地下水学会誌
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46 巻 , 1 号
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  • 一次元3相流れモデルの検討
    石井 一英, 古市 徹
    2004 年 46 巻 1 号 p. 3-22
    発行日: 2004/02/17
    公開日: 2012/12/11
    ジャーナル フリー
    本研究は,不飽和・飽和領域での難水溶性液体(NAPL)の挙動を表現する一次元3相流れモデルの,物理特性の異なる4つのNAPLである1,1,1-トリクロロエタン(TCA),トリクロロエチレン(TCE),トルエン,プロモホルムへの適用性を検討した.その結果,TCAやTCEのように濡れ定数が正であり,水より重たいDNAPLに対しては本モデルは適用できる.しかし,濡れ定数が負であるプロモホルムに対しては,実験値を表現できる場合もあるが,前提条件である毛管理論が成立しないことを指摘した.これより,濡れ定数が負であるNAPLには,本モデルの適用は困難であることを示した.さらに水より軽いLNAPLであるトルエンに対しては,地下水面到達後の下方への浸透を若干過大評価する傾向があり,適用が不飽和帯の解析に限定されることを示した.
  • 石田 哲朗, 横山 博司
    2004 年 46 巻 1 号 p. 23-35
    発行日: 2004/02/17
    公開日: 2012/12/11
    ジャーナル フリー
    従来の室内透水試験では,計測する土質材料の透水性をあらかじめ推定して,定水位透水試験,変水位透水試験を選択し,試験装置を準備する.当然一つのモールドで,一つの供試体しか計測が行えない.多くの試験を実施する際などには供試体作製から試験装置の設置,計測まで何度も繰り返す必要があり,大変な労力や時間を費やさなければならない.本研究では,そのような問題を改善するために従来の試験器よりも簡便で,一度に5つの供試体の飽和透水試験を実施することができ,透水する段階,または透水した後でも,供試体はそのままで定水位透水試験,変水位透水試験を選択し直すことができる試験器を提案した.供試体の飽和度は,試験器外部に設置した間隙水圧計により間隙圧係数B値を計測し,供試体の飽和状態を確認できる.ここでは試験装置の実用性を実験により検証し,試験器の有用性を確認した上で,信頼性の高い飽和透水係数を得るための試験方法を示した.
  • 水理学的バリアか生物化学的バリアか
    井岡 聖一郎, 田瀬 則雄
    2004 年 46 巻 1 号 p. 37-50
    発行日: 2004/02/17
    公開日: 2012/12/11
    ジャーナル フリー
    地下水中のNO3-に対する難透水層の役割を明らかにするために,筑波台地とその縁辺斜面の2地点において観測を行った.両地点において,地下水流動形態は対象とした暗緑灰色難透水層において鉛直下方であった.地下水中のNO3-濃度は,礫混じり砂層で0.350から1.150mM,暗緑灰色難透水層で0.015mM以下であった.地下水流動形態と地下水水質の化学収支の結果は,斜面における暗緑灰色シルト・粘土層中では生物化学バリアとして脱窒作用が働いていることを示した.一方,台地では暗緑灰色粘土層が,NO3-に対して水理学的バリアの役割を果たしていることが,地下水の電気伝導度測定,水位観測結果から明らかになった.
  • 13.揮発性有機化合物・油汚染の原位置浄化技術
    今村 聰
    2004 年 46 巻 1 号 p. 51-59
    発行日: 2004/02/17
    公開日: 2012/12/11
    ジャーナル フリー
  • 14属廃棄物に起因する地下水・土壌汚染
    古市 徹, 石井 一英
    2004 年 46 巻 1 号 p. 61-74
    発行日: 2004/02/17
    公開日: 2012/12/11
    ジャーナル フリー
  • 15.おわりに
    中島 誠, 江種 伸之
    2004 年 46 巻 1 号 p. 75-76
    発行日: 2004/02/17
    公開日: 2012/12/11
    ジャーナル フリー
  • 北海道道東の名水
    濱田 浩美, 島野 安雄
    2004 年 46 巻 1 号 p. 77-80_1
    発行日: 2004/02/17
    公開日: 2012/12/11
    ジャーナル フリー
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