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教授学習心理学研究
Online ISSN : 2424-1725
Print ISSN : 1880-0718
ISSN-L : 1880-0718
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巻号一覧
16 巻 (2020)
1 号 p. 1-
15 巻 (2020)
2 号 p. 47-
1 号 p. 1-
14 巻 (2018)
2 号 p. 42-
1 号 p. 1-
13 巻 (2017)
2 号 p. 51-
1 号 p. 1-
12 巻 (2016)
2 号 p. 32-
1 号 p. 1-
11 巻 (2015)
2 号 p. 42-
1 号 p. 1-
10 巻 (2014)
2 号 p. 43-
1 号 p. 1-
9 巻 (2013)
2 号 p. 49-
1 号 p. 0-
8 巻 (2012)
2 号 p. 49-
1 号 p. 1-
7 巻 (2011)
2 号 p. 39-
1 号 p. 1-
6 巻 (2010)
2 号 p. 53-
1 号 p. 1-
5 巻 (2009)
2 号 p. 43-
1 号 p. 1-
4 巻 (2008)
2 号 p. 61-
1 号 p. 1-
3 巻 (2007)
2 号 p. 37-
1 号 p. 1-
2 巻 (2006)
2 号 p. 35-
1 号 p. 1-
1 巻 (2005)
2 号 p. 49-
1 号 p. 1-
9 巻, 2 号
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表紙
原稿種別: 表紙
2013 年 9 巻 2 号 p. Cover1-
発行日: 2013/12/18
公開日: 2018/01/31
DOI
https://doi.org/10.20629/japtl.9.2_Cover1
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(293K)
目次 / CONTENTS
原稿種別: 目次
2013 年 9 巻 2 号 p. Toc1-
発行日: 2013/12/18
公開日: 2018/01/31
DOI
https://doi.org/10.20629/japtl.9.2_Toc1
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(187K)
教授された科学的知識を自分の言葉で説明し直す活動が概念変化に及ぼす影響
-真空の概念変化を通して-
小林 寛子
原稿種別: 原著論文
2013 年 9 巻 2 号 p. 49-62
発行日: 2013/12/18
公開日: 2018/01/31
DOI
https://doi.org/10.20629/japtl.9.2_49
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これまでに,学習者の誤概念を修正することを目的として,教授者が学習者に提示する事例の種類やその提示順を検討して,教授法を提案する試みが様々に行われてきた。しかし,こうした教授の後には,学習者自身が改めて,教えられた内容を確認し,理解を構築していくことの必要性も指摘されている。そこで,本研究ではこうした説明活動の導入が概念変化に及ぼす効果ついて,実証的に検討することを目的とした。具体的には,まず,「真空は物を吸い寄せる力を持つ」という誤概念が見られる「大気圧」について,106名の大学生を対象に授業を行った。その後,対象者を,数えられた内容について自分で説明し直す活動を行わせる群(説明群52名)と教師の説明を書き写させる群(書写群54名)にランダムに割り当てて,両群の学習効果を比較した。結果,書写群よりも説明群の学習者の方が,学習した内容を後続の問題を解く手がかりとして用いやすくなることが明らかとなった。以上の知見から,学習者の誤概念を修正するために,概念変化に必要な教授を行った後に,学習者が教えられた内容を自分の言葉で説明し直す活動を導入することの有用性が示唆された。
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(5023K)
数字がなくても公式を使えるようにするにはどうすればよいか
-中学生への操作的試行の援助-
岡田 いずみ, 麻柄 啓一
原稿種別: 原著論文
2013 年 9 巻 2 号 p. 63-74
発行日: 2013/12/18
公開日: 2018/01/31
DOI
https://doi.org/10.20629/japtl.9.2_63
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麻柄(2009)は,問題に数値が記されていない場合に公式を用いることができない小学5,6年生が多いことを面積公式に即して明らかにした。これは公式の変数間の関係に着目して答えの大小を導くこと(操作)ができない者が多いことを意味する。本研究は,①操作ができない学習者がどの程度いるかを問題の種類と学年を拡張して調査し,②操作ができない学習者に対して,それを可能にするように援助してその効果を検討した。研究Ⅰでは小5(32名)と中1(67名)を対象に,面積公式と代数の式について操作の成否を調査した結果,小中学生ともに正答率が低かった。そこで研究Ⅱでは事例研究として中2(2名)を対象に,任意の数値を代入して求めた答えと操作の結果が同じになることを手がかりとした介入を行ったが,学習者は操作を行えるようにならなかった。原因として学習者の実感や納得が伴わなかった可能性が考えられた。研究Ⅲでは中2(31名)を対象に,操作のプロセスや結果が妥当であることを実体的に確認できるように工夫した介入を行った。その結果,操作が可能となったものが大幅に増加し,この方法の効果的なことが示唆された。
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(4378K)
リスニング・コンプリヘンションにおけるタイトルの親近性の効果
-日本の大学教養課程-英語教科書20ユニット・タイトルの効果の分析-
早田 武四郎
原稿種別: 原著論文
2013 年 9 巻 2 号 p. 75-89
発行日: 2013/12/18
公開日: 2018/01/31
DOI
https://doi.org/10.20629/japtl.9.2_75
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Familiarityのなかの「情的側面」を確認し,日本の大学(英語)教科書20ユニット・タイトルのイメージを測定するために,10の形容詞対,7件方のアンケート調査が行われた。 調査協力者は3つの題材をそれぞれ2回聞いた後,6問と16問のTFテストに答えた(2分,5分,5分)。次に,調査協力者は3つの題材についてテストまでに有する知識を調査する7件法のアンケートに回答した。特に,因子分析で発見された情的側面の因子は「親近性(closeness)」と命名され,既知感(familiarity)のなかの下位概念の一つとして位置づけられた。第1位のタイトル,最下位のタイトル,第3位のタイトルは,「高親近タイトル」「低親近タイトル」並びに「トレーニング用タイトル」として採用された。 結果は高親近タイトルが低親近タイトルに対して統計的に有意に優れていること,タイトルの親近性の学力(第1回TOEIC Halfテスト得点)に対する主効果,タイトルの親近性の学力(同左)間には交互作用はなく,高親近タイトルのTFテスト得点とテスト前知識の間には相関がないことを示した。
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(5074K)
標本比率の散らばり判断に及ぼす変換操作シミュレーションの効果
小口 祐一
原稿種別: 原著論文
2013 年 9 巻 2 号 p. 90-101
発行日: 2013/12/18
公開日: 2018/01/31
DOI
https://doi.org/10.20629/japtl.9.2_90
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標本比率の散らばりを比較する問題は,大数の法則を適応することによって解決可能である。しかし,標本の大きさに差があるにも関わらず,「散らばりは同じ」というご判断は多く見られる。標本の大きさを考慮せず,大数の法則を適用しない傾向は,「標本の大きさの無視」と呼ばれている。この傾向は,問題解決に適用できる形にルール命題を変換操作できないことが影響を与えていると想定した。本研究では,大数の法則の学習をしている大学生を対象に,大数の法則の裏操作の正しさを確認させるシミュレーションによって,標本比率の散らばり判断が改善されるかを検証した。その結果,標本比率の散らばりを比較する問題に対して,事前から事後にかけて適切判断に変容した対象者が多いことが示された。また,大数の法則の原命題または裏命題を判断理由にあげている対象者は著しく増加した。このことから,ルール命題の変換操作の正しさを確認する変換操作シミュレーションは,学習者の標本比率の散らばりに関する適切判断を促進するとの示唆を得た。
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(4324K)
教授学習研究と教科学習の「密着度」について考える
工藤 与志文
原稿種別: 投書
2013 年 9 巻 2 号 p. 102-104
発行日: 2013/12/18
公開日: 2018/01/31
DOI
https://doi.org/10.20629/japtl.9.2_102
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(969K)
奥付
原稿種別: 奥付
2013 年 9 巻 2 号 p. App1-
発行日: 2013/12/18
公開日: 2018/01/31
DOI
https://doi.org/10.20629/japtl.9.2_App1
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(262K)
裏表紙
原稿種別: 裏表紙
2013 年 9 巻 2 号 p. Cover2-
発行日: 2013/12/18
公開日: 2018/01/31
DOI
https://doi.org/10.20629/japtl.9.2_Cover2
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