日本地震工学会論文集
Online ISSN : 1884-6246
ISSN-L : 1884-6246
6 巻 , 3 号
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  • 平井 俊之, 釜江 克宏, 長沼 敏彦, 伊藤 進一郎, 西岡 勉, 入倉 孝次郎
    2006 年 6 巻 3 号 p. 1-11
    発行日: 2006年
    公開日: 2010/08/12
    ジャーナル フリー
    We propose an improved fault model of the Hyogo-ken Nanbu Earthquake for which an asperity is placed on the branch fault (branch fault model). The branch fault model is based on the result of source inversion which suggests that the rupture of the fault propagated also to the branch fault on the way. The result of the ground motion simulation by using the branch fault model agree better with observed motions than the results by using the previous fault model, for the sites located east of the fault for which the branch fault contributes much.
  • 小金丸 健一, 鈴木 信久, 森 健, 清水 善久
    2006 年 6 巻 3 号 p. 12-26
    発行日: 2006年
    公開日: 2010/08/12
    ジャーナル フリー
    従来有限要素解析等の高精度な耐震性評価は、計算量が膨大になるため、面的に拡がった埋設管ネットワークに適用することは現実的には不可能だった。そこで、埋設管ネットワークを直線区間と両端に接続する異形管からなるセグメントに分割し、そのセグメント毎に地震応答による変形を高速かつ高精度に算出し、許容される管体の変形量と比較することにより耐震性を評価する手法を研究した。この手法による計算精度は、有限要素解析と同等であるが、計算量は大幅に削減可能である。従来、ネットワークの耐震性評価において敷設線形の影響を簡易に評価することが難しかったため、予防対策箇所の選定を合理的に行うことは困難だったが、本手法により詳細かつ高精度に耐震性を評価できるようになるため、合理的な地震対策を実施することが可能となる。
  • 藤川 智, 先名 重樹, 藤原 広行, 大井 昌弘
    2006 年 6 巻 3 号 p. 27-42
    発行日: 2006年
    公開日: 2010/08/12
    ジャーナル フリー
    新潟県中越地震の本震では, 小千谷市内の2 地点の強震記録の振幅に大きな違いが見られた。また, 地表地震動の大きさに比して, 周辺の低層建物の被害の程度は小さかった。これらの原因を解明することを目的として, 地震後に実施された地盤調査結果を用いて, 両地点の物理的な地盤モデルを作成し, 地盤の非線形応答解析により, 両地点の地表地震動の再現を行った。また, 周辺の建物支持層となりうる段丘堆積層上面の地震動を評価し, これを入力とする建物モデルの応答解析を行った。検討の結果, 表層地盤の非線形応答解析により, 両地点の地表地震動を精度よく再現できた。両地点の地表地震動の差は, 主として表層約3m の増幅の差によることを示した。また, 段丘堆積層上面の地震動レベルは, 地表地震動の6 割程度と推定され, これを入力とする低層RC 造建物モデルの応答解析結果は, 周辺で大きな被害がなかった状況と整合することを示した。
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