目的:訪問看護師が心掛けるロールモデル行動と学生指導力、在宅看護実践力、職業コミットメントの関連を明らかにする。
方法:4県の訪問看護師322名に、基本属性、ロールモデル行動、3要素(学生指導力、在宅看護実践力、職業コミットメント)に関して、郵送法による自記式質問紙調査を行った。ロールモデル行動と3要素の相関係数と、3要素と基本属性について差の検定または相関係数を算出した。
結果:188部を有効回答とした。平均看護師経験年数22.1年、平均訪問看護師経験年数8.0年であった。ロールモデル行動と3要素すべてに正の相関がみられた。職位、訪問看護師経験年数が3要素すべてに関連しており、訪問看護師経験3年未満と3年以上の看護師には3要素に差がみられた。
結論:3要素の向上には、訪問看護師経験年数が重要と示唆された。3要素が高い訪問看護師は、ロールモデル行動を心掛ける傾向があるため、訪問看護に興味を抱く実習指導を行うには、訪問看護師経験年数を参考に学生と同行訪問を行う看護師を選定することが示唆された。
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