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原稿種別: 表紙
2003 年 9 巻 2 号 p.
Cover1-
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
オープンアクセス
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原稿種別: 表紙
2003 年 9 巻 2 号 p.
Cover2-
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
2003 年 9 巻 2 号 p.
App1-
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
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中野 照海
原稿種別: 本文
2003 年 9 巻 2 号 p.
1-
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
オープンアクセス
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市川 昌
原稿種別: 本文
2003 年 9 巻 2 号 p.
2-10
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
オープンアクセス
放送教材の原点は、同時代に生きる意味と開かれた作品性にある。25年間NHK教育番組ディレクターとして放送教材を制作してきた経験から、プラス要因であるべき技術革新の成果であるマルチメディア状況を生かしきれず、放送教材と他メディアとの差異化を進めるジャーナリズム精神の希薄化は問題を残す。放送教育から時代を読み取るノウハウが見失しなわれつつあることがマイナス要因となっている。この論考では映像解読力を言語社会学の立場からR.バルト、U.エーコのテレビ、映画論の「飛翔する意味作用」「開かれた作品性」というキー概念を発展させて、映像言語の批判的解釈による自己形成力と文化再生産への参加を重視する方法論として提言する。放送教材には他メディアにない常に新鮮な取材力と構成力、これを支える技術革新、特にデジタル化による学習支援と演出的可能性がある。放送教育環境としてのメディアリテラシーの鍵は、テレビ放送教材の「開かれた作品性」を導入とするジャーナリスト的センスを生かした意味表現のコンテキストを批判的に解読し、ネットワークで教育機能を拡げ深めることにある。アジアの民族文化との協調を提言し、飛翔する多様な映像解読力を生かし、再創造に積極的に参加できる教育番組の制作者と利用者のネットワークの強化を期待したい。
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佐野 博彦
原稿種別: 本文
2003 年 9 巻 2 号 p.
11-17
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
オープンアクセス
学校放送がその利用の最盛期を迎えたのは1980年代中ごろのことであったが、同時にこの時期は、テレビ放送・学校放送をめぐる状況が大きく変化し、番組の演出も様変わりしていく転換期でもあった。ここでは、小学校理科番組を中心に、当時のさまざまな状況の変化を検証し、それが番組のありかたや利用状況にもたらした影響を考えたい。
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木原 俊行
原稿種別: 本文
2003 年 9 巻 2 号 p.
18-24
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
オープンアクセス
本論文では,我が国の放送教育の研修システムについて、それが放送教育の発展に影響を与えてきたことを前提として、その課題と展望を明らかにした。これまで我が国の放送教育では、様々な集合形式の研究会が開催されてきた。そこでは、放送教育の実践家が、実践を報告しあったり、授業公開に基づく議論を繰り広げたりしてきた。それらは、彼らにとって、放送教育に関する実践知を吸収するためのよき機会であった。しかしながら、教師間コミュニケーションの密度と範囲からすると、放送教育に関する伝統的研修システムには克服しがたい問題がある。それを補完するものとして、ネットワークを基盤とする研修システムが開発され、運用され始めたが、これについても、その条件整備に関するいくつかの問題点が指摘されている。両者の研修システムは、互いに補完・補強する関係にある点に注目すべきであり、その統合的運用を図るためには、それらの核となる組織の確立が期待されることを論述した。
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宇佐美 昇三
原稿種別: 本文
2003 年 9 巻 2 号 p.
25-30
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
オープンアクセス
放送教育とは放送局やその関連会社、放送大学(以下、放送機関と総称する)で制作される教材による学習活動である。伝達方式はテレコミュニケーション・メディア(無線ないし有線)による一方通行である。放送教育の特性として通常、マスメディアであること、視聴覚教材であることなどさまざまなことがあげられてきた。そして、その特性の多くは、VTRなど録画装置、ビデオ教材や、さらにコンピュータソフト、web教材の出現で「特性」といえなくなった。しかし、こうした放送以外の教材の制作過程に注目すると、それらはスタッフ、リソース、資金の面で苦戦していることがわかる。ことに継続的に教材を開発することの経験不足がさまざまな場面で観察された。このことは放送機関についても、ある程度いえることだ。それでも、放送機関は定期的に教材を制作して公開しているので、はるかに経験が継承されやすい。
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大黒 岳彦
原稿種別: 本文
2003 年 9 巻 2 号 p.
31-37
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
オープンアクセス
本研究では、放送教育の沈滞の現状をメディア論・メディア史の観点から分析し、原因を探ることを試みた。その結果判明した放送教育の凋落の原因は、(1)テレビというメディアが有する特性である直観性・情動性を教育サイドが必ずしも的確に活用できていないこと、(2)教育者が最新メディアを教育実践から日常世界へと普及させる機能を持つ結果として、既に陳腐化したテレビに対しては教育者の関心が向かう理由が希薄なこと、の二点である。とはいえ、今後放送教育の必要性がなくなるわけでは決してない。メディア技術が多様化の方向へ向かう現在、教育実践がコミュニケーション形態を多様化させていく中で、放送教育は情操的・直観的なコミュニケーションを担うメディア技術として逆に不可欠なものとなるはずである。
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菊江 賢治
原稿種別: 本文
2003 年 9 巻 2 号 p.
38-43
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
オープンアクセス
全国の教室にブロードバンドがつながる2005年度をめざし、これまでの放送教育をさらに発展させるNHKデジタル教材の開発が始まっている。その理念は、強いストーリー性で動機付ける放送番組を補う形で、インターネットの特長を生かした双方向教材を組み合わせることである。この教材は、2001年度から一般に公開され、学校現場で利用されているとともに、ローカルサーバーを使ったブロードバンド環境下での利用実験と評価を行いながら、現在もなお開発が続けられている。
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宇治橋 祐之, 日比 美彦, 箕輪 貴
原稿種別: 本文
2003 年 9 巻 2 号 p.
44-49
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
オープンアクセス
デジタル放送とブロードバンドインターネットの普及を見すえた新たな放送教育の形態として2001年4月よりNHKデジタル教材が公開された。放送番組に加え、短い動画(クリップ)、Web教材、掲示板の4要素をトータルにデザインし、「学習者の主体的な学び」をねらったものである。教育のIT化、「総合的な学習の時間」の創設を中心とする一連の教育改革への対応を意識したこの教材はNHK有数のホームページヒット数を達成するとともに、国際的な賞も受賞。また番組ごとの研究プロジェクトは画期的な成果をあげ、実践事例を発表している。1989年から進められてきた放送番組のマルチメディア化の歴史を検証し、デジタル・双方向時代の放送教育のモデルを示す。
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浅井 和行
原稿種別: 本文
2003 年 9 巻 2 号 p.
50-54
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
オープンアクセス
本研究の目的は,デジタル化時代の教育放送番組のあり方を明らかにすることである。番組制作者に教育放送番組のデジタル化についてインタビューした。その結果、番組制作者はデジタル化の時代においても番組が一番大切であると考えていることがわかった。現職教師に行ったアンケート調査からは、放送を視聴している教師としていない教師に番組とインターネットの連動の仕方に関する考え方の違いがないことがわかった。また、デジタル放送利用法については、番組の再構成よりも視聴すること自体に教師が関心を示していることがわかった。
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寺嶋 浩介, 亀井 美穂子, 久保田 賢一
原稿種別: 本文
2003 年 9 巻 2 号 p.
55-59
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
オープンアクセス
本稿では、学校放送の変遷を俯瞰し、今後の可能性を展望した。放送教育利用率推移の背景には、メディア環境、学習指導要領の改定・それに伴うカリキュラム編成、教授・学習スタイルの変容が深く関連している。現在、学校放送利用は「衰退」とされているものの、その実践は従来の放送からの発展学習の形態をとりながら、多様な学習の展開が試みられている。その多様な学習展開を支えるためには、学校放送単体ではなく、他のメディアと連動する形で求められている。その中で有効なデジタル・アーカイブ化、授業プランの共有の重要性を指摘した。
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亀井 美穂子, 横田 政美
原稿種別: 本文
2003 年 9 巻 2 号 p.
61-73
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
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オープンアクセス
本研究の目的は、以下の二点について、教師の映像クリップ利用傾向を明らかにすることである。(1)教師はクリップを用いてどのような授業設計を行ったのか-11名の教師の授業案分析を通して、映像クリップが利用された学習項目や映像クリップと併用された資料について整理し、その利用傾向を探った。また(2)教師はクリップをどのようなねらいに応じて提示したのか-映像クリップの提示方法、またその利用場面に着目して3名の教師を対象に観察を行った。用いた映像クリップは、小学校6年生社会科(日本史)における一斉授業利用を目的に開発されたもので、東京、奈良、京都の25名の教師が実際の授業で利用した。その結果、クリップは教師によって、ねらい、位置付け、組み合わせる資料が異なるだけでなく、提示方法も異なっており、教師の意図と密接に関連していることが示唆された。
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涌井 史郎, 飯田 行恭, 川島 徳道, 許 俊鋭, 南 和友
原稿種別: 本文
2003 年 9 巻 2 号 p.
75-85
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
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オープンアクセス
桐蔭横浜大学では、遠隔医療教育の研究を進め、2001年9月にISDNとテレビ会議装置を使ってドイツ ノルトライン・ウェストファーレン州 バートエーンハウゼンの心臓病センターと桐蔭横浜大学とを結んだ心臓手術中継実験を行った。この実験成果を踏まえ、翌年2002年6月に共同利用型の遠隔医療教育の実証実験として同心臓病センターと桐蔭横浜大学、埼玉医科大学との3地点間を結んだ多地点心臓手術中継実験を行い、学生に対するアンケート調査によりその教育的効果を分析した。アンケートの結果では、学生は遠隔医療に対して高い関心をもっており、遠隔医療教育による講義を望んでいることが分かった。また、多地点での遠隔討論については教育効果を高めるという評価結果であり、共同利用型遠隔医療教育の有用性が確認された。
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鵜川 昇, 坂元 昂, 水越 敏行, 涌井 史郎, 赤堀 正宜
原稿種別: 本文
2003 年 9 巻 2 号 p.
87-88
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
オープンアクセス
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小山 紳一郎, 中山 京子, 滝 多賀雄, 糟谷 幸美, 小笠原 喜康
原稿種別: 本文
2003 年 9 巻 2 号 p.
89-
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
オープンアクセス
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大西 誠, 市川 昌, 小平 さち子, 宇佐美 昇三
原稿種別: 本文
2003 年 9 巻 2 号 p.
90-
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
オープンアクセス
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井上 雅子, 堀江 固功, 久保田 賢一, 佐野 博彦
原稿種別: 本文
2003 年 9 巻 2 号 p.
91-92
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
オープンアクセス
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来嶋 洋美, 鈴木 庸子, 大黒 岳彦, 佐賀 啓男
原稿種別: 本文
2003 年 9 巻 2 号 p.
93-
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
オープンアクセス
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苅宿 俊文, 小泉 清裕, 庄司 圭一, 鈴木 克明
原稿種別: 本文
2003 年 9 巻 2 号 p.
94-
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
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オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
2003 年 9 巻 2 号 p.
App2-
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
ジャーナル
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
2003 年 9 巻 2 号 p.
App3-
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
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オープンアクセス
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原稿種別: 表紙
2003 年 9 巻 2 号 p.
Cover3-
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
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オープンアクセス
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原稿種別: 表紙
2003 年 9 巻 2 号 p.
Cover4-
発行日: 2003/03/31
公開日: 2017/07/18
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