COVID-19 第1 波から3 波までのCOVID-19 入院病床を確保に難渋した経験を元にして墨田区独自で病床整備し,下記の項目を含め自宅療養を支える仕組みを構築した(墨田区モデル).
・東京都から依頼され墨田区の重点医療機関は当初2 病院であったが順次拡充し,第5 波までは計5病院にした.
・東京都から依頼され墨田区保健所の支援を受けながら墨田区の医療機関に疑似症病床(検査結果判明前,あるいは疑い患者を収容)を用意し,搬送困難例,妊婦の受け入れのほか,中和抗体療法の1 泊入院にも活用した.
・東京都墨田区独自で回復期後の患者を受け入れる回復期病床確保した病院に区の補助金を給付した.
・墨田区保健所の依頼で墨田区医師会,墨田区薬剤師会は自宅療養者対応として,「健康観察チーム」(5 隊),処方薬を配送する「自宅療養支援薬局」(29 薬局)を整備した.
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