日本呼吸器外科学会雑誌
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10 巻, 1 号
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  • 福瀬 達郎, 柳原 一広, 田中 文啓, 河野 洋三, 中村 隆之, 山本 恭通, 横見瀬 裕保, 乾 健二, 水野 浩, 池 修, 中村 ...
    1996 年 10 巻 1 号 p. 2-7
    発行日: 1996/01/10
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
    手術後10年以上経っている肺癌症例について検討した.1976年から1984年まで当科で手術された肺癌398例の5年生存率は33.5%で, 10年生存率は25.6%であった.腺癌の生存率は大細胞癌や腺扁平上皮癌より有意に良かった.病理病期では, 1期とII期, II期とIIIA期, IIIA期とIIIB期との間にそれぞれ生存率に有意差が認められた.絶対的及び相対的治癒切除と相対的及び絶対的非治癒切除との間でも生存率に有意差が認められた (p<0.0001).COxの比例ハザードモデルによる多変量解析では, 年齢, 性別, N因子, 手術根治度が有意な因子であった.手術後5年から10年の間に死亡した20例中12例 (60%) が肺癌死し, このうちの8例は再発転移だと考えられた.しかし, 10年以降に新たな再発死亡はみられなかった.従って, 5年生存は肺癌完治とはいえず, 10年以上の観察が必要だと考えられた.
  • 明石 章則, 中原 数也, 藤井 義敬, 松村 晃秀, 松田 暉
    1996 年 10 巻 1 号 p. 8-13
    発行日: 1996/01/10
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
    ラット肺を用いて, エネルギー代謝を示す虚血肺細胞内アデニンヌクレオチド量とプリン代謝物量について実験的に検討した.1) 虚血肺はアデニンヌクレオチド量が減少するに従いプリン代謝物量は蓄積し, その両者の合計量は12.8から13.6μmo1/gdwの範囲でほぼ一定しており, stoichiometryが成り立っていた.2) 肺循環のない虚血保存肺は, 気道系への酸素投与 (再膨張肺) で細胞内ATP量が回復した.3) 気管支肺胞洗浄液 (BALF) 中のプリン代謝物量は全肺組織中のプリン代謝物の23~38%を占め, 有意の相関関係が得られた.BALF中のプリン代謝物量の測定により, 虚血肺組織中のアデニンヌクレオチド量を推量することが可能であった.エネルギー量を示す虚血肺中のアデニンヌクレオチド量を非観血的な気管支肺胞洗浄で推定できれば, 将来肺移植において, 肺臓器としての虚血障害の程度をみる指標の一つになりうると考えられる.
  • 梅本 真三夫, 斉藤 幸人, 今村 洋二, 岡村 明治
    1996 年 10 巻 1 号 p. 14-22
    発行日: 1996/01/10
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
    縦隔原発NSGCTに対するstrategy, 外科治療の役割と限界, PBSCT併用大量化学療法について自験例をもとに検討し報告する.対象は当科で経験した縦隔NSGCT10例 (男 : 女=9 : 1, 14~63歳, 胎児性癌3, 奇形癌2, yolksactumor1, 絨毛癌2, 混合性胚細胞性腫瘍2) である.全例にPVB療法, VAB-6療法を中心とした化学療法と手術を行い (手術先行5, 化学療法先行5), 1例ではPBSCT併用大量化学療法を施行した.現在生存中の症例は胎児性癌 (144カ月), 絨毛癌 (79ヵ月), 奇形癌 (68ヵ月) であり, 他7例はいずれも腫瘍死し, 中間生存期間は22ヵ月であった.自験例の検討より本疾患に対する治療の中心は化学療法であり, 外科治療は多彩な組織を持つ腫瘍で化学療法に反応しない成分の切除, massとしての腫瘍の摘出, 縦隔リソパ節郭清に意義を持ち, 腫瘍が耐性を獲得する前のPBSCT併用大量化学療法と縦隔郭清を伴う手術を組み入れたstrategyが本疾患の予後改善に必要と考えられた.
  • p53蛋白, 増殖マーカーMIB-1の免疫組織学的検索
    大貫 尚好, 大貫 恭正, 村杉 雅秀, 新田 澄郎
    1996 年 10 巻 1 号 p. 23-30
    発行日: 1996/01/10
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    非小細胞肺癌切除例263例において変異型p53蛋白発現と細胞増殖および予後との関連について免疫組織化学染色法を用いて検討した.変異型p53発現細胞とMIB-1で標識された増殖期細胞はほぼ一致した分布を示し, p53発現腫瘍は非発現腫瘍と比較して増殖分画が有意に高かった (p<0.001).変異型p53発現と予後との関連は全症例の検討では発現群の5年生存率は27.2%, 非発現群は55.6%で発現群の方が有意に予後不良であった (p<0.01).I期II期では発現群, 非発現群の5年生存率はそれぞれ49.5%, 77.9%であり発現群の方が予後不良の傾向を認めたものの両者に有意差は認めなかった.III期IV期では発現群, 非発現群の5年生存率はそれぞれ6.4%, 34.8%であり発現群の方が有意に予後不良であった (p<0.01).以上より変異型p53蛋白発現は細胞増殖能および予後に関与していると考えられた.
  • 飯笹 俊彦, 山口 豊, 馬場 雅行, 柴 光年
    1996 年 10 巻 1 号 p. 31-38
    発行日: 1996/01/10
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
    1965年から1984年までに切除した原発性肺癌症例のうち, 10年以上経過し, 病理組織学的に確定診断の得られた640例につき, 10年以上生存と関連する諸因子について検討した.切除例のうち10年以上生存例は134例 (20.9%), 10年生存率22.0%であった.組織型では, 最も多数を占める腺癌と扁平上皮癌の10年以上生存例を占める割合は21.0%, 19.2%で有意差を認めなかった.また前期 (1965~1974年) ならびに後期 (1975~1984年) における10年以上生存例の占める割合は, それぞれ16.5%, 24.2%と, 有意な増加を認めた.病期別10年以上生存例の占める割合は, IIIA期とIIIB期を除き, 病期の進行とともに悪化した.III期切除例における10年以上生存と関連する有意な因子は明確でないが, 1期症例では65歳未満の症例はそれ以上の症例に比べ, 女性は男性に比べて, また腺癌症例は扁平上皮癌症例に対し, 有意に長期生存が期待できるものと考えられた.
  • 飯島 京太, 林 康史, 小川 伸郎, 佐藤 秀之, 前原 孝光, 田尻 道彦
    1996 年 10 巻 1 号 p. 39-45
    発行日: 1996/01/10
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
    慢性膿胸根治手術に対する貯血式自己血輸血の有用性について検討した.肺剥皮術または胸膜肺全切除術を施行した症例の内, (1) Hb 値が11.0g/dl 以上, (2) 血小板, 凝固・線溶系に異常なし, の条件を満たす症例を, 自己血輸血導入以前の対象群13例と導入後の貯血群7例とに分けた.貯血群では, 術前に400g採血を7日毎に3回施行し貯血した.
    貯血量は1090±182gであった。周術期同種血輸血率は貯血群で43%, 対照群で100%であり, 周術期同種血輸血量は貯血群で154±201g, 対照群で1390±779gであり, それぞれ有意差を認めた.慢性膿胸根治手術に対する貯血式自己血輸血は, 同種血輸血の削減および回避に有用であった.
  • 成田 吉明, 永井 完治, 吉田 純司, 西村 光世, 高橋 健郎, 児玉 哲郎, 西脇 裕, Humihiko Hojo, Taketos ...
    1996 年 10 巻 1 号 p. 46-51
    発行日: 1996/01/10
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
    術前診断でT≦2cm N0M0の肺癌を末梢小型肺癌と定義し, 臨床病理学的検討を加えた.1972年から1994年6月までに切除した原発性肺癌1204例中, 重複癌・肺多発癌, 肺門型, 縮小手術施行例を除く, 末梢小型肺癌に対し肺葉切除+R2リンパ廓清が施行された116例を対象とした.腫瘍径は0.4cmから2.0cm, 年齢は22歳から85歳, 男性54例, 女性62例であった.これらにつき以下の結論を得た.末梢小型肺癌 (T≦2cmNOMO) は116例 (9.6%) であり, その割合は年々増加していた.末梢小型肺癌には女性・腺癌・70歳以下症例が多かった.末梢小型肺腺癌は女性が有意に多かった.B.I.は腺癌で有意に少なかった.20例 (17%) にリンパ節転移を認め, これらの症例では有意に脈管侵襲率が高かった.末梢小型肺腺癌は血管侵襲・病理病期・リンパ節転移・根治度が独立した予後因子であった.
  • 黒谷 栄昭, 乾 健二, 横見瀬 裕保, 池 修, 水野 浩, 和田 洋巳, 人見 滋樹
    1996 年 10 巻 1 号 p. 52-56
    発行日: 1996/01/10
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
    症例は50歳の女性.検診時の胸部X線写真にて左胸部腫瘤様陰影を指摘され, 精査・治療目的で入院した.胸部X線写真, 胸部CT写真より左舌区の肺腫瘍が疑われたが, 気管支鏡検査では確診に至らなかった.そこで診断をかねて胸腔鏡下に腫瘤摘出を試みたが肺と胸壁の間の癒着が強いため開胸した.舌区の肺胸膜と胸壁の間に線維性癒着が強くその線維の間に乳白色の遊離物質が存在し, 肺内には腫瘤は認めなかった.遊離物質は径約2.0×1.0×1.0cm, 表面平滑で光沢を有し, 乳白色で軟骨様硬の球状のものであった.病理組織学的には中心部にはDustを含んだ結合織が存在しその周囲を硝子様化結合組織が同心円状に層状に取り囲んでいた1これは「胸腔内遊離結石」の前駆物質と考えられ極めて稀な症例である.
  • 平井 恭二, 松島 伸治, 渋谷 哲男, 田中 茂夫, 山田 宣孝
    1996 年 10 巻 1 号 p. 57-61
    発行日: 1996/01/10
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
    症例は45歳, 女性.背部痛を主訴として内科受診.胸部X線写真で異常陰影を指摘され後縦隔腫瘍の診断で当科入院となった.精査後, 悪性の可能性を考慮し手術施行.術中迅速病理診断では悪性リンパ腫または小細胞癌が疑われたが, 左肺下葉切除術 (第1群リンパ節のみ郭清) を行った.術後, 光顕所見では典型的小細胞癌の像を呈していたが, 免疫組織化学的にNSE陰性, chromogranin 陰性, keratin陽性, 電顕的には神経内分泌穎粒を有さず, desmosome, tonomament が認められた.本症例は病理所見より神経内分泌的性格を有さず, 上皮細胞性性格の強い小細胞癌である可能性が示唆された.また同時に著しく未分化な腺癌, 扁平上皮癌との鑑別も要すると思われ, 組織発生学的にも興味深い症例と考えられたので報告した.
  • 淀縄 聡, 岡崎 洋雄, 吉田 進, 山部 克己, 小川 功
    1996 年 10 巻 1 号 p. 62-66
    発行日: 1996/01/10
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
    後縦隔に発生した海綿状リンパ管腫の1切除例を経験した.症例は36歳, 男性.検診にて胸部異常陰影を指摘されて, 精査目的のため当院に入院となった.胸部X線写真では右上縦隔に辺縁明瞭な腫瘤陰影を認め, 胸部CTでは腫瘤は気管, 奇静脈, 大動脈弓, 食道に囲まれた後縦隔に位置していた.開胸術を施行し, 腫瘤は対側の縦隔胸膜にも接していたが完全に摘除できた.腫瘍径は7.5×6.5×3.5cmであり, 病理診断は海綿状リンパ管腫であった。縦隔に発生した海綿状リンパ管腫の本邦報告例は本例を含めても7例に過ぎず, 極めて稀な疾患と考えられた.
  • 櫛部 圭司, 根津 邦基, 東条 尚, 沢端 章好, 高浜 誠, 飯岡 壮吾, 北村 惣一郎
    1996 年 10 巻 1 号 p. 67-71
    発行日: 1996/01/10
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
    症例は48歳の男性.中学生時より頻繁に肺炎を発症し, 両側性の気管支拡張症を指摘されていた.今回, 肺炎から膿胸を合併するに至り, 膿胸の鎮静化を待ち気管支拡張症肺の切除適応とした.手術はまず肺組織荒廃がより進んだ左下葉の切除を行った.左肺下葉切除後による肺機能の低下は軽度 (肺活量で0.3l減少) であった.また, 肺血流シンチ検査で右下肺野の血流は乏しく, 肺機能的に右下葉と中葉の病巣の切除は可能と判断し切除を行った.経過中の肺活量は, 術前2.9l, 左下葉切除後2.6l, 右中葉+肺底区区切後に1.9lと減少した.肺血流シンチ検査での左右肺血流分布変化は, 左下葉切除前後では左肺血流46%から45%と差がなく, 右中葉+肺底区切除前後では右肺血流は55%から47%へと減少した.咳嗽, 膿性痰等の自覚症状は改善し, Hugh-Jones分類では, 術前のIII度が術後にはII度に改善した.肺機能検査, 肺血流シンチ検査の結果からは, 呼吸機能の低下がみられたが, 運動負荷試験では運動能の低下は認めず, 術後のH-J分類でも改善を示した.本例の経験から, 内科的治療が困難な症状の強い気管支拡張症で病巣が両側性の場合でも, 段階的な肺機能の評価を行えば二期的手術の適応となり得る場合もあると考えられた.
  • 藤永 卓司, 福瀬 達郎, 横見瀬 裕保, 池 修, 水野 浩, 乾 健二, 和田 洋巳, 人見 滋樹
    1996 年 10 巻 1 号 p. 72-75
    発行日: 1996/01/10
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
    症例は, 56歳, 女性.10年来の発作的な上背部痛を自覚していた.初診時の胸部X線写真, 胸部CTにて左上縦隔に5.0×3.5cmの腫瘤を認め, 神経鞘腫を疑い後縦隔腫瘍摘出術を施行した.腫瘍は暗赤色で被膜に包まれ腫瘍内は血管に富んでいた.病理学的検査にて豊富な血管を取り巻く小型核を有するuniformな細胞がシート状に認められ, グロムス腫瘍と診断した.52歳時に摘出した左足部腫瘍組織と比較したところ同様の病理所見が認められ多発性グロムス腫瘍と考えられた.両部位とも摘出後に癖痛は消失した.後縦隔に発生したグロムス腫瘍は非常にまれであり, さらに長い経過で多発性に認められた稀有な症例を経験したので文献的考察を加えて報告した.
  • 大沢 宏, 霜多 広, 中原 和樹, 山崎 明男, 堤 正夫, 石原 重樹, 石川 創二, 多田 祐輔
    1996 年 10 巻 1 号 p. 76-81
    発行日: 1996/01/10
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
    小腸平滑筋肉腫と肺癌の同時性重複癌の1手術例を経験したので報告する.症例は76歳男性, 右肺異常陰影の精査加療目的で入院中, 腹部腫瘤を発見, 下血を生じ貧血となった.腹部CT, US, 小腸造影, 血管造影にて小腸 (空腸) 腫瘍と診断し, 空腸切除を施行した.病理学的には平滑筋肉腫であった.肺腫瘍はTBLBで確定診断がつかず平滑筋肉腫の肺転移あるいは肺原発腫瘍の診断で中下葉切除を施行した.病理学的には腺癌であり, 同時性重複癌と診断した.術後化学療法を施行, 5ヵ月経過した現在再発, 転移を認めず良好に経過している.小腸平滑筋肉腫は比較的まれな疾患であり, 肺癌との同時性重複癌の報告はない.肺癌を含む同時性重複癌の診断と治療について文献的考察を加えて報告する.
  • 小山 信二, 杉山 茂樹, 美濃 一博, 池谷 朋彦, 宮本 直樹, 原 祐郁, 橋本 勇一, 三崎 拓郎
    1996 年 10 巻 1 号 p. 82-86
    発行日: 1996/01/10
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
    胸郭成形術既往例の直腸癌肺転移に対して胸腔鏡下手術による外科治療を行い, 満足すべき結果が得られたので報告した.症例は69歳, 男性で肺結核に対して右胸郭成形術 (1956年, 1958年) を受けていた.1990年6月に直腸癌で直腸切断術を受けた.1993年1月に左肺下葉に転移をきたし, 約8cmの側方切開, muscle sparing法で第6肋間で開胸し, 胸腔鏡下手術で左S9の2.5cm大の腫瘍を含めて肺部分切除術を行った.さらに, 1994年8月に再び左S9の3cm大腫瘍を胸腔鏡下手術により左S9区域の肺部分切除術を行った.2回の胸腔鏡下肺切除術による肺機能低下は軽度であった.患者は初回手術より約2年半を経過するが再発を認めず, QOLも保たれ健在である.低肺機能患者の転移性肺腫瘍に対する胸腔鏡下追加的肺切除 (steppedlungresection) は一つの機能温存治療法として検討されてもよいと思われる.
  • 櫛部 圭司, 井内 敬二, 小間 勝, 田中 寿一, 田中 靖士, 末岐 博文, 池田 正人, 南城 悟, 森 隆
    1996 年 10 巻 1 号 p. 87-91
    発行日: 1996/01/10
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
    高度の結核性瘢痕性気管狭窄に対し, Percntaneous cardiopulmonary support (PCPS) を用い気道再建術を施行した.症例は, 72歳女性.肺結核および気管下部の結核性瘢痕性狭窄の診断で, 抗結核剤を投与し手術待機中, 喘鳴増強し呼吸困難高度となり緊急手術を施行した.局所麻酔下にPCPSを装着し, 気管内挿管を行ったが, 十分な換気ができないためPCPS下に開胸術を施行し, 気管下部を2.5cm環状切除し端々吻合を行った.術後, 順調に経過し現在外来通院中である.気管内挿管による換気が困難な気管狭窄に対し, PCPSは簡便で有用な心肺補助循環であると考えられた.
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