JARI Research Journal
Online ISSN : 2759-4602
2013 巻, 9 号
JARI Research Journal 2013年9月号
選択された号の論文の2件中1~2を表示しています
研究速報
  • 谷口 昌幸, 小野 古志郎, 増田 光利, 福島 達也
    原稿種別: 研究速報
    2013 年2013 巻9 号 論文ID: JRJ20130902
    発行日: 2013年
    公開日: 2025/12/18
    研究報告書・技術報告書 フリー
    現在,自動車の前突試験用ダミーとして1970年代に開発されたHybrid IIIが世界的に使用されているが,乗員保護性能向上のため,生体忠実性がより高く,先進的拘束装置に対しより敏感な応答を示すダミーの開発が求められてきた.米国では,NHTSAが1985年に次世代の前突試験用ダミーの開発プロジェクトに着手し,Hybrid IIIの一部を改良したTAD-50M (Trauma Assessment Device - 50th percentile male)を1992年に発表した.その後,NHTSAはTAD-50Mの開発経験を踏まえた新たな前突試験用ダミーの開発に取組み,2001年にTHOR (Test Device for Human Occupant Restraint)-alphaと呼ばれるダミーを開発し,その耐久性や使用性の改善を施したTHOR-NTを2005年に発表した1).現在は,より新しい生体力学的データを活用してTHOR-NTの部位毎に変更を加えたTHOR Mod Kitの評価がNHTSAおよび関連研究機関の協力の下で進行中である2).また,欧州の第7次フレームワークプロジェクトの一つであるTHORAXプロジェクトでもTHORの新しい胸部の開発と評価に取り組んでいる. 本稿は,THOR Mod Kitを評価するためのベースデータを得ることを目的に実施したスレッド試験の結果の概要について報告する.具体的には,THOR-NTおよびHybrid IIIの異なる着座位置に対する全身挙動および各部位の加速度や荷重などの動的応答の違いを評価した結果である.
研究活動紹介
  • 鈴木 尋善
    原稿種別: 研究活動紹介
    2013 年2013 巻9 号 論文ID: JRJ20130901
    発行日: 2013年
    公開日: 2025/12/18
    研究報告書・技術報告書 フリー
    車車間や路車間通信による自車と外界との情報交換により,自車の視界を広げて安全性・効率性・環境性や利便性を改善する協調ITS(以下C-ITS)システムに関し,ITSスポットやDSSSサービスなど路車間C-ITSシステムは日本が実用化を先行している.これに対し,欧米もシステムの研究・開発に力をいれ,実証実験の段階から実用化に近づきつつある. また,C-ITSシステムの究極的な姿ともいえる自動運転システムは日本でも1970年代から開発されてきたが,2000年代後半から再度脚光を浴びてきている.これは日米欧での道路安全,省エネ,交通効率化指向の高まりや,自動ブレーキの実用化など社会受容性の変化に加え,車のDrive by Wire技術やセンサ技術,EV化など自動運転に関する技術的環境が整ってきたことにもよる. ここでは,欧米のC-ITSシステムと自動運転システムの最新動向に付き俯瞰するとともに,自動運転のトピックと課題に付き示した.
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