日本鉱物科学会年会講演要旨集
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S1:大震災及び福島原発事故にかかわる環境有害元素の挙動を鉱物学から探る
  • 小暮 敏博, 藤井 英子, 吉田 英人, 田村 堅志, 山田 裕久, 八田 珠郎
    S1-01
    公開日: 2014/06/10
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    今回我々は福島県飯館村の水田土壌に高濃度のCsを吸着させ、その吸着箇所をEPMA、 SEM-EDS、FIB、TEM-EDS等を用いて特定し、実土壌中のどのような粘土鉱物にCsが吸着しているかを知る手がかりをつかもうとした。その結果、EPMAの特性X線像でCsを最も強く吸着した鉱物はバーミキュライトとスメクタイト(組成的には鉄をかなり含むモンモリロナイト)であることがわかった。バーミキュライト中のCsの量はスメクタイトの2倍強となっていた。またバーミキュライト中のCsは層間に存在することがHAADF-STEM像より明らかになった。一方本土壌の主要な粘土鉱物であるカオリン鉱物には検出可能なCsの吸着は見られず、また白雲母にもCsは吸着されなかった。
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  • 赤井 純治, 野村 奈緒, 松下 新, 松岡 史郎, 工藤 久昭, 福原 晴夫
    S1-02
    公開日: 2014/06/10
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    原発事故でCsによる土壌及び生活環境の汚染はなお深刻な状態にある。鉱物学の視点から、鉱物にかかわる相互作用の視点から、将来の再循環過程集を推定することは意味のあることであり、また除染への示唆をも含む。このために、粘土鉱物への吸着、有機物への吸着と溶脱実験、微生物への吸収、電顕観察等で基礎的な検討を行い、モデル図をたてて、再循環、拡散・濃集を論じる。
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  • 野村 奈緒, 松下 新, 赤井 純治, 松岡 史郎
    S1-P01
    公開日: 2014/06/10
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    原発事故によって生活環境の深刻な汚染がある。森林内でのセシウムの挙動解明をめざした基礎的実験を行った。   特に、溶出実験で、異なった吸収メカニズムが推定された。  サクラの溶出率はMg2+で高く、イオン交換によって溶出したと推定される。マツについては KClで溶出率が高く、MgCl2では低い。これは イオン結合ではなく、構造中に取り込まれていることを示唆する。将来的な挙動について、議論する。
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  • 三浦 保範
    S1-P02
    公開日: 2014/06/10
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    3.11の地球と最新技術の事故の教訓は、長期の活動地球の詳細な歴史科学と、社会生活に宿命的な更なる技術革新の再確認である。創世期の地球では、主に軽・重元素(放射性元素を含む)が混在して衝突過程で地球外から運び込まれ、鉱物化した固体物質として保存され、地下の活動で元素が濃縮して資源の材料に利用される。多量の海水圏の存在で、海水圏と地殻固体が循環して軽元素や重元素を長期にわたり分離し、常に変化している。これまでの有毒物や放射性廃棄物は、廃棄的処理的で、溶融固化して地中保存等で再利用の視点がないが、筆者らは、活動地球のように種々の元素を継続循環させ、有毒物(炭素・塩素等の化合物)と重元素(鉄族・REE族・放射性廃棄物等)について軽元素を含めた固化によるVLS状態変化を進める。そのため、活動地球の3圏間の状態変化を利用して、有毒物・重元素廃棄物等を再利用できる軽元素による高温固化法を提案する。
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