リメディアル教育研究
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最新号
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【巻頭言】
【資料】
【随筆・随想】
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【論文】
【実践研究論文】
  • 清水 忠, 西村 奏咲, 大原 隆司
    原稿種別: 実践研究論文
    2020 年 14 巻 p. 29-37
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/08/01
    [早期公開] 公開日: 2019/10/01
    ジャーナル フリー

    本実践研究では,初年次導入科目で高校化学と有機化学が薬学臨床に活かせるという内容についてチーム基盤型学習による授業をデザインした。受講生の知識習得度の変化と受講後に行ったリフレクションペーパーの記述について解析した結果,受講後に有機化学の知識が向上し,さらに,有機化学の知識が臨床に活かせることを初年次学生に意識付けられ,学習意欲の向上を図れたことを明らかとした。

  • ―黙読とつぶやき読みを比較して―
    安山 秀盛
    原稿種別: 実践研究論文
    2020 年 14 巻 p. 39-50
    発行日: 2020/07/01
    公開日: 2020/08/01
    ジャーナル フリー

    本研究では,つぶやき読みと黙読の二種類の読み方による読解トレーニングが,学習者の聴解力成績に及ぼす影響について比較分析を行った。119名の学生を対象に,二要因の共分散分析を行った結果,つぶやき読みでは,学習者上位グループでのみ成績の向上が示されたが,学習者下位グループにおいては成績の向上は認められなかった。一方で,黙読では学習者レベルにかかわらず聴解力成績の向上が認められた。つぶやき読みの効果が上位グループに限定された要因としては,音韻情報処理が得意な学習者のみが「音声化」の利点を最大限利用できたことが考えられる。一方で,黙読の効果が学習者レベルを問わず認められたことは,「音声化」の負荷を掛けずとも,音韻情報処理が推進された結果によるとの推察ができる。よって,少ない負荷で聴解力成績への学習効果が期待できるトレーニング法という観点から,黙読の新しい利点が示唆されたと言える。

  • ―自己効力感・内発的価値・自己調整とTOEIC®リスニングスコア―
    渡 寛法, 中島 宏治
    原稿種別: 実践研究論文
    2020 年 14 巻 p. 51-59
    発行日: 2020/07/01
    公開日: 2020/08/01
    ジャーナル フリー

    本研究は,英語習熟度の低い大学1年生を対象として,自律的な学習態度とテストパフォーマンス(TOEIC®)の関係について検証した。自律的な学習態度を,自己効力感,内発的価値,自己調整の三要素で規定し,学生の類型化を行ったところ,上位群と下位群の2タイプに分かれた。結果,スコアに対しては自己効力感のみが有意な影響を与えており,上位群は,下位群に比べて,スコアの変化が有意に高かった。

【実践報告】
  • ―「教える」と「考えさせる」を区別するマトリクスの提案―
    増地 ひとみ
    原稿種別: 実践報告
    2020 年 14 巻 p. 61-72
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/08/01
    [早期公開] 公開日: 2019/12/01
    ジャーナル フリー

    本稿では,愛知淑徳大学ライティングサポートデスク(WSD)で2017年度後期末に行ったチューター研修に関して報告する。本学WSDの特徴は,初年次生のライティング支援に,学部上級生が支援者(チューター)として携わる点である。本学WSDはリメディアル教育施設の側面を持っているため,「書き手との対話を重視し,一方的な添削はしない」という理念に基づく支援が困難な場合がある。そこで筆者は,ライティング支援において「教える」と「考えさせる」を区別するためのマトリクスを考案し,チューターが教えてよいことと書き手自身に考えさせるべきこととの区別を研修でレクチャーした。本学WSDのようなリメディアル教育の場としてのライティング支援施設では,「教える」ためのスキルの重要性が高い。同時に,書き手のアイディアを引き出し,考えさせるスキルも必要である。各校の実情に合った研修の設計や,柔軟な施設運営が求められる。

【資料】
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【会告】
【編集後記】
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