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原稿種別: 表紙
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Cover1-
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 目次
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Toc1-
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
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藤本 賢志, 胡 振程, Thomas Feraud
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-1
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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少子高齢化の進行に伴い,高齢者の移動の負担を軽減するために室内電動カートSTAViが開発された.前輪駆動型のSTAViは後輪がフリーキャスターとなっており,その影響から走行制御が難しい.本研究では,自己位置推定と環境地図作成を同時に行うSLAMを用いて,STAViの走行制御を行う.制御手法として,ユーザーが指令したように駆動するユーザーアシスト制御と,姿勢と目標位置を指令する完全自律走行制御の2種類がある.さらに,危険度マップを用いた衝突防止システムを構築する.
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猿渡 章太郎, 胡 振程, Thomas Feraud
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-2
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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SLAMとは自己位置を計測しながら障害物マップを作ることであり,ロボットや自律走行分野に広く応用されてきた.従来ではジャイロセンサーや車速センサーを等の手法が主流であるが,タイヤの空回りやスリップに対応できないため,近年画像処理に基づいたVisual SLAMの手法が注目を集めている.本研究では,複数台のカメラを接続した全方位カメラから取得した画像を用いたVisual SLAMを提案する.この手法は単眼カメラより範囲が広く,曲面ミラーを用いた全方位カメラより使える部分が多い画像を用いることでより正確な自己位置の計測を可能にしている.
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内田 奈穂子, 胡 振程, 吉富 仁, 董 延超
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-3
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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近年,自動車保有台数の増加に伴い,交通事故・渋滞・環境汚染等の道路交通問題が深刻化している.特に交通事故は,ドライバーの脇見や疲労,居眠り等の漫然運転が大きな原因となっている.本研究はこのようなドライバーの漫然運転を防止するために,ドライバーの顔特徴点の動きから漫然運転を判断して警告するシステムを目指す.従来の顔特徴点検出にはRGB画像が用いられることが多いが,RGB画像は環境光の影響が大きく,環境光の変化が大きい車内では安定した特徴点の検出が難しい.本稿では照明の変化に影響されない距離データを用いた顔領域および鼻領域の検出を行う.
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趙 サイ, 周山 大慶, 松島 章, 奥野 洋一
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-4
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
金属格子を用いた表面プラズモンバイオセンサについて,従来の入射角解析より,新しく位相解析の方法を試してみた.金属格子の表面に未知の屈折率の試料を置き,レーザ光を照射して0次の回折光を検出するという状況を想定して計算シミュレーションを行った.位相検出の精度を2.5×10^<-2>度と仮定すると,7.5×10^<-7>程度の高分解能を達成することができた.さらに,10^<-8>程度の高分解能を実現する方法を検討した.
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重冨 圭亮, 内田 一徳
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-5
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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本論文では,簡単な1波モデルと2波モデルを用いた電磁界計算法に基づき,複雑な都市環境における電界強度分布の数値シミュレーションを行う.まず,基本となる1波モデルと2波モデルについて議論し,振幅補正値αと伝搬距離のオーダーβを導入することによって,このモデルが任意の伝搬環境に適応できることを述べる.次に,この伝搬モデルと秦の実験式とを比較することにより,この2つのパラメータの値が簡単な式で決定できることを示す.最後に,市街地建造物の密度等に関係している容積率を用いた電界強度分布の推定法を提案し,数値例を示す.
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李 峻赫, 内田 一徳
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-6
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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本論文では,センサノードや基地局等の最適配置のためのアルゴリズムを提案する.まず,振幅補正因子αと伝搬特性のオーダβを導入した1波及び2波モデルに基づいて,大都市や山林,砂漠など,複雑伝搬環境下の伝搬特性を近似的に表現する電界表現式を用いて,通信距離の推定式を導く.また,この推定式に基づき,基地局最適配置のための通信距離関数を定義し,その通信距離関数を用いてコスト関数を決める.次に,定義したコスト関数を利用してPSO (Particle swarm optimization)法に基づく数値計算によって,基地局配置の最適化を行う.最後に,仮想的な通信距離関数を与え,3角形セルを基本とする基地局配置の数値例を示す.
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永尾 諒, 岩重 二郎, 祝田 元彦, 諌山 祐樹, 亀山 紗己
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-7
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
都市内の電波伝搬経路を予測することは,電波資源の有効利用の観点から重要である.しかしながら,都市内ではビル等の建造物のエッジや壁面による散乱のため,電波伝搬に影響を与える.本稿では建造物を想定した簡単なモデルとして2つの高さが異なる平行でない水平エッジによる電磁波の回折についてGTDを用いて考察を行った.
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祝田 元彦, 岩重 二郎, 永尾 諒, 諌山 祐樹, 亀山 紗己
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-8
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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屋外の電波伝播では,都市内のビルエッジや壁面によって電磁波は散乱され通信品質に影響を与える.そのようなビルのモデルとして任意角度をなす2つのエッジによる電磁波の回折を解析する必要がある.しかし,2つのエッジの高さが異なり平行でない場合,回折点を理論的に決定することは困難である.そこで,本稿では仮回折点を繰り返し求めていく手法とその数値例を示す.
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諌山 祐樹, 岩重 二郎, 亀山 紗己, 永尾 諒, 祝田 元彦
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-9
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
都市内では,電波はビル等の建造物によって散乱され,通信環境に悪影響を及ぼす.したがって,より良い通信環境を構築するには,ビル等の建造物が電波伝搬にどのような影響を与えるのか解析する必要がある.そこで本研究では,ビルエッジを構成するくさびの内角や材質,波源のくさび表面に対する入射角が,回折電磁界に及ぼす影響について考察を行った.
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亀山 紗己, 岩重 二郎, 諌山 祐樹, 永尾 諒, 祝田 元彦
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-10
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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都市内では,電波はビル等の建造物によって散乱され,通信環境に悪影響を及ぼす.従って,建造物が電波伝搬にどのような影響を与えるのかを解析することが重要である.筆者らは,これまでビル等のエッジを構成するくさびの形状や材質が回折電磁界にあまり影響を与えないことを示してきた.本稿では,くさびの材質やその表面の凹凸が反射界や回折界に及ぼす影響につて考察した.
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猪俣 和史, 松永 利明, 松永 真由美, 内田 一徳
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-11
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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携帯電話や無線LAN等の無線通信が壁や窓から影響を受けることに着目し、窓ガラスの構造が異なる方形建造物のモデル内および周辺における電界強度分布を実験値およびFVTD法による計算値の解析を行う。実験モデルとして窓ガラスが単層の場合と複層の場合の2つのモデルについての比較を建造物の内側と外側で行った。結果は、建造物内側では、複層の方が単層に比べて高い電界強度を示した。建造物外側では、複層の方が単層に比べて電界強度が大きく減衰した。よって、単層と複層で伝搬が異なることが分かった。
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辰巳 隆二, 松永 真由美, 松永 利明
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-12
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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トンネルや地下街における無線通信環境改善に関する研究の一環として、これまで、建造物周囲を伝搬する電磁波を電磁波解析と実験により建造物構造を考慮して解明してきた。本論文では、コンクリート壁表面に設けた周期構造の円形凸起が、反射波に与える影響をCIP法(Constrained Interpolation Profile Scheme)による2次元電波伝搬解析を用いて検討している。シミュレーション結果は、円形凸起を有するコンクリート壁からの反射波の方が平らな場合に比べて高くなることがある事を示している。つまり、円形凸起の周期間隔に依存してコンクリート壁面からの反射電界強度が周波数特性を持つことが分かった。円形凸起を活用する応用例として、L字曲がりを有するトンネルモデル内を伝搬する電波の円形凸起の有無による変化を示している。
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中島 龍一, 西山 英輔, 豊田 一彦
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-13
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本稿では,無線電力伝送やエネルギーハーベスティングに用いるレクテナの機能向上を目的として,任意方向の直線偏波が受信可能なレクテナを提案する.本レクテナでは任意方向の直線偏波を直交する2つの偏波に分離して受信・整流し,それらを直列接続することで任意方向偏波の受信を実現している.本報告では,本提案のレクテナの基本特性について検討した結果を報告する.
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乙丸 寛樹, 西山 英輔, 豊田 一彦
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-14
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
我々は新しい構成のディファレンシャルモードレクテナユニットを提案し,その基本動作を確認している.このレクテナユニットはアンテナ素子,給電線路,整流回路を一体複合化したデバイスであり,非常に簡単な構成をもつという特徴がある.そこで,本稿ではアンテナ素子の給電線路と整流回路を構成する線路の特性インピーダンスに注目し,実験的に最適化の検討を行った結果を報告する.
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田口 光雄, 平田 拓朗
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-15
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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長方形導体板上に配置した、不平衡給電超低姿勢逆Lアンテナを向かい合わせに配置した無線電力伝送システムについて、送受信アンテナの入力インピーダンスが50Ω、約40Ωとなるように、それらの形状を設計した。送信アンテナの入力インピーダンスは、50Ωより大きくなるが、電力伝送効率は90%以上とそれほど低下していない。設計周波数は1GHzである。
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田口 光雄, 峰 一平
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-16
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
方形導体板上に配置した不平衡給電超低姿勢逆Lアンテナを用いた無線電力伝送システムにおいて、送受信アンテナ間の位置ずれによる電力伝送効率の劣化を防ぐため、受信アンテナを2個として数値解析を行っている。設計周波数は1GHzである。導体板の大きさを129mm×46mm、送受信アンテナの間隔を14mmとしたとき、位置ずれがx=98mmまでのとき80%以上の電力伝送効率を実現した。
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田口 光雄, 河崎 浩之
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-17
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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咽頭部に挿入したカテーテルの位置を高精度に検出する方法の基礎検討として、2個の長方形導体板上の超低姿勢逆Lアンテナを用いた装置を検討する。送受信アンテナの配置により、S21特性がどう変化するかを数値計算している。
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田口 光雄, 木田 拓海
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-18
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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長方形導体板状に配置した超低姿勢逆Lアンテナの周辺に、8本の寄生素子を反射器として配置した構造の、局外中継車搭載用送信アンテナのモデルを提案している。アンテナの大きさが375mm×180mm×255mmのとき、周波数帯域770MHz〜806MHzでリターンロスが-10dB以下となり,指向性利得10.03dBi〜9.96dBiを得た。
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田口 光雄, 東 直人
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-19
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
矩形ループアンテナをガウシャンモノサイクルパルス電圧源で励振する場合に、電磁波がどのように励振されるかを、電磁界シミュレータを用いて数値解析し、電磁界の時間応答を可視化している。また、可視化された結果からループアンテナ近傍での電界、磁界の振る舞いを考察している数値解析には、モーメント法に基づく電磁界シミュレータWIPL-Dを使用し、パソコンの画面上で一定時間間隔毎の電磁界分布を表示して取り出している。
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沢田 智, 藤沼 勇人
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-20
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
2012年のロンドンオリンピックにおいてNHKは,OBS(オリンピック放送機構),BBC(英国放送協会)と共同で,スーパーハイビジョン(以下SHV)による公開上映を日本,英国,米国の各会場で実施した.
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丸山 創太郎, 福迫 武
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-21
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本報告では,同軸給電によるマイクロストリップアンテナの広帯域化の手法として,SMAコネクタの外導体円筒部を誘電体基板内に延長し,その先端をフランジ状に広げることを提案する.提案するアンテナは,S11特性で37%(4.75GHz〜6.90GHz)の比帯域を実現した.また,この手法は人工グランド構造による円偏波マイクロストリップアンテナの広帯域化に応用することができる.
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石井 将彦, 福迫 武
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-22
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本研究では右手系/左手系複合線路(CRLH-TL)を用いた円偏波漏れ波アンテナ(CPLWA)の放射効率向上を実現した.以前の研究においてCP LWAはユニットセルの寸法を調節することによる位相差制御,CRLH-TLを移動し,グラウンドの両側のエッジからの距離を調節することにより得られる振幅制御により実現された.さらに今回はユニットセルの数を13個に増やした場合でも,同様にこの方法は適応でき,実験において円偏波特性を維持したまま2.68GHzから2.9GHzの使用周波数帯において約52%の放射効率が得られた.ユニットセルの数が8個の場合に比べ放射効率は約16%向上した.
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田中 明賢, 藤本 孝文
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-23
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本稿では,方形パッチの各辺に2対のクランク状スリットを装荷した1点給電型円偏波用3周波共用マイクロストリップアンテナを提案している.クランク状スリットの長さおよび位置を調整することにより,3つの周波数および軸比が調整可能であることをシミュレーションにより明らかにしている.また,得られた設計手順によりGPS用3周波数(L1band, L2band, L5band)共用アンテナの設計を行っている.
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田中 大資, 藤本 孝文
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-24
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本研究では,上下パッチを短絡したスタック化方形パッチマイクロストリップアンテナ(MSA)とスタック化リングMSAを組み合わせた3周波共用スタック化MSAを提案している.2つのアンテナはLプローブにより励振されている.提案するアンテナの特性(VSWR,放射指向性)および動作原理をシミュレーションにより明らかにしている.さらにWimax (2.5GHz/3.5GHz/5.8GHz)用アンテナとして設計を行っている.
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渡邊 紀貴, 山田 雄太, 緒方 将人, 松岡 剛志
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-25
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
九州産業大学では、ホワイトスペースを活用した地域限定ワンセグ型のエリア放送(KSUエリア放送、きゅうさんだいエリアほうそう)を平成24年9月から運用している。本稿では、サービスエリアである九州産業大学キャンパス内での受信電界強度をはじめ様々な特性を測定し、エリア放送での受信特性を考察する。
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平梅 智亮, 松岡 剛志, 緒方 将人
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-26
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
近年、GPU (Graphics Processing Unit)を用いた数値計算の高速化が注目されている。GPUはCPUと比べ多くのプロセッサ・コアを有しており、多数あるコアが並列に動作することで高い計算能力を生じるプロセッサである。また、時間領域の電磁界解析手法の1つにCIP法があり、その優れた位相特性から計算の高速化が期待されている。本稿ではCUDAを用いてGPU上でCIP法による1次元電磁界解析を行った。CUDAのスレッドとブロックの関係について計算時間を評価した結果、ブロック数に関わらず1ブロックあたり64個のスレッド数が効率的であるとわかった。
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大西 哲平, 馬場園 智貴, 木原 健, 大塚 作一
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-27
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
現在,高精細な携帯ディスプレイが急速に普及しており,図形情報の重要性が益々高まっている.情報呈示の際に,構図は情報の視認性に影響を与える重要な要因と考えられる.我々は,一般的に広く利用される図形情報の中でも,単純で構図変化に富んだ典型例としてテレビジョンで放送されている天気予報図に着目した.本検討では,天気予報図の構図要素の中でも特にシンプルな「離島を示す区切り線の長さ」を操作し,構図と視認性の関係性を調査した.主観評価および視線計測実験の結果,区域分割の強度が天気予報図の視認性に大きく影響することが確認された.まず,区切り線の長さが中程度の場合に視認性の評価が最も高くなり,視線は必要な情報が呈示されている場所を広く,むらなく移動する傾向が見られた.一方で,区切り線が長い場合や短い場合は視認性の評価が低くなり,視線は重要度が低い場所にむしろ多く集中する傾向が見られた.
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光永 直寛
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-28
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
中波の親局に1kW予備送信機を整備し、予備空中線として、一人で展開ができるワイヤーアンテナを製作した。アンテナは単条傾斜型アンテナを変形した1/4λ逆L字アンテナで、新たに建設したものは高さ10mのコンクリート柱のみである。通常アンテナは局舎に収納しているが、一度方法を確認すれば、約15分で使用可能な状態とすることができる。実測での効率は28%と簡易な割には高く、十分使用に耐えうることを確認した。
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本田 純一, 大津山 卓哉
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-29
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本論文では,三次元形状からなる飛行物体からの散乱電力を推定する数値計算アルゴリズムを提案している.レイトレーシング法に基づいた本提案手法は,レイ探索手順を簡単化することで計算時間を短縮し,広域問題への応用を図っている.また東京タワーから放射される地上デジタル放送波を利用した実験結果として,東京湾近辺を飛行する航空機からの散乱電力強度の測定結果を示している.数値計算結果と実験結果を比較し,本提案アルゴリズムが有用であることを示す.
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松岡 剛志, 緒方 将人
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-30
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
「地上デジタル放送に割り当てられたUHF帯のホワイトスペースを活用して行われるワンセグ携帯等の地上デジタルテレビ放送受信機に向けたエリア限定の放送サービス」であるエリア放送が注目されている。エリア放送とは、商店街街などの小規模のエリアを対象とし、お祭り等のイベント等での臨時的な、その地域限定のローカルな情報を配信するサービスとして期待されている。九州産業大学は、平成24年8月に地上一般放送局免許を取得し、平成24年9月からエリアワンセグ放送を運用している。本稿では、九州産業大学でのエリアワンセグ放送システムとのワンセグ放送の実績を紹介するとともに、エリアワンセグ放送を大学等の教育機関で運用の際に考えられる課題について検討した。
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小郷 直人, 池田 哲臣
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2013-31
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
移動中継用の700MHz帯FPUはマラソンや駅伝の中継で映像,音声を伝送するために用いられているが,総務省の周波数再編アクションプランにより1.2GHz帯,2.3GHz帯へ周波数を移行することが検討されている.移行先の周波数は現行の周波数より高く波長が短くなることから,中継車屋上にアンテナを設置した際,車両屋上の形状による送信アンテナの放射特性への影響がより大きくなることが懸念される.今回,700MHz帯,1.2GHz帯,2.3GHz帯FPUの送信アンテナ,中継車をモデル化し,それぞれについて解析,比較した.その結果,車両屋上からアンテナ高をとることでその影響を軽減できることがわかった.
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原稿種別: 付録等
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App1-
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 付録等
p.
App2-
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 付録等
p.
App3-
発行日: 2013/01/23
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー