子どもに対する声かけ事案は未だ後を絶たない。本報告は、全国のコミュニティスクールに指定された小学校の管理職または安全指導担当教員を対象に学校での防犯教育の取組みの実態調査の結果であり、今後の学校での防犯学習の取組みの方向性を探ったものである。
体験型の学習やロールプレイを行うなど児童の思考を促すような学習は全体では8割以上で実施されていたが、体験型の学習には地域差がみられた。また低学年に特化した防犯学習の取組みを行っていたのは44.0%で、学校規模や地域による差が見られた。
防犯学習を含む生活安全のための学習時間を確保する必要性を感じている回答は多く、また外部団体からの支援や教材等が必要とされている。効果的な防犯学習ツールや学校に対する支援体制の整備を行うとともに学校外での防犯学習の機会の確保についても把握していく必要がある。
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