日本在宅看護学会誌
Online ISSN : 2760-5019
Print ISSN : 2187-168X
最新号
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巻頭言
集会長講演
研究
  • 種市 ひろみ, 菱田 一恵, 宮本 圭, 吉田 めぐみ, 佐藤 知子
    原稿種別: 研究
    2026 年14 巻2 号 p. 9-17
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/08/05
    ジャーナル フリー

    目的:訪問看護師がヤングケアラー(以下、YC)と認識した状況を明らかにする。

    方法:半構造化面接による質的記述研究

    結果:対象は訪問看護師7名。YCと認識する状況として、10のカテゴリーが抽出された。主なカテゴリーは【支援している専門職からの情報があった】【学校に行けない子どもが自宅で過ごしていた】【訪問看護師に自分の存在をアピールしてきた】【療養者の状況に応じて食事の役割を担っていた】【見よう見まねで医療的ケアを担っていた】であった。これらのカテゴリーは、[情報提供と確認][子どもの日常生活][子どものケアへの参加]の3つの大カテゴリーに大別された。

    結論:訪問看護師は、提供された情報だけでなく意識的に情報収集し、世帯全体を把握した上で、子どもの日常生活やケアへの参加状況を確認し、YCであると認識していた。子どもや家族に寄り添った情報収集、医療専門職としての支援者や関連機関との情報共有がこれからの課題である。

資料
  • 東海林 美幸, 古瀬 みどり, 高橋 由美, 小林 淳子
    原稿種別: 資料
    2026 年14 巻2 号 p. 18-26
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/08/05
    ジャーナル フリー

    目的:新卒・新人訪問看護師が訪問看護に関心を持つきっかけとなった要因を明らかにする。

    方法:A県内の新卒・新人訪問看護師を対象とした半構造的インタビュー調査。

    結果:新卒・新人訪問看護師が訪問看護に関心を持ったきっかけとして、【在宅看護の理解のために工夫された講義を受講したこと】【講義を通して家族の見取りや介護経験の意味を理解したこと】【臨地実習で訪問看護の魅力を感じとったこと】【コロナ禍でも臨地実習や研修で訪問看護の魅力を直接確認したこと】【進路決定にあたり大切にしている看護を実現する場として訪問看護を想起したこと】【転職にあたり大切にしている看護を実現する場として訪問看護を想起したこと】の6カテゴリーが抽出された。

    考察・結論:新卒・新人訪問看護師が訪問看護に関心を持つきっかけとなった要因は、在宅看護の講義を受けたこと、進路決定・転職の経験、訪問看護の魅力を直接感じ取る経験であることが示唆された。

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