経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
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予稿原稿
  • 増田 浩通
    セッションID: 1B1-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    本研究は、多摩ニュータウンの都市特性を把握し、その特性に応じた災害に強いコミュニティをデザインし、マネジメントしていくことを目的とする。本発表では、多摩大学周辺の住民に対し、「防災意識に関する住民アンケート」を実施した結果を、レジリエンスエンジニアリングで用いられるRAG(Resilience Assessment Grid)のコンセプトをもとに分析したことを報告する。
  • 本田 正美, 中野 邦彦
    セッションID: 1B1-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    地方自治法第2条には、都道府県の役割について、地域における事務や法令に基づいて処理される事務のうち、広域にわたるもの、市町村に関する連絡調整に関するもの、その規模又は性質において一般の市町村が処理することが適当ではないと認められるものと定められている。この条文とも関係して、都道府県は市町村への情報提供や各種取り組みの支援も行っている。本研究は、この都道府県による市町村への関与について事例研究を行う。具体的には、オープンデータ政策に着目し、都道府県に対して行ったアンケート調査から、都道府県による市町村への関与の実情を調査するのである。
  • 松平 好人
    セッションID: 1B1-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    本研究は、自治体による中小企業に対する支援政策に絞り、そのうち中小企業が新規事業に向かう支援政策の効果の測定について検討する。大阪市の大阪トップランナー育成事業に認定された中小企業へのパイロット調査から、第一に、中小企業の新規事業の促進のためには、ソフト支援が重要であることを明らかにする。第二に、市場志向と情報的資源の二軸による支援政策の効果を捉える枠組みを提案する。最後に、自治体によるイノベーション促進政策の効果測定についての因果関係の仮説を構築する。
  • 妹尾 大, 平野 雅章, 小川 美香子, 齋藤 敦子, 大橋 真人, 杉村 宏之
    セッションID: 1B2-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    「ウェルビーイング工学」プロジェクトでは、職場の幸福度と生産性を向上させることを目的として、組織成員のウェルビーイングについての、一連の研究・実験・分析を進めている。行動調査票に書き込まれた幸福経験が、単独で経験したものか、それとも他者との関係性に関連するものかを判別し、その割合によって被験者を自己志向型と関係志向型に分類した。
    本発表では、この両者を比較した分析の結果を示し、感謝がウェルビーイング度に与える影響が、幸福の志向によってどう異なるかを考察する。
  • 大橋 真人, 平野 雅章, 妹尾 大, 小川 美香子, 齋藤 敦子, 杉村 宏之
    セッションID: 1B2-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    「ウェルビーイング工学」プロジェクトでは、職場の幸福度と生産性を向上させることを目的として、組織成員のウェルビーイングについての、一連の研究・実験・分析を進めている。行動調査票に書き込んだ幸福経験の1日の平均数の感度を求め、幸福感度別に強度と弱度に分類した。本発表では、複数の組織で実施した実験を踏まえ、組織内での個人の幸福感度の分布の分析を示し、感謝することが、幸福感度の違いにより、ウェルビーイング度にどのような影響を与えるかについて考察する。
  • 平野 雅章, 妹尾 大, 大橋 真人, 小川 美香子, 齋藤 敦子, 杉村 宏之
    セッションID: 1B2-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    「ウェルビーイング工学」プロジェクトでは、職場の幸福度と生産性を向上させることを目的として、組織成員のウェルビーイングについての、一連の研究・実験・分析を進めている。本プロジェクトは、ウェルビーイング度の測定方法として、個人が行動調査票に書き込んだ「今日1日を振り返ってよかったと感じたこと」の合計数をカウントする経験抽出法を採用している。また、コミュニティー内での感謝行動を測定するために、複写式付箋紙の「感謝カード」を開発している。本発表では、行動調査票を分析して分かった被験者の幸福特性と感謝カード発行との関係について考察する。
  • 平野 雅章
    セッションID: 1B2-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    研究生産性は、政策科学、経済学、経営学、科学哲学などの分野から研究が為され、生産性に影響を与える独立変数としては、政策や制度、研究資金、研究者、研究プロセス等、既に多くのモデルが研究されている。他方、経営学・組織学では、組織能力が企業の業績に影響を与えることについては合意ができている。ところが、研究機関の組織能力については、余り研究されていない。本稿では、研究機関における間接組織の研究成果への影響のモデルを作成するために、日仏の主要研究機関における研究責任者等への聞き取り調査の分析を行う。
  • 渡邊 真治
    セッションID: 1C1-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    政府は「フィンテックの推進」を新しい成長戦略分野とし、フィンテックを用いたキャッシュレス化を推進しようとしている。ヨーロッパの一部の地域を対象とした分析からキャッシュレス化の推進が長期的に経済成長率に正に寄与することが判明している(Tee and Ong[2016])。本研究は、キャッシュレス化の推進が経済活動にどのような影響を与えるのか、時系列分析の手法を用いて分析することを目的としている。既存研究では、キャッスレス化が十分進んでいない国のみを用いた分析になっている。本研究では、分析対象国にキャッシュレス化が進んでいる国を含めることによって、キャッシュレス化と経済活動との間に安定的な因果関係があるのかを分析する。
  • 内木 哲也, 徐 博
    セッションID: 1C1-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    ポケモンGOに象徴されるように、流行のスマートフォンゲームは世界各地で同様に人気があると一般的に考えられているが、欧米とアジア諸国とではその人気ランキングは大きく異なっている。例えば、世界的社会的現象となったポケモンGOも、欧米では上位ランクを堅持しているものの、日本や韓国で上位にランクされた期間は短く、共に現在は低迷している。特に、ポケモンGOリリース以前の人気ランキングには欧米諸国と日中韓のアジア諸国とでは著しい乖離が見られ、しかも日中韓それぞれが大きく異なっている。本研究では日本と中国と米国でのランキングの比較分析に基づき、アジアと欧米での人気ゲームの特徴とその文化的特性との関係性について考察する。
  • 岩井 貴美
    セッションID: 1C1-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
     本研究では、ワンデイインターンシップの経験が、大学生の就職活動への意識とどのような関連性があるのか検討した。まず、大学4年生を対象にアンケート調査を行った。データ分析の結果、学生は、ワンデイインターンシップを就職活動の準備段階として捉えていることが分かった。つぎに、ワンデイインターンシップの経験をした学生ほど就職活動の目標を立てていることが分かった。さらに、参加回数が多いほど、職務探索が促されていることが示された。本研究の結果は、大学が関与しづらい状況であるワンデイインターンシップの影響を明らかにしたことで、就職活動における学生の支援に示唆するものである。
  • 安藤 信雄
    セッションID: 1C2-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    Google, Apple ,Facebook, Amazon等、世界的には情報財の特性を活かした新しいビジネスモデルが急成長している。しかし急成長するこのビジネスモデルを理論的に分析する研究はほとんど見られない。その原因として、生産要素としての「情報財」を、その媒体物質財の生産と区別せずに論じたり、「情報財」がもつ非競合性等の特徴を考慮せずに収穫逓減型の費用収益モデルによって考えたりすることが考える。よって本論では、情報財を生産する情報創造型生産と、また従来の製造業に見られる大量生産方式を情報転写型生産と定義し、モデル分析をおこなう。
  • 幡鎌 博
    セッションID: 1C2-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    ビジネスモデルの分析・設計を行う手法として、ビジネスモデルキャンバス等が知られている。しかし、ビジネスモデルを形式化して表現し、シミュレーションまで行う手法はほとんど提案されていない。ある国で成功したビジネスモデルが他の国では失敗したというような例も多いが、適切に説明するための表現が望まれる。
    ビジネスモデルの各要素の間には複雑な関係があり、外部環境や競合企業等との相互作用も考える必要がある。そのため、ビジネスモデル成功/失敗原因の分析や適切なビジネスモデルの選択・設計などを目指して、汎用的にビジネスモデルを表現する手法として、人工知能(ルールベース等)の手法が適していると筆者は考えている。
  • 竹田 賢, 中邨 良樹, 大崎 恒次, 細谷 信太郎
    セッションID: 1C2-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    食の簡便化,女性の社会進出,高齢化社会の到来等により,フードデリバリー市場が拡大傾向にある.フードデリバリーは即時配送を特徴とするビジネスであり,宅配便のビジネスモデルとは異なる側面がある.特に,注文のピーク時間が重なるため,需要と配送能力のコントロールが収益に大きく影響する.本研究では,即時配送型ビジネスにおける需要の平準化と配送効率を高める物流モデルについて考察する.具体的には,注文に応じて配送する“プル型”に,ルート配送を行う”プッシュ型”を組み込んだ”ハイブリッド型物流”モデルの枠組みを提示し,その実現には,物流データとマーケティングデータを組み合わせることが重要である点を指摘する.
  • 崔 英靖
    セッションID: 1C2-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    「食べログ」や「ぐるなび」のような,インターネットを通じてレストラン情報を提供する「レストラン情報サービス」は,1990年代後半に登場した後発のサービスながら,現在ではレストラン選択の主要な情報源となっている.これに対して雑誌などの従来型メディアは各種の対抗策を講じている.本研究では,従来型メディアによる対抗策の一つとして開始されたランチパスポートの事例研究を通じて,これらの競争の近年の動向について検討する.
  • 石井 充
    セッションID: 1D1-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    SNSをはじめとした多くのWebサービスにおいては,ネットワーク外部性が大きな効果を有する.このような特性を有する市場では,市場の成長曲線がS字型となり,一定期間の初期投資が必要であるが,ひとたび市場が成長過程に入れば,シェアが固定化されると言われることが多い.
    本研究では,簡素なモデルであるイジングモデルを用い,モデルが有する2次相転移という特性と,サービスが普及していく過程を表す成長曲線との関連性を調査した.その結果,相転移が生じる前後では,ネットワーク外部性により市場のシェアが固定化されるようなパラメータセットに対しても,成長曲線はS字型ではなく線形に近くなる場合があることが判明した.
  • 加藤 和彦
    セッションID: 1D1-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    いくつかの産業においては、上位の補完製品が下位に隣接する多数のプラットフォーム製品(以降PF)の脆弱化やコモディティ化を誘発し、一方、上位に隣接するPF製品のドミナント化を強めるといった現象がみられる。自動車産業もそのひとつである。本稿の目的は、トヨタ社が近年推し進める車載OSのコミュニティ型プロジェクトであるAGL:Automotive Grade Linuxに着目し、PF競争戦略における階層間ネットワーク効果の偏りによるコモディティ化の対抗策として推進されるこのプロジェクトの有効性と課題について、過去の類似のコミュニティ型プロジェクトと参照しながら、実務上のインプリケーションを提起することである。
  • 石橋 裕基
    セッションID: 1D1-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    今後、社会において、人工知能(AI)やIoT(Internet of Things)、ロボティクス活用の重要性が叫ばれている。製造業やサービス業を対象とした様々なITサービスも普及し始めており、企業におけるデジタル化の取り組みが進みつつある。この根底にあるのは各種の「データ」の活用であるが、とりわけ中小企業においては、取り組みを阻害する様々な要因のもと、デジタル化に対し「幻滅期」に陥っている可能性がある。本研究では、2015年、2016年、それに2018年に実施したアンケート結果をもとに、企業におけるデータ利活用等デジタル化の進展状況(推移)を明らかにし、取り組みに対する成果について意識調査を行った。その結果を報告する。
  • 竹田 陽子
    セッションID: 1D2-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では、技術者、ビジネス企画者、クリエイティブ職種が創造プロセスの8段階(Sawyer, 2012)において、思考モード(各種の言語化、イメージの内的表象、他者視点取得など)をどのように使い、業績への貢献、革新性、ユーザーの評判等の成果にどのような効果を及ぼしているのかを、質問票調査(3職種合計n=800)に基づき探索した。その結果、各職種、各プロセス段階で使われる思考モードには大きな違いが見られ、パフォーマンスを向上させる思考モードは、技術者では問題認識段階でユーザー視点の思考が効果的であることなど、実態としてあまり使われていない思考モードが数多く有意に働いていた。
  • 砂川 昌允, 董 彦文
    セッションID: 1D2-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー

    「おいしさ」は,味覚のみでなく,他の感覚(嗅覚,視覚,触覚,聴覚)を含めた様々な感覚が複合的に評価されたものである.その中で視覚が果たす役割は特に大きく,「最初の味覚はたいてい視覚から生じる」と言われている.だが,この視覚の与える「おいしさ」に関わる科学的な研究は,ほとんど行われていないのが現状である.
     本研究では,お弁当を見たときに想起される様々な印象から「おいしい」と感じるまでの嗜好モデルを構築した.この嗜好モデルを活用し,和食と洋食では「おいしい」と感じる際に重視される印象の違い,また色彩とこの印象の形成と関連を解析する.
  • 玄 幼栄, 細谷 竜一, 神岡 太郎
    セッションID: 1D2-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    組織のリーダーはビックデータアナリティクス(BDA)を導入し、データに即した意思決定を行いたいと考えている。しかし、多くの企業ではデータサイロという部門ごとのデータ所有により、企業内でBDAを広範囲化することが困難である。BDAの効果を最大限に引き出すため、部門間でのコミュニケーションやデータの共有を促す企業文化の醸成が重要との認識が広がっているが、従来のBDAに関する研究はビックデータ活用に適した企業文化の具体像を議論していない。そこで本研究は、データフローを促進し、データに基づいた意思決定を重視するBDAオリエンテーションの実証モデルを提案し、その上でBDAに適した企業文化がBDA導入に与える影響を考察する。
  • 西口 浩司, 森田 裕之
    セッションID: 1D2-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    小売業やサービス業において、顧客生涯価値(LTV)の高い顧客セグメントを発見し、取引を持続することは戦略上重要である。しかしこれを阻害する要因は漠然としており、特定することは容易ではないが、その一部でも要因を明確化できれば、有効な施策立案のヒントとなる。本研究では、“あるヘアサロンチェーンのID-POSデータ”を用いて、クラスター分析によってLTVが高いと思われる顧客セグメントを発見し、そのセグメントの顧客の取引継続を目的変数とする分類問題を識別する。この分類問題に対して、可読性のある既存の分類アルゴリズムを多段階に組み合わせたアンサンブルアルゴリズムを提案し、計算機実験からその有効性を示す。
  • 山口 淳
    セッションID: 1E1-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    改善活動を有効に継続させることは実務上重視されているが,そのためにどのようなマネジメントが必要かについては,十分な示唆が得られる状況になっていない.そのような中で,改善活動の活性状態が推移した事例を分析した研究があり,活性状態の維持に影響する要因(活性状態維持要因)が提示されている.
    本研究は,10年以上の長期にわたり改善活動を継続し,多大な改善成果を挙げている精密機械メーカーB社の改善活動の歩みを対象としている.そして,B社の改善活動の推進に寄与した要因と,先行研究で示された活性状態維持要因との対比を行い,その上で,B社の改善活動継続のマネジメントの特徴を明らかにしている.
  • 高橋 浩
    セッションID: 1E1-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    近年のIoTの盛り上りで、何百ものベンダーがIoTプラットフォーム市場に参入している。 背景には、プラットフォームの概念が注目を集め、AI時代のビジネスはプラットフォームエコシステム構築が基本との認識が浸透したことがある。しかし、この取組みには、従来の企業中心の視点を超えたビジネスモデルの見直しと、変化のダイナミズムへの対応が求められる。特に各種のトレードオフ条件が発生するので、最新技術活用と適切なビジネスモデル結合に加え、キー条件達成のためのプラットフォームガバナンスが求められる。本稿はこのような認識の元に先行事例を研究し、今後の取組みについて考察する。
  • 中田 行彦
    セッションID: 1E1-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    有機ELは、液晶に代わる破壊的技術として登場した。現在は、有機ELディスプレイは、韓国のLGとサムスンが世界を大きくリードしている。日本に復活の可能性はあるのか?可能性を持つ一つは、九州大学安達千波矢教授が開発された第三世代有機EL発光材料(TADF)だ。この研究は、内閣府のFIRSTとJSTのERATOにも採択された。成果は、コスト低減、高輝度、発光スペクトル設計の潜在能力を示した。出口戦略として、ベンチャーKyuluxを設立された。アップルが有機ELを採用すると発表し風向きが変わった。日本と共にサムスン、LGからも出資を得た。九大、福岡県、福岡市等により、実用化を図る連携ができており、成果が期待される。
  • 角田 仁
    セッションID: 1E2-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    近年,企業等のIT部門の環境変化は激しく,IT部門に求められる役割も急激に変化している.以上の背景を踏まえ,「今後のIT部門はどうあるべきか?」を研究テーマに,IT部門の機能・役割・組織等をいくつかの観点から論じていきたい.この分野では,海外ではITアウトソーシングに関する研究発表が多い.IT部門の一部機能をITベンダーに委託することに関する研究である.論点は多岐にわたり,ITアウトソーシングの目的,意思決定,リスク,契約関係等がある.また,BPO,ASP,クラウドといった新たな形態が登場するたびに検討範囲も増えている.本稿では,ITアウトソーシングに関する文献サーベイを行ったので報告する.
  • 佐藤 修
    セッションID: 1E2-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    経営情報学分野における古くからの学術雑誌の一つに、決定科学分野の国際学会であるDecision Sciences Institute (DSI)が刊行するDecision Sciences (DS)がある。同誌は1970年に刊行されて以来、季刊(年4号)又は隔月刊(年6号)で刊行されてきた。同誌のキーワード分析論文は、筆者の知る限り例がない。同誌は決定科学・生産管理・経営情報分野の学術論文が多く、上記のように歴史が長いために多数の重要な論文が刊行されてきた。本研究では、同誌のキーワードを時系列的に分析し、上記主要3分野の研究傾向の推移を考察する。
  • 向 正道, 横田 明紀, 鎗水 徹
    セッションID: 1E2-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    近年の情報システムは技術面の急速な進展もあり、大型化、複雑化する傾向にある。こうしたなか、企業にとって構築された情報システムの有効性、つまり情報システム開発への投資に対する成否を評価することが困難となっている。本研究では情報システム開発に関する有効性について主要な文献のレビューを通じて、情報システム構築プロジェクトの成功の定義について検証する。さらに、経営・業務・技術などの視点から、情報システム開発プロジェクトに内在するリスクを分析し、有効性とリスクの関係を評価する新たなフレームワークを提案する。
  • 福田 真規夫, 吉川 博史, 工藤 英男
    セッションID: 1E2-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    コンピュータの特にソフトウエア産業においては,海外で製造する体制は,大手企業を除いて,まだまだ普及半ばである。そのため,ソフトウエアは,日本国内での製造がほとんどで,新興国に比べ,国内の人件費が高いことから,コスト競争力が低いままに置かれており,製造も市場も日本国内に限られている状況から,世界がグローバル化に突き進む中,明るい未来が見えてこない。
     本研究は,このような状況を改善し,日本の得意分野であるICT産業のグローバル化を進めていくためには,特に大学におけるソフトウエアの開発教育の改善が必要と考え,その教育の内容および実践について提案するものである。
  • 西口 浩司
    セッションID: 1F1-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    AI、IoT、RPAなど世の中のテクノロジーは日々進化し、大企業はいち早く自社にとっての利活用について費用対効果を見極めながら検討・採用を進めている。こういったテクノロジー活用に関しての情報は、各業界最大手の企業はベンダーからも優先的に情報を入手できる。しかし、大企業であっても日頃からベンダーと密でない場合や業界内順位が低い場合は情報が入りづらい状況にある。ましてや中小・零細企業においては、さらに厳しい状況にある。このような経営環境の中で、中小企業が生き残っていくためにはICT活用は必要不可欠であり、そのためにはどういった体制が必要かについて考察する。
  • 小林 大悟, 三國 香織, 向 正道
    セッションID: 1F1-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    近年 Deep Learning の登場に端を発したAIブームが巻き起こり、AIを活用したシステム開発のニーズが急増している。AI開発に利用するフレームワークはオープンソースのものを中心に活発に開発され、簡単に利用できるものが増えている。一方で、AIのシステム開発に必要とされるデータ管理やGPU等のハードウェア管理などを統合的に行う環境は未だ未成熟である。AI開発の統合プラットフォームがどのような機能を備えるべきなのか、オンプレミス・クラウドどちらが利用しやすいかなどの標準的な形態も定まっていない。本稿では、AI開発のためにプラットフォームが必要とする機能について、当社の「KAMONOHASHI」をベースに紹介する。
  • 松本 早弥香
    セッションID: 1F2-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    日本のインターネット広告費は1兆円を超え、マーケティングにおいて欠かせない存在となっている。中でもブランド領域(=動画広告やプレミアム広告)の拡大により、テレビCMのような「ブランド広告」が増えてきた。リサーチでのみ計測可能な「ブランド広告」の評価指標は、リアルタイムに計測することができず、評価指標の動向を見ながらリアルタイムに最適化することが可能なインターネット広告において、キャンペーン期中の最適化に活かすことができなかった。これらの背景から、「ブランド広告」の評価指標を、リアルタイムに近いレベルで計測可能なリサーチサービスを開発した。本稿では、そのサービス事例を紹介する。
  • 園田 亜斗夢
    セッションID: 1F2-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    近年,ファッションEC業界の市場規模が成長しており,商品数やECサイトの数も増加しており,出品者の労力は増大している.そこで,アパレルの自動タグ付けなどが行われており,また,一般的なECサイトでは説明文の自動生成も行われている.しかし,ファッションは形状だけでなく,色や雰囲気から得られる情報も重要であることから,国内において説明文を自動生成している例は少ない.そこで,本研究では,出品者の労力軽減のため,ファッションECに特化し,画像から説明文を自動生成するシステムの事例を紹介する.
  • 中田 行彦
    セッションID: 1F2-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    シャープは、液晶に強かったが債務超過に陥り鴻海精密工業の出資を仰いだ。鴻海グループ副総裁の戴正呉氏がシャープ社長に2016年8月に就任した。2017年度決算は4年ぶりの黒字になった。シャープ復活に必要な要因は何だったのか?一つは、シャープと鴻海の「 国際垂直分業 」と「共創」への期待である。他の要因は、復活を主導した載社長のリーダーシップと考えられる。載社長からの依頼で2018年6月に面談した。また社長就任時からの「社長メッセージ」も入手した。これら一次情報の分析から、創業者早川徳次氏を尊敬し「誠意と創意」等の「共通の価値観」で社員との「信頼」を醸成した、載社長の鴻海流「日本型リーダーシップ」が復活の鍵と判った。
  • 山口 耕平, 山口 和泰, 木村 かおり
    セッションID: 1F2-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    データドリブンのマーケティングや経営が当たり前のように行われるようになっている。
    使われるデータは自社で収集・利用できるファーストパーティーデータの他、SNS等企業にとって企業が関係しない組織等により収集されたサードパーティーデータがある。
    本稿ではサードパーティーデータの経営リスクから見られる問題を指摘し、自社が自由に利用可能なファーストユーザパーティーデータを中心に考えるデータ活用の在り方を紹介する。
  • 手塚 毬花, 喜多村 正仁
    セッションID: 1P1-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    近年、画像処理研究で主に利用され高い精度が評価されているのがConvolution Neural Network (CNN) である。本研究は、特殊フォントを含む文字列やさまざまな情景画像から正確な文字領域の抽出と認識を行う方法を提案することを目的とする。そのために既存のデータセットであるMNIST以外に、特殊フォントを含む画像データセットを作成した。CNNによる文字認識を行い、それぞれの精度を比較した。この結果において、誤りの多い文字を確認し、上記データセットに精度向上のための学習データを追加したのち、再び文字認識を行い、精度向上を確認した。
  • 石丸 悠太郎, 森田 裕之
    セッションID: 1P1-10
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    ID-POSデータの分析は、的確なプロモーションや商品配置などの意思決定支援に利用されてきたが、購買に至らない商品への関心や、購買の計画性を示すことは難しい。これを可能にする1つの要素は、顧客の店舗内回遊履歴データを利用であり、その1つの用途として顧客の店舗内回遊の再現がある。これはビジネスアクションの実施前に、結果をシミュレートすることが可能となるため重要である。本論文では、ブルートゥースビーコンを用いて取得した顧客の店舗内回遊履歴データをもとに、店舗内での回遊モデルを構築し、シミュレーションによって顧客の店舗内回遊を再現する。実測データとの違いからモデルの有効性について検討を行う。
  • 濱口 颯, 飯沼 守彦, 大江 秋津, 柴 直樹
    セッションID: 1P1-12
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    ゲームアプリ市場がスマートフォンの普及とともに急成長を遂げた。ゲームアプリの中心となる収入源は、アプリ内課金と広告収入である。本研究は、収益予測が困難であると言われている前者のみに焦点を当て、プレイヤーの課金行動とプレイヤー間の相互作用を含むマルチエージェントモデルを作成することで、ゲームアプリ市場における収益のメカニズムを明らかにすることを目的とする。プレイスタイルの違いが課金行動に影響を与えると考え、モデルでは4タイプのプレイヤーを想定した。シミュレーションの結果、非課金者の減少が課金者の課金行動を誘発し、非課金者の増加が課金者の課金行動を抑制するということなどが観測された。
  • 植草 隼, 飯沼 守彦, 柴 直樹, 大江 秋津
    セッションID: 1P1-13
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    日本映画は、リスク分散や製作費確保のために製作委員会方式を採用している。本研究は、個々の映画を発明、高い興行収入をあげた映画をイノベーションと考え、製作委員会は映画を普及させてイノベーションを起こす実務家コミュニティとした。本稿は、日本の映画産業における実務家コミュニティのネットワークポジショニングが、当該映画の海外でのパフォーマンスに与える影響を実証する。分析は、2010年から2012年の日本映画のデータを用いて、ネットワーク分析と多変量解析を行なった。その結果、ネットワーク上で異なるグループをつなげるポジションを持つ製作委員会が出資する映画は、海外で高いパフォーマンスを示すことを実証した。
  • 風間 恵実, 喜多村 正仁
    セッションID: 1P1-14
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    従来の需要関数は、コブ・ダグラス型効?関数を予算制約式のもとで最?化するという条件を解いて得られる。仲澤(2014)は、プロスペクト理論に基づいて効?関数中の消費量を参照点との?または差で置き換えるモデルを構築した。風間・喜多村(2018)で構築された、参照点を2つ設ける拡張モデルのうち最適消費量が代数的に解けなかったものについて、本論文では、数値計算ソフトウェアを用いて効用関数の曲面を描画し、プロスペクト理論的性質を確認する。また、参照点が1つの場合と2つの場合について、2者2財での最適消費量の経時変化を数値計算により求める。両者を比較することにより、参照点を2つもつ効用関数の特徴を明らかにする。
  • 山崎 宗人, 遠藤 正之
    セッションID: 1P1-15
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    米国では対面型のファイナンシャルアドバイザーの敷居が高かったこともあり、富裕層以外の投資家向けにロボアドバイザーと呼ばれる非対面型で安価に資産運用を行うビジネスモデルが進展した。一方日本では、金融機関で投資相談が無料で実施されたこともあり、ロボアドバイザーのサービスは、金融機関に行く時間のない20代から40代を主要ターゲットとしているが、投資金額が少ないため、サービスの成長は緩やかである。本報告では、今後の日本におけるロボアドバイザーの発展について考察する。
  • 谷沢 康太, 永吉 実武
    セッションID: 1P1-16
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    浜松地域では従来から「やらまいか精神」とよばれる、考えを積極的に行動に移していくという精神がある。この精神により当地域は、多くの起業家を生み出したと考えられている。本研究はGlobal Entrepreneurship Monitor(GEM)で行った調査を緩用し、静岡県浜松市の在住職者の起業意識を調査、分析することで、当地域アントレプレナーシップの特徴を明らかにすることが目的である。具体的には、当地域における起業意識調査を行いその結果を考察する。また当地域と他地域の起業意識に関する調査結果を比較し、考察する。本稿では、2018年7月度に当地域で実施した起業意識調査データ分析から推察される当地域の起業意識の特徴を速報する。
  • 菊池 大至, 渡邊 慶和, 南野 謙一, 後藤 裕介
    セッションID: 1P1-17
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    最近, 心身共に健康に生活していく上で睡眠習慣の重要性が指摘される. しかし, 日本人の睡眠習慣は睡眠時間が短く, 就寝時間が遅い. 特に入学後から睡眠が徐々に後退化, 不規則になりやすく, 学生生活に悪影響を与えるとことが問題となっている. 一般的に若者は睡眠に対する楽観的な評価をすることが多いことから, 入学時の段階で睡眠の質に関する正しい知識を身に着け, 睡眠の習慣化を促すことがその後の大学生活に重要であると考えた. 本研究は, 行動変容ステージモデルにおける無関心期から関心期への移行を行うことを目的とし, 睡眠の習慣化を強化するフィードバックシステムを提案する.
  • 志田 匡, 渡邊 慶和, 南野 謙一, 後藤 裕介
    セッションID: 1P1-18
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    近年,「アスリートファースト」という言葉が様々な大会で用いられる.しかし,水泳の大会において運営の方針を決定するのは大会運営者であるため,真に選手目線でのアスリートファーストを突き詰めた運営・進行にすることが困難になっている.そこで本研究では,選手が考える真のアスリートファーストとなる運営・進行を目指して,水泳競技において結果に直結すると考えられる競技種目間の待ち時間に注目した.毎年当番校を変え大学生が大会の運営をする水泳大会を対象に,各選手の待ち時間の平準化の方法を検討し,競技順序の最適化に基づく大会プログラムの作成支援を目標とする.
  • 閔 傑熙, 西脇 暢子, 大江 秋津
    セッションID: 1P1-19
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    生産拠点や市場のグローバル化により、海外拠点への出資が加速化している。海外拠点の構築の際には、共同出資の形態も多い。本研究は、出資時に海外工場に求める戦略的役割が、出資企業のネットワークポジションに与える影響を実証する。まず、出資企業と出資先の自動車関連業に属する海外工場を紐帯で結び、出資関係のネットワーク分析をした。さらに、算出ネットワーク指標と出資企業の財務データ、出資目的を用いて多変量解析を行った。その結果、出資目的がネットワークポジションに与える影響は正負様々であり、海外工場拠点に求める能力に合った共同出資企業を組み合わせることの重要性を提示した。
  • 長谷川 美鈴, 遠藤 正之
    セッションID: 1P1-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    我が国において、ミネラルウォーターは2016年度に2,990億円の市場規模となり、年々拡大している。日本のミネラルウォーターの売れ筋としては、フレーバーウォーターやアルカリイオン水等の国内製品、クリスタルガイザー等の輸入製品と多様化している。本報告では代表製品の商品性、販売戦略を比較分析し、また消費者嗜好を分析することで、今後のミネラルウォーター市場の発展可能性や課題について考察する。
  • 浦辻 実奈, 喜多村 正仁, 相田 達哉
    セッションID: 1P1-20
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    深刻な経営危機に陥ったシャープは、資本業務提携関係にあった台湾の鴻海精密工業と産業革新機構から支援の提案を受け、最終的には2016年3月に鴻海の支援を受けることを決定し、鴻海がシャープを買収した。買収交渉の過程で、鴻海はシャープの主力取引銀行に追加の債権放棄を迫った。本論文では、上記の状況をコンフリクト解決のためのグラフモデル (GMCR) と呼ばれる枠組みを用いてモデル化する。ナッシュ安定性、一般メタ合理性、対称メタ合理性、連続安定性の4つの解概念に基づく均衡を、計算プログラムにより求める。求めた均衡と現実の結末を比較し、考察を行う。
  • 芳賀 光, 森本 祥一
    セッションID: 1P1-21
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    流行とは、社会集団の中で一定数の人が一定期間、ある意思に基づいて集団行動をとるように誘われる現象であり、その心理的メカニズムや同調誘因について様々な研究がなされてきた。企業においては、この流行現象の特質とメカニズムを捉えたうえで、いかにマーケティング戦略に取り入れるかが重要となる。本研究では、情報社会の進展によって流行の伝わり方や流行そのものが変化してきたことに着目し、社会心理や消費者心理、情報心理、情報社会学、メディア論の観点から流行の型を分類、商品やサービスを流行化させ得るマーケティング手法について考察した。
  • 李 龍, 徐 春暉, 安藤 雅和
    セッションID: 1P1-22
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    投資の市場リスクはリスクファクタ―に依存しているので、リスクファクタ―の振る舞いに関する仮説は市場リスクの測定に影響を与えている。リスクファクタ―の収益率は正規分布に従うという仮説はもっとも多くみられているが、この仮説は過去のデータから支持されていていないケースが多いことも知られている。いかに過去のデータに支持されている分布関数を見つけるかは市場リスクの推測において重要なテーマである。本研究はg-h分布を用いて、過去のデータに会う分布関数を決める方法を提案し、これに基づく投資の市場リスクを測定することを試みる。
  • 富岡 雄大, 梅原 英一
    セッションID: 1P1-23
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    平成27年度の文部科学省委託調査によれば、公共図書館において電子化資料を利用者に提供している図書館は日本全国で16%であり、54の自治体の図書館が提供しているのみである。公共図書館においては電子書籍の普及は低迷状態である。東京都市大学横浜キャンパスの図書館でも電子書籍はまだ200種類であり浸透しているとは言えない。そこで、横浜キャンパス図書館を事例に、電子書籍と図書館とのギャップの要因をDEMOを用いて分析する。
  • 中村 玄希, 鈴木 啓, 大内 紀知
    セッションID: 1P1-24
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/25
    会議録・要旨集 フリー
    フリマアプリ市場におけるメルカリの成功が注目されている。フリマアプリ市場のようなプラットフォームビジネスにおいては、ネットワーク効果が働く。それにより、市場シェアを獲得すること自体がサービスの競争力を高めるため、先発のサービスが有利とされてきた。しかし、メルカリは、先発サービスを逆転し、圧倒的なシェアを獲得している。そこで本研究では、代表的なフリマアプリの消費者レビューのテキストデータを比較分析することで、メルカリの成功要因を定量的に明らにし、プラットフォームプロバイダの普及戦略に対する新たな示唆を得る。
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