日本保健医療福祉連携教育学会学術誌・保健医療福祉連携
Online ISSN : 2434-4842
Print ISSN : 1883-6380
最新号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 渡邊 秀臣
    2020 年 13 巻 2 号 p. 91
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/10/23
    ジャーナル フリー
  • 2020 年 13 巻 2 号 p. 92-124
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/10/23
    ジャーナル フリー
     我が国は高齢化が進む中で、2025年に75歳以上の後期高齢者が2,000万人を超えると推定されています。コロナ禍の外出自粛の中で、食べる楽しみが再認識されておりますが、お年寄りの日常的な楽しみランキングの上位にも「食事、飲食」があげられています1)。  また健康日本21(第二次)では、健康長寿の延伸を図るうえで、栄養・食生活、身体活動・運動、休養、飲酒,喫煙及び歯・口腔の健康が6 つの基本要素と位置づけられています2)。これらの基本要素のうち、栄養・食生活、喫煙及び歯・口腔の健康は特に「高齢者の食べること」と関連していますが、いずれも複数の専門分野をまたいだ連携が必要です。さらに、健康寿命の延伸のための主なターゲットは、NCDs(非感染性疾患)とフレイルの予防です。NCDs 及びフレイルとの関連を示すエビデンスが、栄養・食生活と口腔保健の分野のいずれにおいても蓄積されてきています。  本特集では、日常的な楽しみであり、かつ健康長寿の延伸にも深くかかわる「高齢者の食べることを支援するIPE・IPW」を取り上げ、各分野の先生方に執筆していただきました。  社会福祉学の小原眞知子先生には、高齢者の食に関するニーズを充足するための制度、政策と関連領域における多職種連携のあり方について、マクロ、メゾ、ミクロの視点と実践例について紹介していただきました。看護学の西村美里先生には、IPEの実践例を通して口から食べることの意義を考察していただきました。口腔保健学の柴田由美先生には、急性期病院における歯科衛生士の口腔健康管理とIPWによる食支援活動について紹介していただきました。栄養学の杉山みち子先生には、在宅要介護高齢者への栄養ケアマネジメントの進展とIPWの実例、IPE・IPWにおける課題について提示していただきました。歯学の窪木拓男先生には、正しい摂食評価に基づく食支援、栄養支援を行うためのIPE・IPWの実践とその成果を紹介していただきました。  様々な角度から「高齢者の食べることを支援する」取り組みを理解することは、今後,食支援のIPE・IPWを考えていただく一助になると思います。食支援のIPE・IPWが社会に根付くことを期待します。
  • 井出 成美, 伊藤 裕佳, 酒井 郁子
    2020 年 13 巻 2 号 p. 125-134
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/10/23
    ジャーナル フリー
    【目的】IPE開始期の課題と対処の仕方を明らかにすることを目的とした。 【方法】IPE開始期に従事経験のある複数領域の教員5名を対象に,半構成的面接調査を実施し,質的帰納的内容分析を行った。 【結果】IPE開始期における経験を125コード抽出し,IPE開始のきっかけ・動機4カテゴリー,IPE開始の推進力8カテゴリー,IPE開始にあたっての困難・障壁5カテゴリー,カリキュラム構築・プログラム作成における苦心7カテゴリー,領域・機関を横断しての組織化の苦心4カテゴリーを得た。 【結論】IPE開始期では,教育プログラムの創出にあたり,複数領域の教員間での合意形成と対立の解決,授業方法の模索が課題であることが分かった。 また,組織の強みや時代の動向を推進力として活かす,IPEに必要な経済的・環境的・人的資源を確保するための組織をつくる,現実的で試行的なプログラムから初める,教員間の合意形成の場を組織化するといった対処が明らかとなった。
  • 溝江 弓恵, 渕田 英津子
    2020 年 13 巻 2 号 p. 135-143
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/10/23
    ジャーナル フリー
    【目的】介護老人福祉施設における医療的ケア提供時の看護職と介護職の協働の現状と課題を明らかにする。 【方法】A市70施設に勤務する看護職319名と介護職335名を対象に,個人属性,施設概要,医療的ケア提供時における協働の現状について自記式質問紙調査を実施した。 【結果】有効回答は,看護職93名(29.2%),介護職118(35.2%)であった。医療的ケアにおける協働の現状として,「経管栄養」「吸引」は,『看護職が主体』『看護職と介護職で協力』でケアを提供,「誤嚥の危険性が高い人の食事介助」は,『看護職と介護職が協力』『介護職が主体』でケアを提供という傾向がみられた。職種間比較では,他職種が捉えている現状より自職種が【観察】【判断】【評価】を実施していると回答する傾向がみられた。 【結論】医療的ケア毎の【観察】【判断】【実施】【評価】において,看護と介護の専門性と効率性を踏まえた役割分担の検討が課題である。
  • 森 美保, 菅原 よしえ, 志田 淳子, 大塚 眞理子
    2020 年 13 巻 2 号 p. 144-152
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/10/23
    ジャーナル フリー
    【目的】クリニカルIPEを初めて受け入れた病院における医療職に及ぼす影響を明らかにする。 【方法】医療職によるフォーカス・グループ・ディスカッションを実施し,逐語録を質的帰納的に分析した。 【結果】対象者は医師・看護師・薬剤師の5名であった。分析の結果47コード,19サブカテゴリ,5カテゴリが抽出された。クリニカルIPEを初めて受け入れた病院では【クリニカルIPEの実施に伴い問題に直面した】が【病棟で医師・看護師・薬剤師と教員が協力して連携の強化を図る】こと,【クリニカルIPEの受け入れ病院として自覚し創意工夫する】ことで展開方法を築き上げていた。この過程では【院内職種間で専門性を理解し合う】ことや【クリニカルIPEが実習指導者の成長の機会とな る】ことが示された。 【結論】クリニカルIPEは,実習指導者の教育的能力の向上や臨床現場のIPWの促進をもたらしていた。この結果を職員研修の機会につなげていくことの必要性が示唆された。
  • 豊吉 泰典, 岩本 麻里, 務臺 文夫
    2020 年 13 巻 2 号 p. 153-160
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/10/23
    ジャーナル フリー
    【目的】職種の理解と専門職連携の理解との関連性について焦点をあて,独自で開発した「職種間連携表」を用いたIPEの実施内容について報告する。 【方法】IPEとして「チーム医療福祉演習」を5学部8学科1年生全員参加の下実施した。まず自職種の理解・他職種の理解があってこそ専門職連携の理解が図れると考え,自職種理解については各学科で講義を行い,他職種理解については各学科代表学生が自職種について共有を図った。その上で独自で開発した「職種間連携表」を用い,グループ毎に「職種間連携表」を作成し,発表を行った。 【結果】独自で開発した「職種間連携表」を使用する事で,それぞれの職種の理解を図った上で課題症例の患者を中心とした職種間連携を図式的に表現することができた。 【結論】「職種間連携表」はIPEの教材として活用できるものと考える。
  • 茨城県北茨城市での活動紹介
    後藤 亮平
    2020 年 13 巻 2 号 p. 161-163
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/10/23
    ジャーナル フリー
  • 大学で学び,現場で迷い,教員として改めて考える多職種連携の必要性
    富田 文子
    2020 年 13 巻 2 号 p. 164-166
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/10/23
    ジャーナル フリー
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