日本原子力学会誌
Online ISSN : 2186-5256
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48 巻, 1 号
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巻頭インタビュー
特集
講演
解説
  • 再処理工程溶液分析への適用を目指して
    渡慶次 学, 池田 泰久, 北森 武彦
    2006 年 48 巻 1 号 p. 38-43
    発行日: 2006年
    公開日: 2019/01/31
    ジャーナル フリー

     核燃料再処理工場の運転管理に伴う多種多様な分析試量と分析時間を, マイクロ化学チップ技術の適用で極微量・短時間分析とすることを目的に, 経済産業省による革新的実用原子力技術開発提案公募事業の「マイクロチップを用いた再処理工場用分析装置の開発」として, 平成15年度からの2ヶ年間でフィージビリティスタディに取り組んできた。その結果, マイクロ化学チップによる迅速分離技術と, 高い感度を有する熱レンズ顕微鏡による検出技術を組み合わせることで, ウランおよびプロトン (H+) に対しては実用可能性を確認した。本解説では, マイクロ化学チップの概要とその特徴, フィージビリティスタディの成果について紹介する。

  • 久保 稔, 田中 靖政
    2006 年 48 巻 1 号 p. 44-47
    発行日: 2006年
    公開日: 2019/01/31
    ジャーナル フリー

     八戸工業大学で開催された日本原子力学会「2005年秋の大会」3日目 (9月15日) 午前のセッションで, 「アジア原子力協力フォーラム (FNCA) と原子力コミュニケーション」と題する総合講演・報告 (一般公開) が行われた。中国, 日本, インドネシア, マレーシア, フィリピン, タイ, ベトナムのアジア7ヵ国の「FNCA原子力広報プロジェクトリーダー」が原子力発電やRI利用など, 自国の原子力平和利用の現状と展望を報告し, 続いて会場のー般参加者を含めて活発なパネル討論を行った。日本のプロジェクトリーダー田中靖政 (学習院大学名誉教授) が座長を務めた。以下は, この総合講演の概略である。

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