日本視機能看護学会誌
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最新号
選択された号の論文の4件中1~4を表示しています
  • 坂本 史衣
    2022 年 6 巻 p. 1-5
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/03/16
    ジャーナル オープンアクセス
    2020年1月に国内で初めて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者が確認されてから1年と8ヶ月が過ぎようとしている。その間に蓄積された情報やワクチンの開発により,医療機関で行うCOVID-19対策も変化している。本稿では2021年9月1日現在の知見に基づくCOVID-19の医療関連感染対策を紹介する。
  • 相見 美幸, 中間, 中倉, 田邊, 野口
    2022 年 6 巻 p. 7-9
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/03/16
    ジャーナル オープンアクセス
    目的:顕微鏡光源動画を用いて, 看護師による白内障手術前説明を追加で行う事で手術中の患者の恐怖感や疼痛に対する効果を明らかにすること。 方法:対象は2020 年4 月から10 月までにA 病院で白内障手術を両眼同日に受けた患者100名。従来の手術前説明を行った患者と従来の手術前説明に加え看護師による顕微鏡光源動画を用いた説明を行った患者に振り分け, 無作為化比較試験を行った。手術後に100㎜ ,visual analog scale( 以下,VAS) を用いて調査を行った。 結果:手術中の恐怖感VASは指導あり群は33.4㎜± 30.7, 指導なし群は47.6㎜± 32.0 であった(P=0.003)。疼痛VASは指導あり群は13.4㎜± 17.5, 指導なし群は23.4㎜± 27.7 であった(P=0.057)。 考察:顕微鏡光源動画を用いて手術前説明を行うことで, 手術中の患者の恐怖感を軽減できることが明らかとなった。手術 自体を安全に遂行するためには患者の手術中の恐怖感や疼痛の軽減を図る対策は重要である。
  • ACT Pack® 導入24 か月後の追跡結果を踏まえて
    村上 佑里, 中嶋, 夏目, 上村, 前久保
    2022 年 6 巻 p. 10-14
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/03/16
    ジャーナル オープンアクセス
    目的:緑内障治療における課題の一つに通院の自己中断が挙げられる。今回,治療継続率向上を目指し,医師の病状説 明,ファイルの配布(眼圧カード,治療スケジュール,家族へのレター),映像視聴,診察予約,再診リマインドからなる緑内障治療継続パッケージ(以下,ACT Pack®)を導入し,その効果を検討した。 方法:今回初めて緑内障と診断されACT Pack® を導入した33 名のうち24 か月治療を継続した30 名を対象に,治療継続率,アンケートを実施し治療への患者意識を分析した。 結果:治療継続率は6 か月100%,12 か月97%,24 か月91%であった。24 か月後に行ったアンケート調査でも,点眼への工夫や通院日の確認など治療への高い意識が続いていることが示された。 考察:ACT Pack® を用いることで疾患への理解や意欲的な治療参加につながる。また,看護師からの反復した説明や相談ができる機会の提供も治療継続や意識の向上につながったと考えられた。
  • 山下 愛莉, 小澤, 小島, 宰川, 光武, 大久保, 杉田
    2022 年 6 巻 p. 15-18
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/03/16
    ジャーナル オープンアクセス
    目的:術前抗菌薬点眼,術前・術中ヨウ素化合物洗浄の眼内炎予防効果を結膜スメアで検討する。 方法:2019 年6 月~ 8 月に白内障手術した788 名1132 眼に手術1 か月前検査時に結膜スメア検査を施行した。陽性であった53 名56 眼を対象に,手術来院時,手術前消毒後,手術終了時の各段階で検査施行し,各段階での陽性数を調べ検討した。 結果:手術1 か月前で53 名56 眼,術前抗菌薬点眼後手術来院時には10 名10 眼,術前消毒後には3 名3 眼,手術終 了時には2 名2 眼が結膜スメア陽性であった。術前抗菌薬プロトコルの違いによる優位な差はなかった。陽性であったものに糖尿病患者はおらず,年齢も陽性群と陰性群で差はなかった。 考察:術前抗菌薬点眼,術前・術中ヨウ素化合物洗浄にて結膜スメアを陰性化させる効果があることを確認した。消毒後や手術終了時にも陽性である例があり,術中の細菌移行阻止や術後抗菌薬点眼も重要であると考えられた。
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