アート・ドキュメンテーション研究
Online ISSN : 2433-2860
Print ISSN : 0917-9739
ISSN-L : 0917-9739
24 巻
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
  • 2017 年 24 巻 p. Cover1
    発行日: 2017/03/31
    公開日: 2021/06/25
    ジャーナル オープンアクセス
  • 2017 年 24 巻 p. Toc1
    発行日: 2017/03/31
    公開日: 2021/06/25
    ジャーナル オープンアクセス
  • 2017 年 24 巻 p. Toc2
    発行日: 2017/03/31
    公開日: 2021/06/25
    ジャーナル オープンアクセス
  • コミュニテイにおける「個人的な」風景の共有に関する調査研究
    田村 剛, 住田 翔子
    2017 年 24 巻 p. 3-14
    発行日: 2017/03/31
    公開日: 2021/06/25
    ジャーナル オープンアクセス
    本稿は、環境と心象が混じり合う「風景」の見え方が、個人的かつ特殊であると同時に社会で共有可能なものであることを明らかにし、そのうえで、個人の風景体験を社会のなかで共有する場としての「風景」のドキュメンテーションを提案する。まず、個人的な風景が社会化する過程で生じる問題を、木岡伸夫が指摘した風景構造に内在するシステムから考察する。さらに、「風景」が共有される過程について、インタビュー調査および風景の共有に関するワークショップで得た知見から検証する。
  • 冨重利平・小川一眞・丸木利陽の三写真師の資料に対する相互比較を中心に
    研谷 紀夫
    2017 年 24 巻 p. 15-30
    発行日: 2017/03/31
    公開日: 2021/06/25
    ジャーナル オープンアクセス
    幕末から戦前期まで活躍した写真師や写真館に関する研究が進展してきたが、営業写真師や写真館に関する研究は現在発展途上であり、どのような資料を調査対象としてどのように整理と情報化を進めていくかについて検討を進めていく必要がある。そのため本研究では、明治から大正にかけて活躍した、冨重利平、小川一眞、丸木利陽に関係する写真資料を比較検討し、営業写真師や写真館に関する基本構造を分析する。その上で、営業写真師や写真館に関する資料は「(1)どのようなところに所蔵されたどのような資料を対象に調査をすべきか」、「(2)資料に関してどのような情報を取得し継承していくべきか」の二点について明らかにする。そのことによって、写真師関係資料を調査していく場合の調査範囲と情報化に関する新たな基本指針を提案する。
特別寄稿
  • <アーカイヴ学>によせて
    前田 富士男
    2017 年 24 巻 p. 31-58
    発行日: 2017/03/31
    公開日: 2021/06/25
    ジャーナル オープンアクセス
    ドイツでは19世紀に、行政領域のほかに、学術領域や美術史料研究領域で独立したアーカイヴや研究図書館が多数成立した。ヴァイマルのアンナ・アマーリア大公妃図書館やゲーテ・アーカイヴはその代表例で、今日もなお文学研究や美術史研究のための研究アーカイヴとして知られる。アーカイヴ学は、「来歴(プロヴィナンス)原則」を歴史研究の発見法的方法とみなし、近代的なアート・アーカイヴの発展に大きな貢献をもたらした。この「来歴原則」は、史料の件名標目分類に役立つ「属性(プロパティ)原則」とは対照的に、史料の持つ力動的で継時的な成立過程を明らかにしてくれる。ゲーテの形態学と「原植物」の直観は、いわば「来歴原則」の基礎づけの役目も果たした。本研究は19世紀のアーカイヴ学の成立を支えたドイツの発見法的・解釈学的な素地を明らかにする試みである。
講演記録
  • その概要
    ヨース ビルギト, 川口 雅子, 楯石 もも子
    2017 年 24 巻 p. 59-69
    発行日: 2017/03/31
    公開日: 2021/06/25
    ジャーナル オープンアクセス
    本稿は2016年5月14日、アート・ドキュメンテーション学会美術館図書室SIGおよび独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所主催の研究会「アート・アーカイヴのいま」で行われたビルギト・ヨース氏の講演に基づくものである。ドイツは19世紀より多くのアート・アーカイヴおよび芸術研究図書館を発展させてきたが、わが国ではドイツの状況に関する知見が非常に乏しい。本講演は、ドイツの長い伝統を踏まえつつ、現在のドイツにおけるアート・アーカイヴの分類に始まり、収蔵資料、活動業務、アーカイヴ構築のための必要条件などを概観し、続いてアート・アーカイヴの各分類にしたがって代表事例を紹介する。さらにアーカイヴ資料を統合的に検索するための重要なポータル・サイトを論じる。講演終了後、参加者と共にアーカイヴの未来の課題をめぐって討論が行われた。
研究展望
  • 日本と海外の概念を比較して
    古賀 崇
    2017 年 24 巻 p. 70-84
    発行日: 2017/03/31
    公開日: 2021/06/25
    ジャーナル オープンアクセス
    本稿は、「デジタル・アーカイブ」ないし“digital archives” をめぐる日本内外の主要な論考を取り上げつつ、これらに関する日本内外の概念・考え方の「多様化」ないし「ズレ」を検証することを試みる。英語圏の“digital archives”については、「今いる人・人々の日々の業務や活動」、またそれを体現する「ボーン・デジタルの記録」に焦点を当てるか、あるいは「デジタル化された資料の集積(コレクション)に対してアクセスを提供するウェブサイト」を念頭に置くか、といった違いがある。日本の「デジタル・アーカイブ」はもっぱら後者に当たると言えるが、“digital heritage” “digital collection”といった関連概念も考慮する必要がある。
feedback
Top