日本創造学会論文誌
Online ISSN : 2433-4588
Print ISSN : 1349-2454
最新号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • スタンバーグ ロバート
    2019 年 22 巻 p. 1-3
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/04/12
    ジャーナル オープンアクセス
  • 西尾 未希, 牧野 泰才, 白坂 成功, 前野 隆司
    2019 年 22 巻 p. 4-20
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/04/12
    ジャーナル オープンアクセス
    人の感動経験や感性価値を考慮した製品・サービスの設計が脚光を浴びている.このため,著者らは前報において,感動のSTARフレームワークという感動経験の分析法を開発するとともに,これを用いた感動発想技法を提案した.本研究では,様々な製品・サービスにおける実際の感動経験の分析を行うとともに,その違いを比較することによって,STARフレームワークによる感動の分析(感動のSTAR分析)の有効性を示すことを目的とする.具体的には,類似業種の分析および経済的価値を含む/含まない経験の分析を行えることを示すことによって,有効性を検証する.また,これらの結果より,企業による製品・サービスに基づく感動経験や個人の感動経験を分析するための有効なツールであることについて考察する.最後に結論を述べる.
  • 松前 あかね, 永井 由佳里
    2019 年 22 巻 p. 21-38
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/04/12
    ジャーナル オープンアクセス
     本研究は,デザインプロセスが,デザインコンセプトの実現に向けた動機としての共創造性(co-creativity)および個々人間における相互主観性の形成にどのような影響を与えるか,多様な文脈を背景とする個々人間における相互主観性形成過程の動的メカニズムを共創(co-creation)との関係において解明しようとするものである.  協働(collaboration)は,単に個々人を場に集めるだけで自然発生するものではなく,協働のための所与の枠組みが失われた後においても自然に持続するものでもない.本研究では,通常協働の観点から議論されるヒューマンファクターについて,より内なる共創造性に着目した.主要な用語を定義し,共創のメカニズムの主要な構成要素として,相互主観性・文脈・共創造性の基本的な要素の評価法を提案し,それらを吟味するため異なる協働的デザインプロセスによる実験を行った.  本研究は,ある特定の要素のみに着目するのではなく,主要な構成要素を包含する1系の動的システムとして共創のダイナミクスを捉えようとするものである.本研究における実験を通じて得られた知見にもとづき,共創のメカニズムにおいて相互主観性を始めとする主要な構成要素を位置づけ,それを動的モデルとして提案し,異なる文脈にある個々人間の持続的協働プロジェクトの形成とマネジメントの効率的かつ実践的な方法論の確立に貢献することを目的とする.
  • 于 渓
    2019 年 22 巻 p. 39-52
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/04/12
    ジャーナル オープンアクセス
     現在,経営環境は激しく変化しており,企業はますます異なる業種から出てきたライバルとの競争に巻き込まれてきた。新しい競争関係の中で勝ち残るために,オープン・イノベーションが重要な位置づけを占めるようになっている。Chesbrough[1]はオープン・イノベーションの概念を提唱して以来,それに関する論争が多くなってきた。特に最近,オープン・イノベーションに対する認識が変わりつつある。 本稿は,富士フイルムの事例を通して,こうしたオープン・イノベーションの変容について考察することを目的とする。富士フイルムのオープン・イノベーションの特徴と課題を議論した結果,同社のオープン・イノベーションは以下の3つのステップに分けて推進されたことがわかった。① 銀塩カメラの時代において,技術インフラの構築を狙い,早期のオープン・イノベーションを試みた。②事業の転換期において,R&Dプロセスの延長線にある技術を求めるためにオープン・イノベーションを行った。③オープン・イノベーションの場を開設し,より多くの価値を創造するために異なる業種にある提携先とオープン・イノベーションを行っている。
  • 安松 健
    2019 年 22 巻 p. 53-67
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/04/12
    ジャーナル オープンアクセス
    クリエイティブ思考が注目され様々な手法があらゆる現場に導入されているが, アブダクティブな統合思考の実践は手法とその実施における課題がある. そこで本研究では, まず, 統合思考の理論と手法を確認した上でKJ法に着目し, 各手法について先行研究を元に評価し, ビジネスワークショップに適した手法を選び, さらにその改善方法を提示した. 次に, ワークショップ実施の成功要因として同意や承認ではなく反論や異見という葛藤・対立・コンフリクトの重要性を議論した上で分析枠組みを設定し, ワークショップの実施調査を行い, 定量的・定性的に分析をした結果, 「反論・異見などの対立・葛藤」が成功要因として重要であることが確認できた.
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