禁煙科学
Online ISSN : 1883-3926
vol.4 巻 , 04 号
選択された号の論文の2件中1~2を表示しています
  • 小田嶋 博
    2011 年 vol.4 巻 04 号 p. 1-7
    発行日: 2011年
    公開日: 2021/10/26
    ジャーナル オープンアクセス
    要 旨
     喘息の発症、増悪の危険因子の1つとして、喫煙は重要である。ここでは、タバコと喘息の関係について述べた。喫煙 率をみると、男子は減尐傾向にあるが、女性は横ばいである。喫煙は、急性の喘息発作症状を導き、喘鳴の有症率を上昇 させるが、中止によって喘鳴は減尐する。また、肺機能を低下させ、重症化させる。気道の反応性を亢進し、気道の炎症 を起こす。しかし、高年齢になってからでも禁煙することは意味があり、小児や乳児でも同様に考えられている。受動喫 煙も喘息発症・発作誘発因子となる。特に母親の喫煙に曝露された小児ではリスクが増大する。現喫煙者、喫煙経験者、 非喫煙者の順に血清IgE値は増加するとされアレルギーの観点からも悪化因子である。
  • 近藤 直実
    2011 年 vol.4 巻 04 号 p. 8-9
    発行日: 2011年
    公開日: 2021/10/26
    ジャーナル オープンアクセス
    要 旨
     先生方のご講演を拝聴しながら,大変重要なおもいが小生の中に湧き上がってきました。それは,「タバコを吸ってはいけない」という指導ではなく,「タバコを止めるとこんなにいいことがあるよ」と指導することだということです。それは本人にとっても「こんなによいことがあるよ」ということと共にむしろそれ以上に「あなたのお子さまにとってこんなによいことがあるよ」ということを,さらには「まわりのお子さん皆に,そしてまわりの人々皆にとってこんなによいことがあるよ」ということです。小生にとってとてつもない発想の転換でした。
     そしてそれは多くの喫煙者に禁煙への極めて重要なきっかけの言葉であり決定的な言葉になると確信を持った次第です。多くの禁煙したくても禁煙できない人々にとっても,禁煙を真剣に考えた事のない人々にとっても極めて重要な言葉であると思いました。
feedback
Top