目的:急性・重症患者看護専門看護師(以下CCNS)が救急集中治療室(以下EICU)への異動者に行う臨床判断におけるリフレクション支援を明らかにすることである.
方法:日本看護協会に登録されているCCNSに対して研究依頼を行い,同意の得られた10名のCCNSに対して半構造化面接法にてデータを収集した.分析はBerelson(1952)の質的内容分析の手順に沿って行った.
結果:CCNSが行う臨床判断におけるリフレクション支援は,リフレクション・イン・プラクティスでは【生命維持装置の異常や病態の変化を発見する視点を説明する】,【患者の複数のデータから病態を評価する方法を伝える】,【患者の病態を予測し危機的状況を回避するための介入方法を説明する】という3つのカテゴリーが抽出された.またリフレクション・オン・プラクティスでは【実践時には伝えることのできなかった考え方やケア方法を伝える】,【経験した事例から次の看護に活かせる意味づけをする】,【異動者の思考や実践を受容し成長に繋げる】という3つのカテゴリーが抽出された.
結論:CCNSは思考や実践を逐次的に言語化して,EICUへの異動者に対してリフレクション支援を行っていた.
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