目的:本研究は、病院が行う退院後訪問指導の対象患者が退院後、訪問看護へ移行し、安心・安全に在宅療養を継続するために、訪問看護師の立場から病院が行う退院後訪問指導の課題を明らかにすることである。
方法:7ヶ所の訪問看護ステーションの訪問看護師7名にインタビューを行い、質的帰納的に分析した。
結果:訪問看護師が考える退院後訪問指導の課題として6つのカテゴリが抽出された。《目的を理解した上での退院後訪問指導》、《病院看護師による安心できる在宅療養環境づくりのための行動》、《利用者情報の共有の促進》、《病院看護師・訪問看護師の対等な関係》、《利用者の状況に合わせた退院後訪問指導や同行訪問の実施時期の決定》、《退院後訪問指導制度への要望》であった。
結論:1.病院看護師に対する課題、2.病院側、訪問看護ステーション側双方に対する課題、3.退院後訪問指導制度に対する課題の3つにグループ化できた。また、安心、安全に在宅療養に移行するために、利用者を中心に病院看護師、訪問看護ステーションの連携が重要であることが示された。
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