日本水文科学会誌
Online ISSN : 1883-7166
Print ISSN : 1342-9612
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45 巻 , 4 号
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特集 シンポジウム「海外学術研究および国際貢献における水文科学の役割」
資料
講演再録
論文
  • 飯田 真一, 太田 岳史, 松本 一穂, 中井 太郎, Alexander V. KONONOV, Trofim C. MAXIMOV, M ...
    2016 年 45 巻 4 号 p. 109-121
    発行日: 2016/01/28
    公開日: 2016/02/01
    ジャーナル フリー
    シベリアのカラマツ林を対象として林床面上および林冠上において渦相関法を適用し,下層植生および全生態系からの蒸発散量を計測した。そして,これらの旬積算値の年々差を評価した。その結果,旬蒸発散量の年々差は全生態系で-11.0 mm~9.5 mm,下層植生で-2.4 mm~4.7 mmと見積もられ,この値は月蒸発散量の平均値の20~30%に相当しており,本林分では顕著な旬蒸発散量の年々差が発生することが明らかとなった。この要因を検討するため,Penman-Monteith式の放射項と移流項の年々差との相関を解析したところ,本林分の低い乖離率を反映して,蒸発散量の年々差は移流項の年々差によって説明されることが分かった。そして,移流項の年々差を生じさせる要素としては,飽差の差異とそれに伴う表面コンダクタンスの変化が重要である。
連載企画「日本水文科学会について語る」
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