことによって,観客が実環境における空間の一部であるかのように錯覚する超臨場感を実現する.観客の動作をカメラでセンシングし,その動作に対応するあらかじめ用意された高品質な映像を提示することによって,空間の動的変化を仮想的に実現する.提示する映像は,用意した多数の動画像から観客の動作に応じて動的に選択することで,あたかもリアルタイムに動画を生成しているかのように観客に提示し,高い臨場感を演出する.
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山崎 友也, 吉田 俊之
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-28
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
著者らは,帯域制限下での動画像伝送において極力高い画像品質を得るため,単位秒あたりのフレーム数と単位フレーム当たりの平均符号量を適応的に制御し,時空間の主観評価値(MOS)の予測値を最大化する動画像符号化法,および大容量バッファを用いて予測MOSを平坦化し,シーン間で画質の変動を抑える画質平坦化法を提案しており,さらにこれらをスケーラブル符号化に拡張し,H.264スケーラブル符号化器上に実装してその有効性を確認している.本稿では,この予測MOSに基づくスケーラブル符号化法において,レイヤ間での符号化効率の変動を考慮することでMOS予測の精度向上を図ると共に,各レイヤでのビット割り当て法に改良を加えた.さらに,実験により提案法の有効性を検証した.
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山口 竜宏, 仲野 豊, 吉田 俊之
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-29
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
対象物体の焦点情報から物体各点までのdepth値を求め,その3次元形状を復元する手法として,Shape From Focus/Defocus法が知られている.これは,焦点を変化させて撮影した多焦点画像系列からブロック単位に合焦評価値を算出し,完全合焦点を予測することにより距離推定を行う手法である.この手法においては,表面テクスチャの周波数成分が一様ではなく,例えば互いに大きく離れた2つの周波数成分のみを有するテクスチャに対しては合焦評価値の形状が乱れ,depth推定に誤差が生じる問題が残されている.本研究では,2次元のリング状のBand-pass filterを用いてテクスチャの帯域を分割し,各帯域毎に合焦評価値を算出することでdepth推定の際に生じる誤差を低減する手法を提案し,実験によりその有効性を示す.
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竹村 直樹, 西 一樹, 白井 直哉, 川島 安武
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-30
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
これまで,バーコードリーダーの読み取り方式はレーザースキャン方式が一般的であったが,バーコードイメージを撮影し,画像内をデコード走査する手法が提案されている.フォーカシングシステムとして電圧印加による液体レンズ制御を用いており,レンズ制御の高速化がシステム全体の高速化の鍵となっている.そこで本稿では,撮影距離を越えた焦点距離に相当する電圧を意図的に印加し,レンズの形状変化を待つことなく、変形の途中でイメージを撮影することで,これまでより高速に合焦イメージを得る手法を提案する.
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森下 沙耶, 岡部 誠, 尾内 理紀夫
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-31
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
近年,CGやアニメーションを使用した映像作品を多く目にする.これら映像作品を作成するときの問題点の一つが効果音の付加である.既存のシステムでは,効果音を鳴らすタイミングを1回1回手動で指定したり,映像に合わせて音量や再生時間を調節したりする必要があるため,1つの動画作品を作り終えるまでに時間が掛かってしまう.そこで,効果音を鳴らすタイミングや音量・再生時間の調節を半自動的に行うことで,動画製作における作業時間を短縮する効果音付加支援システムを提案する.作成したシステムの概要とそれに用いた技術,既存システムを用いた場合との比較実験結果について報告する.
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吉田 聡, 泉 正夫, 辻 洋
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-32
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
安価なデバイスであるKinectがどの程度の能力があるのか調査するため,歩行動作をしている人に対する人物判定を試みる.歩行動作を定義し,Kinectから得られる5人の情報を用いて歩行動作を表す特徴ベクトルを作成した.そして主成分分析を用いて特徴空間を構築した後,特徴空間での各クラスの重心からの距離と分散を用いてテストパターンの判定を行った.結果としてKinectは歩行動作をしている人物5人に対して判定した場合の適合率は約80%であることを示し,その結果と手法について考察した.
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望月 美里, 高橋 裕樹
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-33
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
レシピ検索サイトは多数存在するが,利用者個人に合わせたレシピ推薦は行われていない.そこで本稿では(1)調理履歴から算出した嗜好食材に基づく推薦,(2)余剰食材を考慮した推薦,(3)調理履歴のレシピの調理法を考慮した推薦を提案する.(1)では,同じ食材が続かないように近い日に使用した食材の推薦度を低くする.(2)では,登録日が古い食材の重みを大きくする.(3)では,2週間前までの履歴を考慮し,レシピの偏りを減らすために,あまり調理しない調理法のレシピを推薦する.レシピ推薦は,(1)(2)(3)の推薦手法を組み合わせ,ニューラルネットワークを用いて各推薦の貢献度を調整し,個人嗜好に合ったレシピの推薦を行った.
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梅村 隆, 高橋 桂太, 酒澤 茂之, 金子 正秀
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-34
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本論文では,固有空間法に基づく似顔絵生成手法を3次元データに拡張することで,個人の特徴を強調した3次元似顔絵を生成できるシステムを提案する.また,個人の特徴を活かしつつキャラクターとして「かわいい」3次元似顔絵を生成する手法も提案する.
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許 林, 高橋 桂太, 金子 正秀
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-35
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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本研究では、横顔の写真を入力として横顔似顔絵を自動生成する手法を提案する。従来の横顔似顔絵の生成に関しては、対象人物の横顔と平均顔についてエッジ特徴の差を求め、この差を外挿して強調する方法があるが、自由度が必ずしも高くなかった。また、我々の研究グループでは、形状に関する特徴と配置に関する特徴を個別に制御することが可能な柔軟性の高い似顔絵生成の研究を行ってきたが、正面顔を対象としており、横顔に関して充分に検討していなかった。そこで、本研究では、主成分分析を用いて横顔における個人的特徴を分析し、それに基づいて個人の特徴を強調した横顔の似顔絵を生成する手法を構築した。また、横顔の審美基準に基づいて横顔の美しさを定量的に評価する方法も検討した。
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荒井 孝普, 高橋 桂太, 金子 正秀
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-36
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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お手伝いロボットのように,人間に対して働きかけを行うロボットでは,人間の邪魔をしないように割込みタイミングを決定することが重要である.本稿では,複数人での会話環境下で,適切なタイミングで割込みを行い,受取人に荷物を届ける配達ロボットについて報告する.このロボットでは,カラーカメラによる個人識別,及びマイクロホンアレイによる音源位置推定を利用して,発話者推定を行う.次に,受取人の会話状態を表すマルコフモデルを発話者推定の結果に応じて更新することで,会話の間を判断し,受取人に対して割込みを行う.この会話モデルでは,受取人が発話し続けなくても,他者の話を聞いている状態を推定できる.また,受取人と会話相手の関係を導入することにより,相手に応じた会話の重要度を差別化することが可能になる.
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岩上 雄貴, 渡部 大志, 崔 英泰, 酒井 勝弘, 中村 納
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-37
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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防犯カメラから犯行現場画像と被疑者画像との撮影角度を吸収するため,姿勢変化に対する耳介認証システムのロバスト性を向上させるアルゴリズムを提案した.カメラ平面外回転方向への姿勢変化に対応するため,姿勢変化後のGabor Jetを推測し判別分析に学習させた.提案手法の有効性が実験的に確認でき,犯行現場画像中の耳介画像から被疑者の候補を挙げるシステムの精度向上の可能性が示せた.
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石郷 絵美, 饗庭 絵里子, 中村 祐介, 石田 適志, 長田 典子
原稿種別: 本文
セッションID: ME2012-38
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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CGにおいて物体の質感をリアルに表現する研究が多く行われている.しかし,布の動きの表現は物理法則を元にした力学シミュレーションで行われ,各パラメータの設定は人の手に委ねられている.そこで,布の光学特性と動き特性の関連性に関する感性的特徴を利用して,光学特性から布の力学特性を推定する手法について検討する.クロスシミュレータによるアニメーションを用いた印象評価実験を行った結果,布の動きには堅柔感と軽重感が関係することがわかった.またこれら感性的特徴は織り構造,曲げ抵抗と反射・透過光等の物理特性との関連が見られた.これにより布の視覚情報から力学特性を推定し,アニメーションのリアリティ向上を図る可能性を示唆した.
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原稿種別: 付録等
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App1-
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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原稿種別: 付録等
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App2-
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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原稿種別: 付録等
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App3-
発行日: 2012/02/11
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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