応用統計学
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7 巻, 1 号
選択された号の論文の4件中1~4を表示しています
  • 大鋳 史男, 西田 俊夫
    1978 年 7 巻 1 号 p. 3-10
    発行日: 1978/09/30
    公開日: 2009/06/12
    ジャーナル フリー
    一変量寿命分布関数に関してIFR, IFRA, DMRL, NBU, NBUE などの種々のクラスが定義されている〔1〕.これらの中でIFR分布関数は多変量の場合に拡張されており,その種々の性質が議論されている〔2〕〔3〕.われわれ一変量のNBU分布関数を多変量の場合に拡張するとともにさまざまな性質を示す.
  • 柳本 武美
    1978 年 7 巻 1 号 p. 11-22
    発行日: 1978/09/30
    公開日: 2009/06/12
    ジャーナル フリー
    化学物質が安全でなければならないとすると,得られたデータから安全な量,あるいは許容量を推定しなければならない.最近用量-反応関係に基づいて複数の水準,assurance level, risk level, threshold levelを用いて安全性を評価する手法の研究が活発になされている.データからコンザーバティブに且つシャープに推定する方法が望まれている.しかし未だ不十分な段階でしかない.
    ここでは基礎的な2つの手法―プロビット解析および許容限界に基づく手法―を代表的なデータにご適用した.従来提案されているホッケー・スティック回帰および安全係数を掛ける方法と比較した.複数の水準を用いる方法が見通しが良く,より実際的であることが示唆された.
  • 橋口 渉子
    1978 年 7 巻 1 号 p. 23-32
    発行日: 1978/09/30
    公開日: 2009/06/12
    ジャーナル フリー
    線形判別関数易BPt=λtWptにおいて,ベクトルpi(i=1,2,…)は斜交であるため,適用に際してp1およびp2を座標系として判別評点の散布図を画くのは容易でない.しかしその散布図とは,p1とp2の張る平面S上への,各測定値の正射影を示すものである,したがって,p1,p2を座標系にする必要はなく,おなじ平面Sを張るベクトル系のうち,互に直交するものを座標系として選ぶことができる.このとき,選んだ各ベクトルへの測定値からの正射影の長さが把握されればよい.ここでは,直交座標系のベクトルとしてp1とq2(あるいはp2とq1)を用いることを提案した.q1,q2とは,ベクトルWp1,Wp2のS上への正射影である.さらに,ベクトルWptのもつ性質について若干の考察を行ない,適用の場におけるその重要性を指摘した.
  • 相関係数と有効性について
    二宮 理憙
    1978 年 7 巻 1 号 p. 33-39
    発行日: 1978/09/30
    公開日: 2009/06/12
    ジャーナル フリー
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