日本看護シミュレーションラーニング学会誌
Online ISSN : 2758-5476
1 巻
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巻頭言
総説
  • ―模擬患者を活用した看護演習の教育評価に関する国内外の文献検討より―
    河部 房子, 斉藤 しのぶ, 和住 淑子, 栗原 幸子, 林 恵里子, 山岸 仁美
    2023 年1 巻 p. 2-11
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/08/29
    ジャーナル フリー

    目的:模擬患者(SP)への看護演習の教育評価に焦点をあてた国内外の文献を対象に,看護シミュレーション教育の評価の現状を明らかにする.

    方法:看護学生を対象にSPを活用した看護展開に焦点を当てたシミュレーション教育の実践,かつ教育の実際とその評価内容が読み取れる60文献を分析対象とした.分析は,Aシミュレーション教育の目的,B目的に対する評価の視点,に照らして行った.分析Aはカテゴリー化し,Bは内容を概観して評価対象を類別し,評価方法についてまとめた.

    結果:シミュレーション教育の目的では,看護実践に焦点をあてた9カテゴリー,看護実践以外に焦点をあてた3カテゴリーが見出された.シミュレーション教育の評価は【看護実践に関わる評価】【学生の学習活動や態度に関わる評価】【教育方法に関わる評価】【その他】の4つに類別された.

    結論:シミュレーション教育を看護学生の看護実践能力向上につなげるための示唆が得られた.

原著
  • 鈴木 良美, 阿部 幸恵, 伊藤 綾子, 藤野 ユリ子, 澤井 美奈子, 石田 千絵, 井口 理, 神庭 純子
    原稿種別: 原著
    2023 年1 巻 p. 12-20
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/09/27
    ジャーナル フリー

    目的:本研究の目的は,看護学生へのシミュレーション教育に関する日本語版「学習指導における学生の満足度と自信尺度(SCLS)」を作成し,その信頼性・妥当性を検証することである.

    方法:SCLSを国際的なガイドラインに則り日本語に翻訳し,シミュレーション教育受講後の看護系3大学の学生を対象に,無記名自記式質問紙調査によって,信頼性・妥当性を検証した.

    結果:404名に調査票を配布し335名から回答を得て,分析対象は331名となった(有効回答率81.9%).クロンバックαは2因子とも0.8以上であった.I-T相関で相関係数の低かった1項目を除く2因子12項目で確証的因子分析を行い一定の適合度の基準を満たしていた.自尊感情尺度とSCLSの下位因子とは有意な正の相関があった.

    結論:日本語版SCLSは,一定の信頼性・妥当性を検証でき,活用可能であると考えられる.

学術集会寄稿
編集後記
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