澱粉工業学会誌
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10 巻, 2 号
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  • 木原 芳次郎
    1963 年 10 巻 2 号 p. 45-48
    発行日: 1963/01/25
    公開日: 2011/07/01
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  • 大塚 博
    1963 年 10 巻 2 号 p. 49-53
    発行日: 1963/01/25
    公開日: 2010/06/28
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  • ブラベンダー・アミログラフ・ビスコグラフ研究型の機差について
    鈴木 繁男, 荒井 克祐
    1963 年 10 巻 2 号 p. 54-62
    発行日: 1963/01/25
    公開日: 2011/02/23
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  • マルチン法におけるグルテン收率の向上について
    勝屋 登, 小森 勇
    1963 年 10 巻 2 号 p. 63-70
    発行日: 1963/01/25
    公開日: 2011/07/01
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     マルチン法で小麦粉からグルテンを収率よく得る目的のため,物理的,化学的な面より各種の実験検討を行い,種々の知見を得た。 (1)ドウを作る場合,加水量は60%以上あればよく,混捏さえ充分であれば,収率に変化は見られない。 (2)ドウを混捏する場合,ドウのコンシステンシイが最大になつた時,グルテン収率が最高になるので,グルテンの収量に関係があるのは蛋白の網状組織形成が最大の要因であると思われる。 (3)ドウの網状組織形成に関連して,小麦粉配合の問題を取り上げ,単独では充分にグルテンが取り上げられぬ粉より,グルテン蛋白を収得することについて述べた。 (4)ドウのpHをグルテンの等電点附近に調製すれば収率が増大し更に塩類の効果としてはCa++の如き2価金属のほうがよいことがわかつた。 (5)小麦粉のドウ改良剤として酸化剤還元剤の影響を調べグルテン分離の目的のためには製パンの場合と異り,還元剤の使用が好ましいことを述べた。 (6)小麦の水溶性蛋白を,亜硫酸パルプ廃液で回収する可能性について述べ,次いでこれをドウの捏り水に使用することによりグルテン収率を向上せしめ得ることを明らかにした。 以上の結果,マルチン法におけるグルテン収率の向上に関して種々なる改良法を見出すことができた。 終りに臨み,御指導を賜つた味の素K.K横浜工場長,小川鉄雄博士,川崎工場次長,河村百合雄氏,同澱粉課長,渋谷新四郎氏,並びに実験に協力された石渡重太郎氏に感謝致します。
  • 小麦澱粉損傷粒について
    勝屋 登, 島川 忠夫
    1963 年 10 巻 2 号 p. 71-73
    発行日: 1963/01/25
    公開日: 2010/06/28
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  • CMSに関する研究(第3報)
    池田 早苗
    1963 年 10 巻 2 号 p. 74-78
    発行日: 1963/01/25
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
     Na-CMS及びCMS遊離酸などの澱粉誘導体の赤外線吸収スペクトルが,アルカリハライド錠剤補償法によつて容易に得られることが明らかになつた。 Na-CMS,CMS遊離酸などの主成分を,これらの原料澱粉によつて補償して赤外線吸収スペクトルを測定すれば,置換基や不純物の吸収が大きくなり,検出確認が容易になることがわかつた。 通常法及び補償法によつて,馬鈴薯澱粉,アルカリ澱粉,Na-CMS並びにCMS遊離酸の赤外線吸収スペクトルを測定し比較検討して,-COONaの吸収が主として波数1610~1620cm-1に,一COOHの吸収が1740~1750cm-1の位置にあることを認め,CMSの特性基であるカルボキシル基の存在を確認し,CMSの同定が可能であることを認めた。 なお,CMSの微量不純物として存在する硫酸ナトリウムが赤外線吸収スペクトルに及ぼす影響を検討し,補償:法によつてCMS1.5mg中の15γ 程度の硫酸ナトリウムが容易に検出されること'を知つた。又,Na-CMS製造工程における過剰のアルカリの申和剤として硫酸を用いた場合,生成する硫酸ナトリウムの洗浄法による除去がかなり因難であることがわかつた。したがつて中和剤としては酢酸を用いる方が適当と思われる。 おわりに本実験に種々有益な御助言をいただき,御校閲を賜わつた本学部武市一孝教授並びに西田義郎教授に深甚なる謝意を表します。また実験に協力された前川稔君と赤外線吸収スペクトルの測定に種々御便宜を与えられた東邦レーヨン(株)研究所及び試料の一部を提供された日本資糧工業(株)に厚く感謝いたします。
  • 木原 芳次郎, 粕谷 道子, 田中 和子
    1963 年 10 巻 2 号 p. 79-83
    発行日: 1963/01/25
    公開日: 2011/07/01
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  • 後藤 富士雄, 鈴木 俊哉, 杉本 勝之, 宇野 参男, 福島 博夫
    1963 年 10 巻 2 号 p. 84-92
    発行日: 1963/01/25
    公開日: 2011/07/01
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     水洗式遠心分離機の回転数と分離板枚数を少なくして遠心力による分離作用を低減するように改造したものを使用し,甘藷澱粉製造時の摺込澱粉乳液を処理して精製効果を検討し,現在行われているテーブルによる精製澱粉とその品質を比較した。 1)その結果ノズル径1.4mmの場合は原液濃度B 10.0° が精製効果がすぐれていた。1.3mmの場合はBé 7.0° よりもBé 8.0の方が製品澱粉の不純物の含量が少なかつた。同一濃度では原液の供給量が増すにつれて不純物含量は少なくなる。 2)ノズル径は1.4mmのものより1.3mmを使用した方が澱粉中の不純物含量が少ない。 3)いずれのノズル径の場合でも排液濃度Bé 2.5° 以上,排水への澱粉移行率35~40%で運転した時精製効果が良かつた。 4)澱粉中の不純物を定量する方法として,過塩素酸により澱粉を分解して,その残渣を秤量する方法を採用して,従来のテーブルで精製した澱粉と品質を比較し,ノズル径1.3mm,原液濃度Bé 7.0~8.0° で運転した場合の方が優つていることを確認した。 5)アルカリテストの結果から水洗式遠心分離機の水洗効果について考察を加えた。 6)本実験に使用した水洗式遠心分離機の能力を計算した。なお本実験を行うに当り御協力下さつた日精株式会社の松本,中村両氏,庄野澱粉株式会社の諸氏,分析について助言をいただいた志賀氏,本機の改造について御助言御協力をいただいた大野幸美氏,斎藤遠心機工学株式会社に謹んで謝意を表します。
  • 田村 太郎
    1963 年 10 巻 2 号 p. 93-97
    発行日: 1963/01/25
    公開日: 2010/06/28
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  • 松村 晴之
    1963 年 10 巻 2 号 p. 98-101
    発行日: 1963/01/25
    公開日: 2011/02/23
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  • Murray Jacobson, John Nagy, 貝沼 圭二
    1963 年 10 巻 2 号 p. 102-104
    発行日: 1963/01/25
    公開日: 2011/02/23
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