日本インテリア学会 論文報告集
Online ISSN : 2435-5542
Print ISSN : 1882-4471
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選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 1991 年 1 巻 p. 0
    発行日: 1991年
    公開日: 2021/10/15
    ジャーナル オープンアクセス
  • 着座姿勢の動的特性に関する研究
    渡辺 秀俊, 安藤 正雄, 上野 義雪
    1991 年 1 巻 p. 1-6
    発行日: 1991年
    公開日: 2021/10/15
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究は,椅子に座る人間がどの様に姿勢を変えているのかを,動的にとらえることを目的とした研究である。 劇場椅子と電車シートに座っている人間を,現場において経時的に観察したところ,以下のことが明らかになった。 1 )基本となる姿勢には,上体が後傾して尻が座面の前方にある姿勢と,上体が後傾して尻が座面の後方にある姿勢の2種類がある。 2)姿勢は常に変化しており,その回数の多少は,座面前方の空間の広さに影響を受ける。 3)姿勢は,前述の2つの基本となる姿勢間を交互に変動する。
  • インテリアの空間構成に関する研究
    浮貝 明雄
    1991 年 1 巻 p. 7-14
    発行日: 1991年
    公開日: 2021/10/15
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究は,住宅室内の天井が傾斜した場合,水平な天井に比べて開放感などの視覚的効果がどのように変化するかについて,実験により検討したものである。 室空間の視覚的効果に影響を与える因子としては,室の形状や容祇,明るさ,開口量,色彩,家具量,在室者数,視線方向等が考えられる。 諸要因の内,室の形状と容積および視線方向だけを取り上げ,他の因子は一定として模型実験を行った。 その結果,開放感などは室容積とともに前面壁面の視角に影響され,天井傾斜のつけ方によっては天井高を低くしても視覚的効果が劣らないことがわかった。 また,高さ2400mmの水平天井と同じ程度の視覚的効果を得るための各種傾斜天井に関する基礎資料を整理した。
  • 川口 孝泰, 上野 義雪
    1991 年 1 巻 p. 15-22
    発行日: 1991年
    公開日: 2021/10/15
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究は,病院の多床室の計画を進めてゆく際に基本となるベッド間隔について,人間工学的な検討を加えた。 その結果,健康成人によるベッドへの着床,離床行為,および看謹婦によるシーツ交換作業での動作実験では,ベッド間隔は70cm以上は必要であることが示された。 今回の実験で対象となった行為・作業が,ベッド間でおこなわれるもののうち,動作域が比較的小さくて済むもの であったにもかかわらず,同時におこなった実態調査の結果では, この値も満たしていない病室が多くみられた。 今後,多床室におけるベッド間隔については,様々な場面をシミュレートした実験的検討を進めてゆく必要があることが示唆された。
  • 開閉動作からみた回転・横移動を伴う扉の諸特性の研究その1
    小原 誠
    1991 年 1 巻 p. 23-28
    発行日: 1991年
    公開日: 2021/10/15
    ジャーナル オープンアクセス
    折れ扉や煽り開き扉のように回転と横移動を伴う形式の扉は,その開閉動作上多くの有利な特性を示すものがある。 折れ扉はその折れ目の比率を変えることによって, また煽り開き扉はそのリンクアームの長さを変えることによって,扉の軌跡(ドアスィング) とその面稲を小さくすることができるばかりでなく,扉が風圧を受けた状態で風圧に対して扉を安定させることも可能である。 このような扉の風圧に対する安定性は, ドアクローザーの力が小さいもので済むので開閉し易く, このためこれらの扉は狭い場所での利用や,内外でアンバランスな風圧の作用する出入り口の使用に適している。
  • -脳波による生理的な測定の試み-
    寺内 文雄, 大釜 敏正, 川口 孝泰, 谷田貝 光克, 小原 二郎
    1991 年 1 巻 p. 29-32
    発行日: 1991年
    公開日: 2021/10/15
    ジャーナル オープンアクセス
    木のニオイが覚醒水準に及ぼす影響を脳波によって考察した。 ニオイのない場合とヒノキのニオイを嗅いだ場合で比較した。 12名の被験者にボタン押しの操作をさせ,両場合についてそのときのCNVを測定し加算平均した。 並行してCNVの操作の後の脳波を測定し,脳波の周波数分析を行った。 その結果, ヒノキのニオイをかいだ場合は 1 )CNVの振幅に減少がみられた。 2)脳波の周波数分析の結果, α波の増加がみられた。 以上よりヒノキの木のニオイには,人間の脳の覚醒水準を低下させ,鎮静的にはたらく効果があることがわかった。
  • インテリア科実習教材の試作
    山内 一弘, 青木 務
    1991 年 1 巻 p. 33-38
    発行日: 1991年
    公開日: 2021/10/15
    ジャーナル オープンアクセス
    家庭用電子レンジを用いた新しい木材の塑性加工法について,だれでもが簡単に木材の曲げ加工を行うことができるように,バンド締結法を考案するとともに,振り加工用の治具をも試作した。 そして, その方法による加工手順で特に注意すべき点,例えば,照射中,余分なエネルギーを水分の気化熱で逃し, レンジ本体の破損を防止するため,レンジの中に水入のビーカーを入れておくこと,などについて検討し, また,試作の教材,生徒の作品を紹介した。 以上の結果から,曲げ木や振り材を,工業高校などの実習教材として使用することが可能であることを示した。
  • 黒坂 五馬
    1991 年 1 巻 p. 39-43
    発行日: 1991年
    公開日: 2021/10/15
    ジャーナル オープンアクセス
    今日,建築材料の開発,発展により多くの建物が木造か ら様々の様式の建物に建てかえられつつある。しかし, こ れら開発された建材の中には内蔵物に悪影響を与えるもの があるので, RC造住宅の収納空間に関し,コンクリートか らの放出物による収納衣類の被害を実験により求め,他方, 実在の東京都23区内の430のRC造住宅の収納空間の構造を 調査し, これと対応させて被害の程度を診断し,その結果 コンクリート量/気積の値が大きい程,有害性が高く,狭 小な, しかも外壁に接し,柱,梁を含む収納部が一番危険 度が高いことが判明した。更に, これにもとづき今後の収 納空間のあり方を求めた。
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