目的:A大学3年次科目「看護臨床推論」において,急変対応フローチャートを基盤とした症例基盤型学習後に実施した,NLN/Jeffries Simulation Frameworkに基づくシミュレーション学習について,科目終了時の学生の主観的評価をもとに,シミュレーション学習の設計に対する評価(SDS反映度)と認知負荷,学習意欲との関連を明らかにする.
方法:受講者86名のうち同意の得られた43名を対象に,SDS日本語版,CIS日本語版,認知負荷評価指標を用いたWeb調査を実施した.
結果:SDS反映度およびCISは高値を示し,要素間で正の相関が認められた.学習タスク負荷(IL)は中等度,授業設計の不備への負荷(EL)は低値,学習理解の促進(GL)は高値を示し,SDS反映度はGLと正の相関を示した.
結論:SDS反映度と認知負荷,学習意欲との関連が示され,本シミュレーション学習設計を検討する上での示唆が得られた.
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