日本原子力学会誌ATOMOΣ
Online ISSN : 2433-7285
Print ISSN : 1882-2606
63 巻, 11 号
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巻頭言
時論
特集
  • 1.アジア太平洋諸国への放射線教育の展開
    飯本 武志, 高木 利恵子, 掛布 智久
    2021 年 63 巻 11 号 p. 754-756
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/11/10
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     IAEAアジア・太平洋地域技術協力プログラム(TCP-RAS/0/065(2012-2016)および/0/079(2018-2021))を通じての,質の高い日本の放射線教育ツールやモジュール等の国際展開に関する実績と経験を紹介する。教育・人材育成の対象は中高生とその教員,キーワードは「STEM教育」と「WOW Factor」,スローガンは「4年間で100万人のNST教育を」である。

  • 2.文部科学省委託事業 放射線利用技術等国際交流(講師育成)の実績
    中野 佳洋, 鈴木 崇史, 入江 勤, 加藤 浩
    2021 年 63 巻 11 号 p. 757-759
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/11/10
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     日本原子力研究開発機構(JAEA)は文部科学省からの委託を受け,放射線利用技術等国際交流(講師育成)を1996年から継続して実施している。本事業では,アジア各国から研修生を日本に招へいして講師候補者を養成する講師育成研修,その修了生(講師候補者)が帰国後に自国で開催するフォローアップ研修,アジア各国から研修生を日本に招へいし専門家を養成する原子力技術セミナーなどを通じて,アジア各国の原子力分野における人材育成に貢献している。2019年度末時点で,日本で研修を受けた累計人数は937名,各国で開催の研修に参加した現地研修生は5,394名に上る。

  • 3.原子力発電新規導入国への人材育成に対する支援について
    鳥羽 晃夫
    2021 年 63 巻 11 号 p. 760-761
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/11/10
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     原子力発電を利用する国の数は増えつつあり,こうした国での人材育成についての日本に対する支援の要請は継続してなされている。本誌昨年8月号では主に具体的な支援内容を紹介したので,ここではその背景となっている考え方を中心に述べる。

  • 4.国際原子力人材育成大学連合ネットワークによる原子力教育基盤整備モデル事業
    竹下 健二, 西村 章
    2021 年 63 巻 11 号 p. 762-764
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/11/10
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     「国際原子力人材育成大学連合ネットワークによる原子力教育基盤整備モデル事業」では原子力教育・研究に携わる20大学(国内18大学,国外2大学),7協力機関が連携し,非原子力の学生を含めた初等学生を対象に,連携大学の先生方が教育資源を持ち寄り,質の高い原子力基礎教育を実施している。本事業では,国内外拠点へのオンライン講義配信と講義のビデオアーカイブ化を中心に,国内外学生が原子力施設を見学し,専門家と討論する国際原子力実践教育道場およびIAEAなどへの学生派遣による原子力国際人材育成を実施している。

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