JARI Research Journal
Online ISSN : 2759-4602
2025 巻, 3 号
JARI Research Journal 2025年月号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
表紙・目次・掲載区分
JARIシンポジウム2024 「2050年環境負荷ゼロに向けて~GXへの取組み~」
トピックス
  • 小倉 雅徳, 宮本 祐子
    原稿種別: トピックス
    2025 年2025 巻3 号 論文ID: JRJ20250301
    発行日: 2025/03/10
    公開日: 2025/03/12
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    年々深刻化する環境問題への取り組みが,企業・業界,国家にとって最重要課題の一つとなっている.経済産業省が打ち出した自動車分野のGX(Green Transformation:カーボンニュートラルと経済成長の両立を目指す取り組み)戦略では,自動車のカーボンニュートラル(CN)実現に向けた多様な選択肢の追求,自動車の電動化,車の使い方の革命など,幅広い取り組みが求められている. JARIシンポジウム2024では,国際エネルギー機関(IEA)の貞森氏による特別講演,経済産業省の岡林氏,早稲田大学の大聖氏による基調講演,そしてJARI職員による講演を企画した.さらにパネルディスカッションにおいては自動車メーカ(乗用車,商用車),エネルギー業界,環境ジャーナリスト,国際機関,学術機関などさまざまな立場から,GXへの取り組みについて討論を行った.本稿では,本シンポジウムの開催概要を報告する.また各講演は,本号の記事を参照いただきたい.

講演
研究活動紹介
一般記事
モビリティ研究会 報告
調査資料
  • ―2地域における試験走行に基づく提案― モビリティ研究会 調査報告書 (8)
    谷本 琢磨, 遠藤 修, 飯野 信次, 上原 啓介, 中塚 喜美代, 大庭 敦, 平岡 敏洋
    原稿種別: 調査資料
    2025 年2025 巻3 号 論文ID: JRJ20250308
    発行日: 2025/03/10
    公開日: 2025/03/12
    研究報告書・技術報告書 フリー HTML

    本稿では,高知県仁淀川町と大分県姫島村における小型電動モビリティの試験走行の結果を踏まえて,中山間地域および離島での移動課題を解決する車両要件について検討する.仁淀川町では,高齢者の移動支援を目的とした電動のトゥクトゥク(小型の3人乗り電動三輪自動車,道路運送車両法では側車付軽二輪扱いとなる)の導入が高齢者の外出頻度の向上やコミュニティ活性化に寄与する可能性について検討を行う.姫島村では,観光客と高齢者双方のニーズに応えるために電動カートを活用し,観光振興や住民の生活支援の効果を確認する.地域の特性に基づく運用可能な車両要件の検討に基づいて,免許制度の見直しや法整備の必要性を明らかにするとともに,全国展開可能かつ持続可能なモビリティ社会の構築に向けた方向性を示唆する.

  • モビリティ研究会 調査報告 (9)
    稲波 純一, 久保 達人, 大野 肇, 李 邱, 中塚 喜美代, 大庭 敦, 平岡 敏洋
    原稿種別: 調査資料
    2025 年2025 巻3 号 論文ID: JRJ20250309
    発行日: 2025/03/10
    公開日: 2025/03/12
    研究報告書・技術報告書 フリー HTML

    高度経済成長期に整備されたニュータウンは,住民の高齢化と施設の老朽化が同時に進行しており,「オールドニュータウン問題」として社会的な課題となっている.本稿では,オールドニュータウンに居住する高齢者のWell-Being(幸福や健康で充実した状態)およびQOL(生活の質)の維持向上に焦点を当て,全国で実施されているモビリティ・リデザインの事例のうち,特徴的なものを四つ選び,調査・分析した.調査の結果,ニュータウン内での徒歩移動の制約,バス減便によるアクセス利便性の低下,階段が多い団地環境など,高齢住民の移動に大きな負担を与える要因が複数存在することが明らかになった.これらの移動困難問題を解決するために,各地で低速モビリティの導入が試みられているが,持続可能な形で継続している事例は現時点では少ない.成功事例の分析からは,以下の重要な知見が得られた:1) 低速モビリティなど移動手段の確保,2) 福祉施設や介護施設,住民交流のための休憩スペースなど,移動の目的となる設備の整備,3) 事業者や利用者が当事者意識を持って関与できるような事業規模の適切化.

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