日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第47回研究大会
選択された号の論文の208件中1~50を表示しています
個人発表
A会場(519 教室) 第一日目 6 月8 日(土) 9:30-17:25
個人発表
B会場(517 教室) 第一日目 6 月8 日(土) 10:00-17:25
  • アパデュライのメディアスケープ論の応用から
    岩間 春芽
    セッションID: B01
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    本研究の問いはネパールの北西部を援助を行いに訪れた人達がどのようにしてネパール北西部の情報を得て、どのような想像をしているのか、また想像の共有によりどのような現象が生じているのかである。4つの事例から「貧しいネパール北西部」を想像するメディアスケープが存在しており、世界の様々な地域の人たちが同じような想像を共有しており、想像した人達が更に援助を広めるという現象を引き越しているということが言える。
  • シエラレオネ内戦にみるカマジョーの変容
    岡野 英之
    セッションID: B02
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    本報告では、シエラレオネ内戦(1991-2002年)において各地で組織されたメンデ人自警組織「カマジョー」がいかに形成され、変容し、ひとつの武装勢力「市民防衛軍」(Civil Defense Force:CDF)となったのかを明らかにすることで、内戦に見られる、ローカル、ナショナル、トランスナショナル、グローバルな次元の接合を論じる。特に、その接合には人脈が大きな役割を果たしていることを指摘する。
  • 移行期北アイルランド社会における長期紛争経験の語り
    酒井 朋子
    セッションID: B03
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    長期の紛争が一区切りを迎えたとき、人びとはしばしば、和平の訪れに対し安堵と困惑・怒りが入り交じった両義的な反応を見せる。本報告はイギリス領北アイルランドにおける事例から、移行期社会において広く見られるこうした葛藤にアプローチする。とくに、紛争が長期継続したがゆえに人びとの日常観と歴史観にもたらされた影響に注意しながら、出来事が「事後」になって苦難の経験として記憶しなおされる仕組みを検討していく。
  • 蘭嶼島の核廃棄物貯蔵場と津波・放射線ホットスポットの報告
    中生 勝美
    セッションID: B04
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
     2012年9月初めと11月中旬に、台湾南部の蘭嶼島で文理一体型の共同調査を行った。調査の問題意識は、津波、核廃棄物貯蔵場の安全性である。今回の調査で、放射線量の高いホットスポット、津波石、津波の痕跡がある地層が見つかった。放射線量の問題は政治問題化して、その後予想を上回る困難が押し寄せた。今回は、人類学者の役割として、学際的研究のコーディネーターという新しい方向性を提起したい。
  • 冷戦構造期における文化の理論化とその場所性の消失
    太田 好信
    セッションID: B05
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    「ポストモダン人類学」の功績を回顧するとき、明白なのは文化概念の諸前提が問い直されたことである。しかし、そのような問い直しの背景にある社会的文脈を含め、文化の理論化が批判的に検証されることはない。本発表では、冷戦構造の入口と出口を挟んで、米国リベラリズムが文化として理論化される状況を分析する。文化が理論化されるとき、パワーとの共犯関係は消去されてしまうことを解明する視点を、文化人類学内に批判性として回復する。
  • 黄河源流域の民間環境保全組織「コルユグ・ツォクパ」を事例として
    別所 裕介
    セッションID: B06
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    本発表では、辺境住民側の社会適応を前提とする国家主導の近代化プロジェクトが推進される黄河源流域の牧畜社会をめぐり、そこに生まれつつある現地牧畜民主導の環境自治運動の様態を、実際の具体的な活動団体に対して行ったインタヴューと参与観察資料をもとに報告する。これにより、従来の俯瞰的な辺境資源管理の視点に対し、牧畜民自身のローカルな環境認識とそれを土台にした環境自治の可能性について議論を喚起したい。
  • 現在モンゴル医療の位置づけに関して
    高 塔娜
    セッションID: B07
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
     本発表では、多元的医療体系における、民族医療であるモンゴル医療の位置づけに関して考察する。中国では、伝統医療が正規な医療として取り入れられ、その構造は複雑である。モンゴル医療はこうした正統な医療として存在するものの、医療体系における位置づけに関して論じられた研究は少ない。本発表では、中国の伝統医療体系の内部構造を分析し、モンゴル医療が現在中国の多元的医療体系にいかなる位置に置かれていることを考察する。
  • 達 古拉致
    セッションID: B08
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    モンゴル人の伝統的オボー祭祀は天と地、それに龍や自然の神々などを祭る宗教儀礼である。オボー祭祀からモンゴル人の伝統的な宗教イデオロギーが反映され、人々の世界観と価値観が読み取れる。本発表は、内モンゴルのQ旗の「オボー祭祀」を事例として取り上げ、通時的な分析を行う。そして、モンゴル伝統的なオボー祭祀の宗教的な機能に注目しつつ、主にモンゴル人のオボー祭祀に現れる土地所有権の観念を明らかにしたい。
  • 佐々木 伸一
    セッションID: B09
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    中国漢族シャーマン、東南部での広域調査に基づくその概要の提示である。シャーマンは迷信として政府から許容されないが、どこにでもおり次々に生まれている。本発表ではそのような中国での一般的状況、シャーマンの多様な名称、成巫のかたち、セアンスの様態、南北でのその大きな差異(神と死者の口寄せ「過陰」)、シャーマンの現代的な役割とその存在の意味、民俗宗教内での位置づけ、以上についての概況を報告する。
  • 兼重 努
    セッションID: B10
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    社会主義革命によって成立した中華人民共和国においては、建国後、政治や経済の仕組みだけではなく宗教、芸術、文学などの文化の側面においても大きな変容が生じた。本発表は文化変容のうち、とくに民間芸能の変容に注目する。民間芸能に対して共産党政権はどのような政策をとり、どのような制度が作られたのか?その結果、民間芸能はどのように変容したのであろうか?少数民族トン族の民間演劇「秦娘美」の事例をもとに検討する。
  • 雲南省ラフ族における女性の省外婚出と「乱れ」の語り
    堀江 未央
    セッションID: B11
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    改革開放以降の中国農村では、拡大する男女比の不均衡と嫁不足によって、中国西南部に嫁を求める男性が急増している。本発表では、雲南省ラフ族村落で進展する女性の流出が村に与えた影響を、村人たちの「乱れ」の語りから明らかにする。特に女性の里帰り中のふるまいに着目し、娘役割の不履行や男遊びが「乱れ」と見なされること、しかし女性たちはそのなかで、豊かな生活と娘役割を両立しうる選択肢を模索していることを示す。
  • ベトナムの観光地におけるモン族の立ち位置
    今井 彬暁
    セッションID: B12
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    本発表では、ベトナムの西北地方に位置するサパと呼ばれる観光地において形成されている民族間分業の様態を描き出し、そこでのモン族の立ち位置を彼らの労働表象に着目しつつ説明する。サパでは複数の民族が観光産業に携わっているが、経済活動に付与する価値付けは民族によって異なることを労働表象の民族的差異から説明し、そのことが民族間分業におけるモン族の現在の立ち位置を決定する要因となっていることを主張する。
  • タイ北部、ユーミエン(ヤオ)社会における新たな宗教現象に関する中間報告
    吉野 晃
    セッションID: B13
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
     タイ北部のユーミエン(ヤオ)社会において新たな宗教現象が生じている。1)固定的祭祀施設〈廟〉の建設。2)〈廟〉における〈盤王〉祭祀。3)女性シャマンの儀礼執行。4)女性の儀礼への参加。5)〈歌〉による儀礼執行。これらの特徴は従来の儀礼になかったものである。上記の特徴のうち、3)~5)について詳しく報告し、女性シャマンの登場と、歌による儀礼執行とが密接に関連していることを明らかにする。
個人発表
C会場(528 教室) 第一日目 6 月8 日(土) 9:30-17:25
  • ソロモン諸島真実和解委員会の活動を事例として
    藤井 真一
    セッションID: C01
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    ソロモン諸島では1999年から2003年にかけて「エスニック・テンション」と呼ばれる暴力的紛争があった。治安回復と政治経済再建を目的とするソロモン諸島地域支援ミッションの派遣により紛争は収束した。以後、紛争後のソロモン諸島社会を再構築するためのさまざまな動きがある。本発表では、そのような社会再構築の動きのひとつとしてソロモン諸島真実和解委員会を取り上げ、それが紛争解決と社会再構築に果たした役割を検討する。
  • ハワイにおける養子縁組ハーナイを事例に
    四條 真也
    セッションID: C02
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    本発表では、まずハワイの伝統的養子縁組制度であるハーナイが、ハワイでいかに機能しているかを明らかにしたうえで、現代ハワイの親族概念を整理する。そうえで、伝統的な親族概念であるハーナイと、血を基準とした新しい親族概念とが、いかに併存しあるいは相克するのか、その様相をハーナイに焦点をあてながら考察を試みるものである。また、先住ハワイ人の間で重視されるようになった血という物質についても考察を付け加える。
  • ツバル・ナヌメア環礁における首長制をめぐる「真実」とその「証明」
    小林 誠
    セッションID: C03
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    本発表では、ツバル・ナヌメア環礁における首長制をめぐる「真実」の探求について報告する。具体的には、自ら首長となることで何が「正しい」首長制であるのかを明らかにしようとしたライナ・テウエアという男性年長者の探求について明らかにしていく。彼の探求を特徴づけるのは首長制をめぐる真実をまさに「証明」しようとした点である。本発表では、ライナの証明をナヌメアにおける真実概念を基に考察していく。
  • 人々はなぜ、もう一度モコを刻んだのか
    秦 玲子
    セッションID: C04
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    本発表は、ニュージーランド・マオリ(以下、マオリ)の伝統的タトゥーであるモコ復興の過程について、モコを刻む彫師、そしてモコをまとう人々、個々人の経験に注目して報告するものである。個々人の経験に注目することで、マオリ文化復興への理解を深めると共に、各地の文化復興運動をめぐる議論に貢献したい。
  • ニュージーランド、チャタム諸島における慣習漁業権をめぐる裁判記録を手がかりに
    前田 建一郎
    セッションID: C05
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    ニュージーランド、チャタム諸島における先住民の慣習漁業権の裁判で、先住民モリオリとンガティ・ムトゥンガが提出した証拠資料を手がかりとして、資源をめぐる紛争が、ワイタンギ審判所という司法機関を舞台にした慣習や文化をめぐる論争として表象されている点に着目し、そこで過去の人類学的資料がどのように用いられているかを明らかにする。
  • 口頭伝承タニファをめぐって
    神山 歩未
    セッションID: C06
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    ‘90年代に入り、 ニューシ゛ーラント゛においてタニファに言及したマオリの環境保護活動が確認されるようになった。契機となった1991年資源管理法は、マオリの世界観を考慮するのみで保証していない。タニファへの言及は、自然をマオリ文化資源の一部とし、マオリが保護すべきであるとの主張を可能にする。マオリの環境保護活動は、従来の先住民族復権運動に、現代社会の重要課題である環境問題に重ねて展開される点で特徴的である
  • ネパール、タカリーの事例
    森田 剛光
    セッションID: C07
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    本研究は、今日的なネパール山岳地域の民族誌研究のあり方を、タカリーの民族誌研究を通じて、グローバリゼーションとの連関で示す。民族誌研究は、このようなグローバルな状況とどう折り合いを付けるのか、また、どのように境界域を設定し、今日的な地球規模の人々の移動と移住、ヒト、モノ、コトの流れをフィールドワークのデータに落とし込んでいくべきなのかという問題を考察する。
  • カミーノ・デ・サンティアゴにおける徒歩実践を事例に
    土井 清美
    セッションID: C08
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    本発表では、スペインのカミーノ・デ・サンティアゴにおける徒歩実践を事例に取り上げる。場所との具体的な関わり方がより抽象的な認識の土台となること、そしてリズム、進路、方角を共有することが類似した世界観を形成することを指摘したリーとインゴルドの論を部分的に援用しつつ、フィールドワーク実践の問題と重なり合う点について考察を試みる。
  • エスノグラフィーにおける空間/場所論の再定位のために
    熊谷 圭知
    セッションID: C09
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    本報告の目的は、エスノグラフィーへの空間/場所論の再定位である。グローバル化の中で、「場所」への関心が高まり、文化人類学においても、空間や場所が注目されている。その源泉には3つの志向性がある。①身体や物質性への注目、②日常生活実践や共同性(の喪失やその復興)への関心、③フィールドワーク、エスノグラフィーの再構築である。その意味と課題を、私のパプアニューギニアでのフィールドワークをふまえて論じる。
  • 他者のエージェンシー
    中川 敏
    セッションID: C10
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    本発表は他者にエージェンシーを付与する(志向姿勢をとる)ことについて考察する。第一部では、生活世界においてわれわれが他者にエージェンシーを付与するのはどのような状況なのかを考察する。第二部では、他者が論理空間の外部ならば、 他者は「謎」として現れるという野矢茂樹の指摘を受け、 そのような他者に対する姿勢、志向姿勢を越えた姿勢(倫理姿勢)の可能性について考察する。
  • ―広島平和記念資料館におけるモノと人の関係性をめぐって―
    楊 小平
    セッションID: C11
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
     本研究は、広島平和記念資料館における原爆資料の展示の実態とそれにまつわる人々の実践に関する文化人類学的な考察を通して、人々が展示に関与していくことは原爆体験の継承にどのような意味を持つのかを論じ、原爆体験の展示の在り方を再検討する。 広島平和記念資料館は、1955年に開館されてから、広島市において原爆被爆資料の収集、保存、展示などを行う公式的博物館であり、原爆体験の公的記憶を表象するだけでなく、その意味を構築してきた。それに、原爆体験者の高齢化と人数の減少による原爆体験の風化を懸念し、原爆資料の収集の強化に加え、被爆証言者による証言活動やヒロシマ・ピースボランティアガイドの案内活動などを展開している。これによって、従来の博物館におけるモノの見学場所を提供するだけでなく、来館者にモノと語り(証言または解説)という二重の擬似体験を与え、モノを介する新な関係を結ぶこととなる。 本研究は、広島平和記念資料館は、原爆体験の公的意味を表象し、構築する装置であることを念頭に置きながら、展示されるモノとそれにまつわる様々な人々の相互的関係の在り方を考察する。これは、従来研究に提起される博物館の集合性と政治性を解体する作業にとどまらず、これから原爆資料の展示の在り方と原爆体験の継承の可能性を提示するものである。
  • 在日コリアン男性--日本人女性夫婦の事例から
    康 陽球
    セッションID: C12
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    在日コリアン男性と日本人女性という組み合わせの結婚は、日本人男性と在日コリアン女性の組み合わせに比べて件数が少ない。その理由として先行研究では、在日コリアンの規範意識や慣習の抑圧性、在日コリアンがおかれる社会・経済的な地位の低さなどが挙げられている。発表者は、「規範からの逸脱者」「不合理な選択を行う者」と説明されうるような、在日コリアン男性と日本人女性の夫婦を対象に調査を行った。本発表では調査で得られたデータをもとに1)差異が意識される過程 2)重層的な非対称性を生きる夫婦の「民族的」実践 3) 周囲の人々とのつながりが、差異の意識や実践にあたえる影響について考察する。
  • 沖縄県都市部低賃貸アパート居住老年者の事例から
    菅沼 文乃
    セッションID: C13
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    発表者は、沖縄に居住する独居老年者のうち、福祉現場に参加しない独居老年者の事例を取り上げ、老年者の日常生活におけるネットワーク=社会関係の構築から、老年者が社会に現れる―接続する―うえでなにが問題なのかを考えている。本発表でいう「福祉に参加しない老年者」とは、すなわち地域内での社会関係が十分に構築されていない者である。本発表は、沖縄都市部での独居老年者の社会関係構築の実践を取り上げる。地縁と血縁を重視する沖縄社会的関係と、都市部でありながらその影響を色濃くもつ地域性が、日々生活でどのような関係性を構築するのか(あるいはしないのか)、また福祉サービスに参加するのか否か、という、社会関係を構築する実践に影響を与えていることを示すことが目的本発表の目的である。本発表では、沖縄県都市部の一地域とそこに位置する低賃貸アパートを舞台として、独居老年者の社会関係構築とその困難を社会的、地域的文脈から指摘する。
  • -北海道、豪雪過疎地域における除排雪活動に関する人類学的研究-
    小西 信義
    セッションID: C14
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    除排雪に関わるリスクは豪雪過疎地域では切実な課題である。この課題に対し、人びとがどのように対応しているかを明らかにするため、岩見沢市美流渡地区で経験的観察を行った。その結果、人びとは自然環境や個体を取り巻く状況に応じ、個体または集団の行動戦略を採っていることが明らかとなった。さらに、これらの行動戦略が互恵性に基づく活動であることを検討し、豪雪過疎地域における課題解決に寄与していることを指摘する。
個人発表
D会場(527 教室) 第一日目 6 月8 日(土) 10:00-14:25
個人発表
E会場(526 教室) 第一日目 6 月8 日(土) 16:30-17:25
feedback
Top