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教師学研究
Online ISSN : 2424-1598
Print ISSN : 1349-7391
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巻号一覧
26 巻 (2023)
2 号 p. 21-
1 号 p. 1-
25 巻 (2022)
2 号 p. 53-
1 号 p. 1-
24 巻 (2021)
2 号 p. 39-
1 号 p. 1-
23 巻 (2020)
2 号 p. 31-
1 号 p. 1-
22 巻 (2019 - 2021)
2 号 p. 47-
1 号 p. 1-
21 巻 (2018)
2 号 p. 13-
1 号 p. 3-
20 巻 (2017)
2 号 p. 27-
1 号 p. 1-
19 巻 (2016)
18 巻 (2016)
17 巻 (2015)
16 巻 (2015)
15 巻 (2014)
14 巻 (2014)
2013 巻 (2013)
Special 号 p. 1-
13 巻 (2013)
12 巻 (2013)
11 巻 (2012)
2011 巻 (2011)
Special 号 p. 1-
10 巻 (2011)
7 巻 (2007)
5.6 巻 (2004)
4 巻 (2002)
24 巻, 2 号
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探究学習に初めて取り組む高校教師の経験 ―指導への意識の問い直しについての語りに着目して―
金井 達亮
2021 年 24 巻 2 号 p. 39-48
発行日: 2021/09/30
公開日: 2022/06/30
DOI
https://doi.org/10.20590/jaehd.24.2_39
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近年,高等学校における主体的・対話的で深い学びの実践的な活動の一つとして探究学習が注目されている。 しかし,現状では高校における探究の実践は低調である。その要因として教師の指導経験の不足と役割意識があげられている。一方,高校の探究に関する研究は教師の指導のあり方や方法に焦点があてられており,教師の意識に着目した研究は少ない。本研究は,総合的な学習の時間における探究学習に初めて取り組む高校教師 2 名の実践を通して,経験をどのように意味づけ,指導への意識を問い直したのかを明らかにする。そのために,教師の語りを聞き,その経験を学校の文脈に沿って多様な角度から検討した。その結果,探究に初めて取り組む高校教師は,生徒の姿に刺激を受けて指導への意識を問い直していること,学校の文脈に沿って探究の意味づけをしていること,探究におけるあるべき教師像によって支援のあり方を制限する可能性があることが明らかになった。
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(880K)
香港における授業研究の様相 ―協議会の談話に着目した事例研究から―
滝本 葉子
2021 年 24 巻 2 号 p. 49-58
発行日: 2021年
公開日: 2022/06/30
DOI
https://doi.org/10.20590/jaehd.24.2_49
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香港では,学習者中心アプローチの教育が目指されているものの,広く実践されている教師の協働的な専門性開発の取り組みが学習者中心で語られているかを検討する研究が少ない。そこで本稿は,香港の中等学校 3 校における教師の授業観察後の協議会の談話を対象とし,教師が最も多く議論している内容は何か,子どもの学習状況をどのように分析し,どのような新しい方法を生み出しているのかを検討する。協議会の談話を発話カテゴリー手法で分析した結果,①協力各校の談話では教授的代案の発話が子どもの文脈を基にした省察カテゴリーよりも有意に多い,②子どもの学習困難を把握するも教授的代案で解決する事例が見られ技術的合理性の様相を示唆すること,③一部では子どもの学習過程から省察が行われ単元間の接続不足に小文字の理論を見出している,という知見を得た。本稿は,授業研究で子どもの文脈から授業を省察することの重要性を改めて示唆している。
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(1048K)
教職大学院におけるミドルリーダー育成に関する授業実践 ―3つの授業方法のパッケージ化の効果に関する一考察―
藤森 宏明, 杉本 任士
2021 年 24 巻 2 号 p. 59-68
発行日: 2021年
公開日: 2022/06/30
DOI
https://doi.org/10.20590/jaehd.24.2_59
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本研究は、教職大学院におけるミドルリーダー育成において、3つの授業方法をパッケージとして実施した効果を明らかにすることを目的としている。3つの授業方法とは、「ケースメソッド」「ロールプレーイング(役割体験学習)」「学校改善計画の発表」である。本研究では、授業の効果を検証するために、毎回の授業の後で提出されるリフレクションペーパーをデータとして、テキスト分析を行った。その結果、3つの授業方法を外部変数として媒介する抽出語によって、ミドルリーダーとしての「リーダー的な機能」「マネージャー的な機能」「メンター的な機能」に関する20 の行動様式に関連する記述が見出され、ミドルリーダー力を培うための学修がなされていたことが示唆された。このことによって、3つの授業方法をパッケージ化することの有効性を実証的に示すことができた。
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(1008K)
道徳の教科化提示前後の授業実践に関する研究動向の変化 -道徳の教科化提示前後の小学校における授業実践の報告内容の比較を通して-
星 裕
2021 年 24 巻 2 号 p. 69-78
発行日: 2021年
公開日: 2022/06/30
DOI
https://doi.org/10.20590/jaehd.24.2_69
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本研究の目的は,道徳の教科化提示前後の授業実践に関する研究動向の変化について,教科化提示前後の小学校における授業実践の報告内容を比較・検討し,明らかにすることであった。 本研究の結果,道徳の教科化提示前後の授業実践に関する研究動向の変化として以下の3点が確認された。1点目は,道徳の授業実践に関する報告数が増加したことである。2点目は,道徳の授業と各教科等との関連が図られたことである。3点目は,評価が新たな課題として示されたことである。 これらのことからは,特別の教科となった道徳に求められていることとして次の2点を挙げることができる。1点目は,道徳科に,各教科等の関連を図る要としての機能が期待されていることである。2点目は,道徳科において子どもたちにどのような学びや成長があったのかを明らかにしていくことである。
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(882K)
教師の生涯発達における教職大学院での学びの意義と構造 ―教職大学院を修了した現職院生による学びの意味づけ―
有井 優太, 鞍田 竜生, 吉田 沙織, 吉田 さやか, 今村 健大
2021 年 24 巻 2 号 p. 79-89
発行日: 2021年
公開日: 2022/06/30
DOI
https://doi.org/10.20590/jaehd.24.2_79
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本研究は,教職大学院を修了した現職院生が,教職大学院での学びはどのように意味づけているのかを分析することを通し,教師の生涯発達における教職大学院での学びの意義と構造を明らかにすることを目的とする。そのために,教職大学院を修了し,学校現場に戻っている現職教師 10 名を対象としたインタビュー調査を行った。M-GTA を用いて分析を行った結果,31 個の概念,13 個のカテゴリー,1 つのコアカテゴリーが抽出された。そして,中堅期であることが多い現職院生は教職大学院においてこれまでの立場とは異なり学習者という立場で省察的で探究的な学びを生成していけるように学びに対する姿勢を変化させることが重要であることが明らかとなった。また,そのような省察的で探究的な学びへと学びに対する姿勢を変化させていくために重要であったと現職院生が認識していた学びの構造についても明らかにすることができた。
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(1109K)
発達障害傾向のある学生への適応支援について
西村 優紀美, 北川 明, 佐藤 亜紀
2021 年 24 巻 2 号 p. 91-106
発行日: 2021年
公開日: 2022/06/30
DOI
https://doi.org/10.20590/jaehd.24.2_91
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(863K)
教師学のめざす知のあり方と実践と研究の関係
浅田 匡, 勝見 健史, 岡本 朋子
2021 年 24 巻 2 号 p. 107-142
発行日: 2021年
公開日: 2022/06/30
DOI
https://doi.org/10.20590/jaehd.24.2_107
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