経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
2018年春季全国研究発表大会
選択された号の論文の88件中1~50を表示しています
予稿原稿
  • 宗 健
    セッションID: 1A-1-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
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    本稿では、システム開発に係わる発注者・受注者に対してアンケート調査を行い、双方のスキル・資格・経験と相互に対する意識を把握し、それがシステム開発のプロセスおよび結果に与える影響を分析している。
    分析結果から、発注者の経験・スキルが不足している一方、開発者の経験・スキルは以前よりも高まっており、そのギャップが拡大していること、それが開発プロセスでのコミュニケーションを阻害しシステム開発に影響していることが分かった。
    システム開発を円滑に進め十分な成果を得るためには、発注者側のスキル・経験を高めていくことが重要である。
  • 宗 健
    セッションID: 1A-1-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    本稿では、首都圏1万人のアンケート調査の結果から、労働時間が仕事満足度・主観的幸福度に与える影響を報告する。
    分析結果は以下の通りである。
    1) 主観的幸福度に対する仕事満足度の影響は比較的小さく、住まいの満足度・家族関係の満足度等が大きな影響を与えている。
    2) 仕事満足度に対する労働時間の影響は比較的小さく、労働環境への安心感や自公成長感が大きな影響を及ぼしている。
    これらの結果から、企業の働き方改革には、労働時間短縮・適正化への取り組みと同時に、職場の人間関係や仕事そのものへの理解度を高めるといった取り組みも必要であることが強く示唆されている。
  • 川田 真希, 木野 泰伸
    セッションID: 1A-1-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
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    経営理念の浸透はグローバル化とそれに伴う社員の多様化に伴い、現代においては大変むずかしい難しいものである。

    本発表ではどのような社員が経営理念について理解し、行動を起こしているのかをアンケート調査により考察した。
  • 中山 幸雄, 津田 和彦
    セッションID: 1A-1-5
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
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    組織の仕組みを構築するに際し,既存のマネジメントフレームワークを適用することは,組織構築の効率化に寄与すると共に,様々な効果も得られる。得られる効果の1つが事業リスクの低減である。本研究では、事業リスクの低減に、マネジメントフレームワークの1つであるISOマネジメントシステムが寄与するかを確認するため、有価証券報告書を分析した。その結果、ISOマネジメントシステムが品質リスクやセキュリティリスク等、企業が事業リスクと認識している場面で活用され開示されていることを見出せ、事業リスクとマネジメントフレームワークについて、筆者なりに見解を見出すことができた。?本論文ではその分析状況を発表する。
  • 福岡空港の事例から
    山田 広明, 大堀 耕太郎, 岩尾 忠重, 吉良 知文, 神山 直之, 吉田 宏章, 穴井 宏和
    セッションID: 1A-2-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    近年の外国人旅客の増加により空港ターミナルの意思決定者は,予期できない唐突に発生する混雑への対応が求められている.予期せぬ混雑は,空港ターミナルを構成する施設間の相互作用や旅客行動の異質性に関連して起こるため,施設間や旅客行動を詳細にモデリングするシミュレーションによるアプローチが有効である.しかし,システム特性を踏まえた適切な抽象度でのモデリングが必要であったり,多量の入力データを集める必要があるという点から,実現場で使える精度のシミュレーションを構築することは容易ではない.本発表では,福岡空港国際線ターミナルにおいて、旅客流シミュレーションを用いて混雑緩和を目指した一連の取り組みを報告する。
  • 野守 耕爾
    セッションID: 1A-2-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
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    テキストマイニングにPLSA(確率的潜在意味解析)とベイジアンネットワークという2つの人工知能技術を応用した新たな特許文書分析アプローチを適用事例とともにご紹介します。風や空気に関連する約3万件の特許公報の要約文を分析対象とし、PLSAの実行によりその要約内容を数十個のトピックに集約して全体像をシンプルに理解します。またそのトピックを軸として、技術のトレンドを把握したり、各企業の開発動向を可視化して競合分析することで提携戦略や競争戦略を検討します。さらにベイジアンネットワークにより用途と技術の確率的因果関係をモデル化することで、企業が保有する技術の新たな用途展開を検討します。
  • 羽鳥 冬星
    セッションID: 1A-2-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
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    意思決定のための高精度な予測モデルを開発することは企業にとって重要な課題である。
    しかし、現実のビジネス要件に沿って目的変数を設定していくと、その構造は複雑になっていくことが多い。そのような場合の精度改善の一つの手法として、複数のモデルを利用するアンサンブル学習の枠組みがある。特に初段のモデルの予測値を次段のモデルの入力に使う手法はstackingと呼ばれている。

    本研究では初段に単純な構造の目的変数を持つモデルと、次段に複雑な構造の目的変数を持つモデルからなるstackingモデルを提案するとともに、自動車産業の実データを使用したモデリングにおける事例を紹介する。
  • 当社セキュリティサービスNSSEINTの提供を通じて
    向 正道, 齋木 啓
    セッションID: 1A-2-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
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    サイバー攻撃による情報漏洩やシステム停止は、企業経営において最重要リスクとなっており、攻撃の発見および対処のスピードが被害の程度に大きく影響する。本稿では、比較的最近の事例を混ぜながら、サイバー攻撃の手法および攻撃に対する対応のスピードアップの考え方について解説する。このようなサイバーセキュリティ対策を各企業ですべて実施するには、特に人材面における本業以外への投資が増大することとなり望ましくない。サイバーセキュリティ対策の設計構築から運用までベンダ各社がサービスを提供しており、アウトソースを検討すべきである。サービスの一例として、当社のセキュリティ対策支援サービス「NSSEINT」について紹介する。
  • 真鍋 友則
    セッションID: 1A-2-5
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
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    名刺情報のクラウドサービスを提供する弊社は、「ビジネスの出会いを資産に変え、働き方を革新する」というミッションを掲げ、新たな価値の提供を目指している。現在弊社のデータベースはユーザーが取り込んだ約 4 億枚の名刺を有しており、そこにはビジネスパーソンの情報とともに、それらの「出会い」の履歴が蓄積されている。これらのデータにはビジネスパーソンにとって有益となり得る様々な活用性可能性があると我々は考えている。例えば、人脈上のキーマンの抽出、出会うべき人の推薦、会社間取引の活性度指標の作成などの応用メソッドの開発を行っている。これらの活用事例を通して人脈データを用いた「働き方の革新」の可能性について紹介したい。
  • 赤尾 嘉治, 木村 裕一, 尾崎 孝章
    セッションID: 1A-3-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    テレワークの導入に当たっては整備される要件と運用上の管理基準など様々な準備が必要です。そのため、具体化にはこの煩雑さを避けるために簡略されたケースが多いように思われる。テレワークにおける最低限必要とされる有効性と安全性に関する項目と内容が確実に構築され、運用されていることを検証するための監査ガイドラインの考察を試みる。
  • その企業組織、情報システム、サービスへの影響
    高橋 浩
    セッションID: 1A-3-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    遍くデジタル技術が浸透すると、そのことが製品アーキテクチャーや企業の組織化論理に影響を与え、情報システムやそれを企業が使用する形態をも変化させる。従って、現在話題になっているIoT、AI、Big Dataなどもこのような流れと整合させて検討しなければならない。新しいアークテクチャーとして、デバイス、ネットワーク、サービス、コンテンツ4層で構成される階層化モジュラーアーキテクチャが話題になっている。これは、企業がイノベーションを組織化する方法や提供するサービスにも影響を与える。このような変化の方向性とその意味を検討する。
  • 内木 哲也
    セッションID: 1A-3-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    情報システムの成否の鍵は、システムデザインにおける利用者の捉え方にあると言っても過言ではない。しかし我が国では、利用者の意見を聞き入れつつも着地点が明確な現行システムに依存した表層的事象の実現が優先されることから、技術システムのあり方や位置付けをも含めた本質的な議論はなされず、結果的に利用者を周縁に押しやるデザインが散見されている。そのことは、利用者の現実的行為をシステムデザインの射程外に置き去りにする一方で、多くの逸脱行為を誘発してしまう要因ともなる。本報告では、我が国で情報システムを巡り社会問題化した事例を文化環境との整合性の視点から分析すると共に、日本の文化環境に適したデザイン手法について議論する。
  • 映画『未来シャッター』の事例から
    奥山 睦, 高橋 和勧, 村瀬 博昭, 前野 隆司
    セッションID: 1A-3-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    従来型の映画は鑑賞して終わりとなりがちであり,その場での対話は想定されていなかった.そのため,鑑賞者間の「創意形成」が生まれにくかった.これに対し,NPO法人ワップフィルムが企画・製作した映画『未来シャッター』は, 鑑賞した多様なアクターが社会的課題の解決を主体的に解釈し, 自己概念と照らし合わせて反芻した後, フューチャーセッションを行っている.それによって多様なアクターの「創意形成」が生まれ,個人の強みの発見や連携の実現性への気づきを誘発し, 未来へ向けた行動変革に繋がっていく.本研究では, 映画『未来シャッター』について分析することにより, 対話型映画を使った新たな社会的課題解決の可能性について述べる.
  • 企業システム
    小松 昭英
    セッションID: 1A-3-5
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    企業は技術システムを内包する一つの社会システムであるとともに、より大きな社会システムのサブシステムでもある。そして、顧客、供給者、競争相手などのステークホルダーと関係を持つ存在でもある。一方、今や、インターネットとIoTの普及により、企業とステークホルダー間の連携がサイバースペース上で急速に実現されつつある。このように変貌しつつある企業システムについて考察する。
  • 本田 正美
    セッションID: 1A-4-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    マイナンバー制度の導入へ向けて、国をあげたシステム整備が進められてきた。なかでも自治体における整備にあたっては、国が整備費補助金を交付し、予算上の手当てがなされてきた。日本政府における情報通信技術に関連する施策の予算額は減少傾向にある中で、マイナンバー制度の導入のために相応の金額が投じられてきたのである。このマイナンバー制度の導入にまつわる整備費補助金に関して、会計検査院が2017年1月に国会及び内閣に対して随時報告を行っている。本研究は、その随時報告書を参照することによって、公共機関における情報システム開発にまつわる主に調達上の課題を明らかにする。
  • 藤田 正典, 石戸 健太, 鈴木 友里, 井ノ上 寛人, 寺野 隆雄
    セッションID: 1A-4-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    イノベーションの実現や科学技術の発展に有望な研究者の発掘や育成が必要である.そのためには研究者の適切な評価が重要となるが,現状の評価指標には客観性や若手評価等において課題もあり,新たな評価指標が望まれる.著者らは,求められる研究者の能力や経歴について生命科学分野の研究機関に対してアンケートを行い,その結果,求められる研究者の要件として,専門的な知識や技能とともに,協調性や自律性という資質が必要であることが分った.本稿では,アンケートの結果を報告すると共に,現状の評価指標の課題の解決に向け,この結果を踏まえた新たな研究者評価指標の提案を行う.
  • 農村の人口減少と生産存続
    稲垣 伸子
    セッションID: 1A-4-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    地球環境保全とりわけ気候変動に伴い、いずれの国でも食料の持続的確保が課題であり続ける。リスク分散かつ寒暖別生産のために、国内産地全体の極力の維持が求められる。他方、我が国の人口減少は農産地に著しい。2015センサスにおいて、九州C県と四国4県の事例ではともに、総人口減少度は全国より高く40歳未満人口比率は全国より低い。かつ販売農家農業就業人口60歳未満者数は各々およそ1.2万人と2.6万人であり、同じく40歳未満者数はこれらの3割に満たない。利用可能データ限り、農地中間管理機構の営農承継申出数は、法人、新規・域外を含めて両事例で大きくばらつく。生産データに加えての概況理解を進めたい。
  • 趙 章恩
    セッションID: 1A-5-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    世界各国で電子データを安全に流通できるようするブロックチェーン技術を利活用して情報セキュリティを向上させようとしている。ブロックチェーンは取引内訳を暗号化して取引参加者が共有することで、偽・変造を難しくする技術である。韓国ソウル市は2017年下半期から官民連携でブロックチェーン技術を行政業務で活用する実証実験を始めた。まずは、青年手当支給業務と中古自動車取引システムに適用した。ソウル市の狙いは、個人情報の透明な管理、市民の対行政信頼度向上、行政手続きの簡素化である。ソウル市の事例分析からブロックチェーン導入後の変化、新しい技術を行政の業務に導入する際の官民連携の在り方、官民のそれぞれの役割などを考察する。
  • 加藤 綾子, 橋田 浩一
    セッションID: 1A-5-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    電子決済はスマートソサエティの基盤を成す重要な要素である.リテールの決済データは個人の家計や消費傾向を表すパーソナルデータである.データポータビリティによって個人は自らの金融データを自分自身のために収集・集約・利用し得るようになるだろう.スマートソサエティの検討に向けて,本稿では新興国における電子決済サービスについて調査する.新興国では送金の需要がある反面で,銀行口座の保有率の低さや,銀行の実店舗やATMへのアクセスの困難さがあったことで,2000年代にSMSを用いたモバイル決済が普及した.世界銀行によると,これらの国ではモバイルでのP2P取引に加えてG2P取引が普及している.今日ではA2A取引も登場し始めている.
  • 遠藤 正之
    セッションID: 1A-5-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    日本で2015年頃から注目されている金融のイノベーションであるFinTechは、当初個人向けのサービスが話題になっていた。ところが、最近では、むしろ法人向けのサービスのビジネス規模が大きいこともあり着目されている。本報告では、主として中小企業金融でのクラウドファンディングやトランザクションバンキング等の資金調達、クラウド会計、そして決済分野を採り上げる。そして、FinTechの現状と今後の課題について考察する。
  • 渡邊 真治
    セッションID: 1A-5-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    フィンテックの推進により個人向けの送金や融資は、より安く便利なフィンテック企業に置き換わり、既存の金融機関が手数料で稼ぐことが厳しくなることが指摘されている。しかし、都市銀行は、フィンテック企業ではなく都市銀行が中心となってフィンテックを推進できると考えている。本研究は銀行業におけるフィンテックやクラウドなどの情報技術の推進に対する株式市場の評価を分析することを目的としている。市場の評価を見ることによって銀行業と株主との見解の違いを確認することができる。分析にはイベントスタディの手法を用いる。
  • 加藤 惇雄
    セッションID: 1P-1-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    リテール金融などのアウトバウンド型ビジネスでは、顧客の意思決定においてセールスの影響が強く、購買データは顧客の特徴よりも営業員の特徴を強く保持していると考えられる。すなわち、購買データから顧客を分析するには、まず営業員の分析が必要になる。
    従来、このような”ヒト”の特徴分析は、デモグラフィック情報や、行動のサマリ情報などから作成した特徴量を用いてクラスタリングを行う、という手法が多く行われてきたが、この方法には恣意性が強く残るという問題があった。本研究では、営業員のKPIの分布という客観的なデータに基づいた分析により、営業員特徴、顧客特性、営業成果の相互関連を分析した事例について報告する。
  • 森 正人
    セッションID: 1P-1-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    インターネットの広告市場には,多様な広告主が存在する.当社の顧客には,商品の認知を主目的とせず,自社サービスへの問い合わせや購買行動を求める広告主がいる.その中には,広くインターネットを活用している企業もいれば,そうではない企業もいる.まだインターネットを活用しきれていない後者は,ネット広告への投資によって事業を成長させる余地がある.一方で前者は,投資額の増加よりもROAS(広告費用対効果)のほうが重要になってくる.
    本取り組みでは,顧客の商圏を仮定し,その規模と広告出稿額との比較によって顧客の成長可能性を推定した.そして,それを用いた顧客分類により,当社からの提案内容を変える試みを行った.
  • 茂森 弘靖
    セッションID: 1P-1-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    本講演では,製鉄所に蓄積される大量データを有効活用したデータサイエンスによる鉄鋼製品の品質管理について解説する.JFEスチールは,Just-In-Timeモデリングの一種の局所回帰モデルを用いた品質設計および品質制御システム,ならびに,多変量統計的プロセス管理技術を用いた品質操業管理システムを実用化した.これらは,製品品質の高精度化,従来の品質管理では発見できない異常の検出などを可能とし,品質管理の向上に大きく貢献している.また,JFE スチールのさまざまなプロセス,さまざまな事業所で展開されている.技術教育およびツール開発など,社内実施展開と継続的なレベルアップのための工夫について述べる.
  • 瀬之口 潤輔
    セッションID: 1P-1-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    ビッグデータを用いた機械学習により株価を予想する試みは、学術界及び実務界で盛んにおこなわれている。過去のデータは再生できない中で、ビッグデータを用いて株価予想を行う際の大きな課題は、汎用性の維持であろう。本研究では、親個体群を大域的降下方向へシフトすることにより子個体群を生成する実数値GAに、評価値が最良となるパラメーターの世代における分散により変数選択を加え、これにより株価予想モデルの汎用性がどの程度改善されるかを観察する。研究に用いた機械学習の手法(深層学習、勾配ブースティング、SVM)いずれにおいても、パラメーターの分散による変数選択を加えたほうが、予想精度が高いことが示された。
  • 岡本 隆, 八ッ橋 治郎, 水谷 直樹
    セッションID: 1P-2-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    スマートフォンの普及に伴って、多くの人々がスマートフォンのオンラインショッピングアプリケーションを利用するようになった。オンラインショッピングをする際に、最初に特定の店舗やモールのアプリをタップしてから商品を探す行動は、従来の検索エンジンで商品を探す行動とは大きく異なる。しかしオンラインショッピングのスマホアプリに関する消費者行動はまだ十分にわかっていない。本稿はスマートフォン経由のオンラインショッピングを多く利用する若者に焦点を当て、アンケート調査を行い、若者の行動を分析する。調査結果は、ショッピング・アプリの利用状況およびアプリの要素の優先度を明らかにする。
  • 崔 英靖
    セッションID: 1P-2-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    レストラン情報をインターネットを通じて提供するレストラン情報サービスは1990年代後半に登場したが,ICTの普及に伴って複数のサービスが登場し,現在ではレストラン選択の主要な情報源となっている.これらの各サービスはビジネスモデルの違いなども影響して,それぞれに特徴を持っている.
    本研究の目的はレストラン情報サービスの利用者のアンケート結果の二次分析を通じて,現在の競争優位の源泉を明確にすることである.
  • 内田 彬浩
    セッションID: 1P-2-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    クラウドファンディングにおけるプロジェクト設計として、プロジェクトの方式と内容が資金調達結果に与える影響を検討するため、国内の大手クラウドファンディングサイトのデータを分析した結果、以下の2点が明らかになった。第1に、方式としてAll or Nothing方式とAll in方式を比較した場合、All in方式の成功率が有意に低いことが確認された。第2に、内容について、動画・画像・より長い文章を使用したプロジェクトの成功率が有意に高いことが確認された。ただし過去の研究では、これらは有意に成功率に影響を与えておらず、近年、日本において、クラウドファンディングによる資金調達の成功要因が変化している可能性が示唆された。
  • 榎本 慧太, 林 高樹
    セッションID: 1P-2-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    日本では近年、総務省主導で携帯電話料金引下げのための政策が議論されてきた。そこで課題のひとつとして検討されているのが中古スマートフォン(端末)の流通促進である。
    そこで本研究では、Webスクレイピングで収集したECサイト及び消費者間取引サイトの中古端末売買データを対象に、ヘドニック・アプローチによる分析を行った。その結果以下2点が示唆された。第一に事業者は傷や汚れの多い端末を消費者より高く評価していること、第二に事業者はSIMロックが解除された端末を高く評価するが、消費者はSIMロックをさほど考慮しないことである。これらの成果は中古端末事業者が価格戦略を構築する上で有益な示唆になると考えられる。
  • 楡木 祥子, 木野 泰伸
    セッションID: 1P-3-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    高齢化社会において、変形性膝関節症の患者は自覚症状のある人だけでも1000万人を超え、早期に保存療法にて介入すべき疾患であるが、その中で装具療法は一般性があるとはいえない。整形外科の医師へのインタビューを通じ、治療を取り巻くファクターを探った。
  • 老 寛人, 齊藤 史哲, 石津 昌平
    セッションID: 1P-3-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    本研究の目的は顧客の声に基づいたベネフィットセグメンテーション手法の構築である.デモグラフィクス情報に基づいたセグメンテーションのみならず,顧客の効用に基づいた市場セグメンテーションが現代マーケティングにおいて非常に重要であると考えられている.近年では市場データの解析においてランダムフォレストが有効であると考えられていることから,本研究ではランダムフォレストを用いてベネフィットセグメンテーションを実現する.解析対象として,宿泊業におけるカスタマーレビューデータを対象とした.ホテルの利用目的をクラスとし,レビューにおける単語の出現頻度に基づくトピックを素性として解析することで顧客のニーズの把握を試みた.
  • 北中 英明, 香坂 千佳子, 伊藤 宗彦
    セッションID: 1P-3-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    日本国内ではホテルの需要が急速に拡大し、大都市を中心に多くのホテルが開業している。観光庁の調査によると、平成28年の延べ宿泊者数は、4億9,418万人泊であった。うち、外国人延べ宿泊者数は、前年比+8.0%で過去最高の7,088万人泊であった。こうした状況は、ホテルの予約が取りにくい等、ホテル利用者の満足度にも影響を及ぼしている。
    本研究はホテル利用客の満足度に影響を及ぼす要因を明らかにするものである。ホテル利用客のインターネット上のコメントを収集し、テキストマイニング分析をおこなった。その結果、基盤サービス、設備充実度、追加サービスの3要因が、利用者の満足度に影響を及ぼしていることがわかった。
  • 細谷 竜一, 神岡 太郎
    セッションID: 1P-3-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    ビッグデータ分析のプロセス及び技術集合であるビッグデータアナリティクス(BDA)の利用形態の1つに,定型業務外での利用,即ちBDAのアドホック利用がある.BDAのアドホック利用は,組織がそのビジネス環境の変化に俊敏に対応するための手段となり得るが,その効果に関する実証的研究は存在しない.そこで本研究は,組織が変化を俯瞰的に解釈し,行動に結びつけるためのプロセスに関するセンスメイキング理論に基づき,BDAのアドホック利用の効果を実証するためのモデルを提案する.また,アンケート調査データに基づき,このモデルを用いたBDAのアドホック利用効果に関する初期的な仮説検証の結果を提示する.
  • 淀川 高喜
    セッションID: 1P-4-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    デジタル化とは、進歩したIT(デジタル化技術)を用いてモノや人の振る舞いに関するデータを収集し解釈して何らかの意味を探知し適切に対処することである。デジタル化のもとでは、様々なサービス提供者が共存共栄のエコシステムを形成し、顧客への価値を最大化するように、既存のビジネスを進化させるデジタル変革が多くの企業に求められる。本稿では、デジタル変革を可能にするイネーブラーとは何かを検討し、従来のITガバナンスの改訂版としてデジタルガバナンスの全体像を示す。
  • ビジネスエコノミクス
    小松 昭英
    セッションID: 1P-4-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    ビジネス科学が社会科学の一分野とすれば、社会的価値、すなわちエコノミクスが議論されなければならない。事実、ビジネス・エコノミクスが議論されてきた。しかし、技術システムも包含する社会システムのエコノミクスとしては議論されてこなかった。そこで、IoT時代の新たな視点に立って、ビジネス・エコノミクスについて検討する。
  • ビジネスエンジニアリング原論
    小松 昭英
    セッションID: 1P-4-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    新たな情報科学技術、特にインターネットとIoTの普及により、企業も企業を取り巻く環境も急変しつつある。産業社会では、企業間連携によりバリューチェーンが進展し、センサー設置により製造実行システムの階層間連携も進展し、さらにバリューチェーンと製造実行システムの統合が起こりつつある。一方、消費社会では、オンラインとオフラインのマーケティングの統合が進みつつある。このような社会的変化に対応すべきビジネスエンジニアリングについて考察する。
  • 佐藤 亮
    セッションID: 1P-4-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    歴史的には、競争戦略論は大規模生産大規模消費の時代に他社より優位になり戦略的レントを獲得する戦略理論として有効であり、プラットフォーム戦略論は成熟した生産普遍化の時代の成長戦略の基礎理論として論じられてきた。したがって、前提となる状況の違いから、それら2つは互いに無関係な戦略理論であるととらえることができる。しかし、現実として2つの特定企業が2つの戦略的特徴を融合させることの有効性を示して、競争優位を獲得している。本発表で、それらの2つの企業について異なるタイプの融合を取り出す。本研究が示す観点は、意外であるが論理的に妥当であり、さらに、模倣は困難であると考えられる。
  • 井関 晃広, 萩原 卓也
    セッションID: 1P-5-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    R&D部門に属する知識労働者の主な使命の一つは、新しい価値を創ることである。そのためには、社員間の知識共有や協力が不可欠である。本研究では、BLEビーコンを利用した屋内位置測定システムを構築し、R&Dを主業務とするメンバを含む社員19名の交流の程度を測定し分析した。すると、特定のチーム間での打合せが少ないなど、メンバ間のコミュニケーションに偏りが見られた。そこで、交流のきっかけを与えるべく、部門目標共有会の開催や、昼食を取るグループをランダム化するなど、複数の施策を実施した。その結果、交流の偏りが改善され、また、業務の取組みへの意識が変わったなどの評価を得始めている。
  • -センシングデータを資源とした戦略の可能性-
    歌代 豊
    セッションID: 1P-5-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    IoT-ビッグデータ-AI(IBA)時代のビジネス環境は,企業内の機能,事業,さらには業界を超え企業が複雑に絡み合ったビジネスエコシステムとして形成されている。
    本発表では,IBA時代に有効な企業戦略の類型を整理する。また,センシングデータの生成・流通・活用に着目し,センシングデータを資源とした戦略の可能性と課題を検討する。
  • レンタルによる家電IoTの提供
    水越 一郎, クロサカ タツヤ
    セッションID: 1P-5-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    適切な設定や脆弱性を突かれたIoTデバイスが悪用される事例が増えている。家庭内への普及が進む家電IoT機器(スマートスピーカ、ハードディスクレコーダなどインターネットとの接続を前提とした家電製品)のセキュリティを向上し悪用を防ぐことは、喫緊の社会課題である。
    これに対し機器認証制度などが提案されているが、法執行体制の十分な確保が見通せず、実効性には限界がある。一方で、通常の売り切りモデルでは長期的な保証(セキュリティ対応)が難しいことが先行研究で指摘されている。
    本考察では、これらの課題を解決する一案として、家電IoTをレンタル形態で提供し、マネージド・サービスを実現するビジネスモデルを提案する。
  • 水越 一郎, 永見 健一, 白石 雄太, 実積 寿也
    セッションID: 1P-5-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    高画質動画配信などブロードバンドを流れる通信量は増加の一途であり、2017年5月の総務省調査によれば前年比で30%以上増加している。しかし、エンドユーザ料金は定額制が主流であり通信量の増加は収入増に結びつかない。これまではユーザ数が増加することで設備増強が行われてきたが、市場が飽和状態に近づくにつれ投資維持が難しくなってきている。このためネットワークの混雑が懸念されており、混雑時の実効速度が注目されている。本稿は国内商用サイトの協力を得たことで、1)ユーザ側の負担なく実サービスの実効速度データを大量に取得可能であること、2)実際に収集されたデータの解析結果、の二点について報告する。
  • 増岡 巧真, 角埜 恭央, Farah Alfanur
    セッションID: 2A-1-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    情報通信技術の高度化により、世界の電子商取引市場は今後ますます活性化していく傾向にある.こうした状況の中、ASEANにおけるB2C市場の成長性は目覚ましく、当該地域に事業展開を行うことは魅力的な戦略であると考えられる.そのためには対象国の経済や文化といったマクロ環境とEC利用者の実態を把握する必要があるが、当該地域においてこうした観点を統合して分析した研究は少ない.そこで本研究では、研究対象国におけるマクロ環境を踏まえた上で、具体的なEC利用者の実態を調査・分析することにより、EC事業を展開する上で重要な知見を獲得した.
  • 清水 鞠香, 高田 瑛莉, 武田 みなみ, 野中 誠
    セッションID: 2A-1-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    本研究の目的は、IoT活用事例を対象に、「攻め」と「守り」の観点から業界別の特徴を明らかにすることである。2015年1月から2017年6月までに日本経済新聞に掲載されたIoT活用事例に関する主要6業界の523記事から妥当な122事例を抽出し、一定の基準に基づいて「攻め」と「守り」に筆者らが分類した。その結果、業界によってIoT活用事例の記事件数に差があり、「攻め」に関する記事件数の比率に差があることが示された。また、共起ネットワーク分析により、ものづくり系業界では生産効率向上を目的としたIoT活用事例が多い一方で、ことづくり系業界ではIoT活用企業に向けたサービス提供が多いことが示された。
  • 謝 紅, 大江 秋津, 河合 亜矢子
    セッションID: 2A-1-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    サプライチェーン(SC)における知識共有はその概念的な有用性の反面で具体性の乏しさが指摘されている。我々は、共有される知識の具体的な内容や活用方法を明らかにするため、自身で開発したプラットフォームを用いて、SCゲームのワークショップを複数回行った。SCマネジメントに関するエキスパートを含む多くの社会人がワークショップに参加した。ワークショップを通して、参加者がとる戦略にはいくつかのパターンがあり、それによってパフォーマンスにも特徴的な傾向がうまれるとの知見を得た。この知見と収集したデータをもとに、いくつかの典型的な戦略パターンをシステムダイナミックスでモデル化し、パフォーマンス分析を行う。
  • 大原 直樹, 遠藤 正之
    セッションID: 2A-1-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    貿易取引では、輸出者と輸入者以外にも、船会社や航空会社、運送会社、通関業者、銀行、保険会社、税関などの多くの企業や公的機関が関わり合い、それらの間で手続きが行われ成立している。貿易取引の手続きではさまざまな種類の書類が用いられており、やりとりに時間がかかることや、関係者間の調整が煩雑であることが課題であった。このような書類での複雑な手続きを、ブロックチェーン技術を用いて効率化する方法が検討されている。本報告ではその場合の利点と今後の課題について考察する。
  • 本郷 学, 遠藤 正之
    セッションID: 2A-1-5
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    現在、世界には約16億人のムスリム(イスラム教徒)がいる。日本からイスラム圏への農産物輸出の現状として、中国には839億円の輸出をしているのに対して、イスラム圏の中でもハラール認証の評価が高いマレーシアには83億円、高所得者が多いUAEには74.9億円、人口が多いインドネシアには64億円しか輸出していない。これには宗教上の問題が関わっていると考えられる。各国にはマレーシアのJAKIM、UAEのGULFやインドネシアのMUIのようなハラール認証機関が存在している。その認証を得ることでイスラム圏への輸出が促進される。本報告では、イスラム圏各国の認証の相違について考察した上で、認証取得策を提案する。
  • 塩川 亮, 遠藤 正之
    セッションID: 2A-1-6
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    ここ数年、交通事故は減少傾向にある。しかし、高齢者の関与した交通事故は年々増加傾向にあり、その割合は10年間(2005年~2015年)で約2倍になっている。高齢者の交通事故防止において注目されるのが、自動運転技術である。自動運転には4段階のレベルがあるが、レベルが高いほどコストもかかってしまう。高齢者の交通事故防止においては、果たしてどのレベルまで必要なのだろうか。本報告では、自動運転技術の現状及び今後の推移を調査し、高齢者の運転に対する意識を調査することで、自動運転技術による高齢者の交通事故防止について考察する。
  • 沼澤 隆二, 喜多村 正仁
    セッションID: 2A-1-7
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
     本研究では、商品の購入の判断材料として使う情報を、企業発情報と消費者発情報の2つに分類し、購買行動に与える影響を検証する。企業発情報はポジティブな情報のみで、消費者発情報は評価によってはネガティブな情報が含まれると考えられる。この2つの情報の違いを取り入れた購買行動モデルを作成することで、両情報が購買行動に与える影響を推定できると考えられる。このモデルに基づき、企業が企業発情報か消費者発情報のどちらに力を入れるべきかを考察する。本研究では、SOARSを用いて奢侈品購買モデルと生活必需品買替モデルの2つのモデルを作成し、消費者発情報の評価を5段階に分け、その購入数の違いから各情報の影響を検証する。
  • 比留川 達也, 岡田 公治
    セッションID: 2A-1-8
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    近年,ショッピングセンターやコンビニエンスストアといった業態に比べ百貨店業態は低迷しているが,その中でも百貨店企業の業績推移には違いがみられる.本稿では, (1)仕入・販売業務の委託(テナント化),(2)対象顧客セグメントの選択と価格設定,といった百貨店による経営施策の違いが業績に与える影響を表現する動的モデルを構築する.システムダイナミクスを用い,百貨店モデル(仕入・販売業務委託の拡大による自主企画力の低下),及び,市場・顧客モデル(顧客価値観の変化による市場セグメント間の顧客移動等)から構成されるシミュレーションモデルを構築し,シミュレーション結果と実際の百貨店の業績推移との比較によりモデルの妥当性を確認する.
  • 坪内 皓佑, 岡田 公治
    セッションID: 2A-1-9
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/31
    会議録・要旨集 フリー
    インターネット専業銀行(以下ネット銀行)業界は成長しているがその成長率には違いが見られる.ネット銀行の主な収益には資産運用(預金貸出,有価証券運用等)収益と役務取引(決済手数料,ATM提携料等)収益がある.本稿では,収益構造の違いからネット銀行を3つのビジネスモデル(資産運用型,決済手数料型,ATM型)に分類し,その違いやビジネスモデルの移行が業績に与える影響を表現する動的モデルを構築する.システムダイナミクスを用い (1)資産運用収益モデル,(2)決済手数料収益モデル,(3)ATM収益モデルから構成されるシミュレーションモデルを構築し,シミュレーション結果と実際の業績推移を比較することでモデルの妥当性を確認する.
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