場の科学
Online ISSN : 2434-3766
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選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 日本語 協創&競争サステナビリティ学会
    2024 年 4 巻 2 号 p. 0-
    発行日: 2024/09/30
    公開日: 2024/11/02
    ジャーナル フリー
  • 木下 裕介
    2024 年 4 巻 2 号 p. 1-3
    発行日: 2024/09/30
    公開日: 2024/11/02
    ジャーナル フリー
  • コミュニティ・エンゲージメントを 通じた持続可能な文化実践の可能性
    菊池 宏子
    2024 年 4 巻 2 号 p. 4-21
    発行日: 2024/09/30
    公開日: 2024/11/14
    ジャーナル フリー
    本論考は、奈良県天川村洞川で開催された地域協創型芸術祭「九鬼祭」を事例に、地域の伝承と現代アートの融合による新たな文化創造の可能性を探る。オリジナル・ストーリー「九鬼物語」を核とし、アーティストが運営主体となって地域住民との協働を通じ「物語を生きる」という独自のアプローチを社会実装した。本祭はコミュニティ・エンゲージメントの実践でもあり、伝統的な鬼の伝承を現代的に再解釈し、アーティストと地域住民が共に創り上げる過程で、文化的アイデンティティの再構築や持続可能な文化的エコシステムの形成が図られた。本論考では、芸術祭が地域社会の変容と文化創造の触媒として機能すること、そして、地域住民との協働による協創型地域振興の可能性を論述する。
  • 村上 恭一
    2024 年 4 巻 2 号 p. 22-41
    発行日: 2024/09/30
    公開日: 2024/11/02
    ジャーナル フリー
    キャリア研究という職業人生を論究する研究がある。日本ではこのカタカナ語が象徴するように輸入概念で研究が進んでいる。「西洋におけるキャリアの継続性を研究する人々は、客観的なキャリアと主観的なキャリアを区別することは容易である。しかし、現代日本社会においては、この区別が曖昧になっている。」(Plath 1983)と指摘されているが、海外の理論や心理学に依拠しているために種々の問題を孕んでいる。例えば、日本での適合性を検証することなく海外(主に米国)の概念研究が続いているので日本で実践すると、孤立・孤独化する「自立」人材となる虞がある。本稿はキャリア研究で看過されてきた『日本人の生き方』研究により導出された「道づれ」概念を再評価し、<職場>における<時の轍>研究を提言する。
  • PFAS問題の現状と課題を踏まえて
    中山 敬太
    2024 年 4 巻 2 号 p. 42-58
    発行日: 2024/09/30
    公開日: 2024/11/22
    ジャーナル フリー
    本稿では、日本の全国各地の水道水や井戸水等で検出され発がん性等が懸念されているPFOSやPFOAを含むPFASを事例として取り上げ、その汚染と対策状況(主に日本の現状)に関して先行研究等を踏まえ整理し、化学物質リスクに対する制度上の課題として、PFASの本質的な問題構造を見出し、その課題解決に向けて新たなアプローチ(「管理」・「規制」と「防止」・「予防」のマトリックス構造)や法的予防措置の「標準化」(予防の「標準化」と規制の「標準化」)という新たな観点も踏まえて政策的示唆と今後の可能性を示した。
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