日本地震工学会論文集
Online ISSN : 1884-6246
ISSN-L : 1884-6246
9 巻 , 3 号
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論文
  • 古田 和久, 伊藤 智博, 新谷 篤彦
    2009 年 9 巻 3 号 p. 3_1-3_13
    発行日: 2009年
    公開日: 2011/05/10
    ジャーナル フリー
    原子力発電所では使用済み放射性廃棄物の貯蔵容量が不足しており、それらを一時的に保管する貯蔵施設の建設が計画されている。この貯蔵施設において、使用済み放射性廃棄物は、キャニスタと呼ばれる容器に収納され、そのキャニスタはキャスクと呼ばれる自立した円筒状の容器に収納される。一般的に、キャスクは水平な地盤に固縛されずに自立して設置されることから、キャスク-キャニスタ系は、自立する二重構造体とみなすことができる。したがって、地震時には二重構造体が大きなすべり運動を生じることが懸念されている。地震動に対するキャスクのすべり量を低減するために、キャスクとキャニスタとの隙間に液体を封入し、その液体の付加質量を利用した制振方法を提案し、その制振効果を評価する。本研究では、解析において、キャスクおよびキャニスタは、互いにばねおよび減衰器で連結される剛体として取り扱う。
  • H. Serdar KUYUK, Masato MOTOSAKA
    2009 年 9 巻 3 号 p. 3_14-3_27
    発行日: 2009年
    公開日: 2011/05/10
    ジャーナル フリー
    There has been steady progress in research and development of earthquake early warning systems and its application to structural control. In this paper our proposed methodology about forecasting frequency contents of strong motion is first introduced, then its application to feed forward structural control with the usage of semi active control devices is simulated, and lastly it is showed that non-resonance structural control can be achieved before the strong motion of an upcoming earthquake reaches to a building of interest.
  • 吉田 望, 大矢 陽介, 澤田 純男, 中村 晋
    2009 年 9 巻 3 号 p. 3_28-3_47
    発行日: 2009年
    公開日: 2011/05/10
    ジャーナル フリー
    海溝型地震に対する液状化抵抗率に基づく簡易液状化判定法を提案する。長周期, 長継続時間の海溝型地震に対しては液状化事例がほとんどないので, 過去の液状化研究で用いられた地盤データを集め, 有効応力地震応答解析を行った。その結果を既往液状化簡易判定法と比較し, 精度を検証したところ, 既往の方法はいずれも内陸地殻内地震に対してはある程度合理的な結果を得ることができたが, 海溝型地震に関しては繰返し載荷の影響を小さく評価しすぎ,危険側の評価となることがわかった。海溝型地震では, 繰返し数は従来の判定法で対象としているのに比べ非常に多いことが原因と考え, 長周期, 長継続時間海溝型地震に対する繰返し回数補正係数を提案した。それは, 液状化強度を既往の半分程度に設定することであり, この結果, 内陸地殻内地震と同程度の精度で判定することができることがわかった。
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