アジア教育文化ジャーナル
Online ISSN : 2433-7943
ISSN-L : 2433-7943
6 巻
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『アジア教育文化ジャーナル』第6巻
  • 佐久間 良恵
    原稿種別: 研究论文
    2024 年6 巻 p. 1-20
    発行日: 2024/03/31
    公開日: 2025/12/03
    ジャーナル フリー
     本研究では、保育士の乳児に対する「抱っこ」の基準に関する意識を明らかにすることを目的としている。4つの保育事例「登園の場面」や「午睡の場面」等と内的作業モデル尺度を用いた質問紙調査の結果、保育者個人の持つ内的作業モデルのパターンが「抱っこ」やその理由に影響を与えていることや、保育者は正解のない中で臨機応変な対応をとる、という判断基準に応じて保育実践を試みている傾向があるということが明らかにされた。また、保育者は、自身の持つ「抱っこする」際の判断基準を客観的に意識し、それ自体が目の前の子どもの豊かな育ちやその先の将来に影響を与えている可能性があるということを自覚して保育を行う必要があることが示唆された。
  • 長沼 貴美, 宝田 慶子, 二村 文子, 片岡 優華, 浜口 恵子, 中満 麻子, 佐藤 美香
    原稿種別: 研究ノート
    2024 年6 巻 p. 21-38
    発行日: 2024/03/31
    公開日: 2025/12/03
    ジャーナル フリー
     本研究は、中学生を対象に、モデル人形を使用した「赤ちゃんの沐浴」体験授業の経験を通して、対児感情の変化、経験と気づき、将来の職業に対する意識の変化を明らかにし、将来の職業選択のきっかけとなるキャリア支援の一助にすることを目的とした。  研究対象は、体験授業前後ともに回答が得られた15名とした。対児感情変化では、接近得点は受講後が有意に高く(p=.007)、拮抗指数は受講後が有意に低くなっており(p=.017 )、体験授業により、赤ちゃんを肯定し受容する感情が高まっていた。経験と気づきでは、沐浴の大変さや難しさの経験により、親への感謝が生じ、親準備性にもつながっていた。また、職業選択への意識も変化し、将来への見通しを持てていた。中学生という発達段階において沐浴体験授業を経験し 、赤ちゃんに対する肯定的な感情が生じ、将来の職業に対する意識の 変化、中学生のキャリア教育に影響をもたらす可能性が示唆された。
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