経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
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予稿原稿
  • 鈴木 啓嗣, 大江 秋津
    セッションID: 1B1-1
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
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    本研究の問いは、災害対策に力を入れる企業とそうではない企業があり、その違いが何に由来のするのかである。本研究は、自分が実際に経験した事柄から学びを得ることである経験学習(Experiential Learning)と、歴史的なイベントが、将来の社会的事象を生み出す要因としてとらえる刷り込み学習(Imprinting Learning)に焦点をあて、組織の創業期とそれ以外の時期の災害経験が災害後に対する組織のリカバリー能力に与える影響を実証するための研究計画である。研究計画では、両理論に基づいて仮説を導出したうえで、利用すべきデータと変数を検討したうえで、仮説が実証された場合の貢献について説明を行う。

  • 楊 盛杰, 大江 秋津
    セッションID: 1B1-2
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
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    近年、インターネットの発展により、情報技術が目覚ましい発展を遂げた。それに伴い、情報の量も爆発的に増えている。組織の情報処理能力が情報処理量に対応できない場合、情報オーバーロードが発生する。情報オーバーロードが発生した状態における組織学習は、組織に様々な影響を与えることが考えられる。本研究は、先行研究の多くが対象とする個人ではなく、組織の情報オーバーロードに焦点をあてる。先行研究では、情報オーバーロードによる実証は、アンケートデータが中心である。本論では、先行文献を整理しながら、組織の情報オーバーロードを公開されたアーカイバルデータで実証する可能性を検討する。

  • ーサイファー場面の集合的沸騰に着目してー
    加藤 沙輝, ホー バック, 妹尾 大
    セッションID: 1B1-3
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
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    多くの分野で創造性の重要性が強調されている背景を受け、本研究ではストリートダンスのサイファー場面に注目し、ダンサーの創造性促進を検討する。創造性を促進するには、拡張-形成理論におけるポジティブ感情、更には感情の強度や複雑さが重要な要素だとされている。こうした感情は、サイファー場面においてよく見られる、人々が集結した際の集合的な超興奮状態である「集合的沸騰」と関連すると考えられる。そこで本研究は、ストリートダンスのサイファー場面における集合的沸騰と創造性の関連、また集合的沸騰がどのようにその参加者の創造性を促進するのかを明らかにすることを目的とし、実際の現場での参与観察を行う。

  • 浦 知希, ホー バック, 妹尾 大
    セッションID: 1B1-4
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
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    プロジェクトごとにメンバーが集まり、目的達成と共に解散する流動的なチームが増えている。これに伴い、チームを編成する機会が多くなっている。チームの有効性を高める条件の一つとして、心理的安全性に注目が集まっている。しかし、チームメンバーは互いに異なる性格を持つ個人であるにも関わらず、心理的安全性と性格の組み合わせの関係性は明らかになっていない。そこで、本研究では、個人の性格の組み合わせがチームの心理的安全性に及ぼす影響を検証し、どのようなメンバー編成を行えば心理的安全性を高めることができるかを明らかにする。

  • -情報流入がもたらす市場の正当性-
    小澤 優真, 大江 秋津
    セッションID: 1B1-5
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    本研究は、市場の繁栄と衰退は正当性によるのかという研究課題をもつ。目的は、市場間ネットワークというマクロ的な視点で、ネットワークのポジションが正当性に与える影響を実証する。分析は、日本の化学産業企業の複数市場参入企業の市場ネットワークより指標を算出し、市場の生産高データと紐づいた28市場を対象に、2006年から2010年の5期の126件の時系列データを利用した。多変量解析の結果、ネットワークの中心性に交互作用効果が見られた。市場を分析対象として市場の栄枯盛衰の要因を実証したことは、繁栄を促すだけでなく、衰退速度の緩和は企業が突然市場退出を強いられる可能性を軽減する実務的貢献がある。

  • ― 事業承継時における事業の多角化が企業成長に与える影響 ―
    小澤 祐大, 大江 秋津
    セッションID: 1B1-6
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
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    本研究は同族企業特有の優位性はどこからもたらされるのだろうか、という研究課題を持つ。同族企業の大きな特徴である事業承継に着目し、具体的には、同族企業における世代交代時の大胆な経営改革に同族が与える影響と、企業の収益性に与える影響とそのメカニズムを実証する。データは日本の製造業の内2006年から2016年に世代交代を行った企業を対象とした。分析の結果、世代交代後に事業の多角化を行った同族企業はその後の収益性が向上したことと、前任者が多角化を推進していた企業は多角化に抵抗が少ないことを明らかにした。本研究は、ファミリービジネス研究に対する理論的貢献とともに、同族企業の事業承継戦略に実務的貢献がある。

  • 橋本 圭介, 日高 一義
    セッションID: 1C1-1
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    デジタル化が進展する現代の市場では, 顧客同士での情報交換が迅速に行われ, 顧客の体験や反応は, 短期間で多くの人々に拡散される. 一方で, 技術進化は企業間の競争を加速させ, 顧客の満足度を得ることを困難にしている. 本研究では, 顧客ロイヤルティを動的な特性を持つコミットメントに影響を受ける指標と考え, コミットメントに基づいた顧客ロイヤルティの動態を明らかにするため, 顧客と企業が相互作用しながら互いに共進化するプロセスをモデル化する手法を提案する. 提案するモデルにより, 動的に変化するロイヤルティに基づいた市場シェアや顧客の推薦意向, 顧客ロイヤルティと顧客の乗り換えとの関係を評価・分析することが可能となる.

  • QRコード決済アプリを対象として
    小倉 将, 原田 拓弥, 大内 紀知
    セッションID: 1C1-2
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    QRコード決済アプリの普及はキャッシュレス化を進める我が国において重要な課題である。QRコード決済アプリは、プラットフォーム・ビジネスの一種でありネットワーク効果が働くため、ユーザ数の増加が普及を促進する。そのため早い段階でのユーザ獲得が重要であり、キャンペーンなどが積極的に行われてきた。しかし、キャンペーンなどで一時的に利用者が増えても、その一部はすぐに利用をやめてしまう。そこで、本研究では、キャンペーンをきっかけにQRコード決済アプリの利用を開始したユーザの継続利用に影響を与える要因を分析するためのモデルについて検討を行った。

  • 益満 環
    セッションID: 1C1-3
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    新型コロナウイルス感染症の拡大により大学教育におけるフィールドワークのあり方が見直されている。本研究では、筆者のゼミナールにおいて秋田県大仙市の6つの企業に対して従来のフィールドワークに加えて、Zoomを用いたオンラインフィールドワークによるハイブリッド型のフィールドワークについて報告するとともに、そこから浮き彫りとなったWithコロナ時代におけるオンラインフィールドワークの長所と短所について述べる。

  • 小田 拓主, 妹尾 大, ホー バック
    セッションID: 1C1-4
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    ほとんどの創作活動は、かつての他作品から何らかの影響を受けて行われる。特にリスペクトを持って意図的に模倣する「オマージュ」は、ジャンルを選ばず様々なコンテンツで広く使われている。デジタルアーカイブにより、様々な作品に触れることができるようになったことで、作り手側と視聴者側の知識基盤が共有されてない状況で作品に触れる機会が増えた。オマージュを明示することで、過去の作品を模倣する過程を「パクリ」と認識した誹謗中傷も見られるようになった。本論文は、オマージュがどのように作品の評価に影響を及ぼすかについて明らかにする。これらを通じて、作品間の関係性を元にしたサジェスチョンに対して有用な示唆を与える。

  • 田中 僚, 大江 秋津
    セッションID: 1C1-5
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    :購入型クラウドファンディングにおける企業と消費者間の情報の非対称性を軽減するためのシグナルは、どのような特性を持つかという研究課題を持つ。本研究は、クラウドファンディングにおける、プロジェクトの質、プロジェクト立案者の質を伝えるシグナルに着目し、支援者を増加させる要因を明らかにするための研究計画である。分析は、日本の購入型クラウドファンディングのMakuakeから、プロジェクトデータを利用して重回帰分析による分析を行うため予定である。実証できた場合の貢献として、シグナリング理論への理論的貢献が考えられると共に、プロジェクト立案者と支援者の間にある情報の非対称性の軽減方法を提示することで実務的貢献とする

  • 角居 朋哉, バック ホー, 妹尾 大
    セッションID: 1C1-6
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    昨今、SNSにおいては同じようなニュースや情報が流通する閉塞した「エコーチェンバー」と呼ばれる環境が形成されやすいことが問題視されている。この解決のためにエコーチェンバーを一種の確証バイアス(自分の思想を補強する情報のみに反応してしまうバイアス)と定義づけた。確証バイアスはそれ単独では間違った結論や劣った結論を導き出しやすいものの、特定の種類のメタ認知能力が加わることで自己の決定を内省し、課題に対してより優れた結論を下すことがわかっている。そこで本研究ではどういったメタ認知能力が確証バイアスを減らすことに効果があり、どうすれば適切にそのメタ認知を高めることができるか、その手法を解明する。

  • 伊藤 崇洋
    セッションID: 1D1-1
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    若年層による早期退職が社会問題となり、それらの推移や統計は調査されているが、早期退職を食い止める有効な対策は研究された例が多くはない。本研究では若年層として高校生に焦点を当て、高校におけるキャリア教育や就活、そして就職先において早期退職を防ぐ、有効な施策の実施を基に検証していく。

  • 中川 雄貴, ホー バック, 妹尾 大
    セッションID: 1D1-2
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    リモートワークへの移行に伴い、チームの主な活動場所はオフラインからオンライン上へと移り変わった。メンバー間の距離は物理的に開き、オフライン時の職場のように「同じ空間を共有する」ことがなくなったため、メンバー同士の関わりは薄まった。しかしチームを維持し高い成果を生み出すためには、チーム内における対話のリッチネス低下を防ぐ必要がある。本研究は、オンラインコミュニケーションツールを駆使し、主にオンライン上で活動を行っているチームを対象とし、オンラインチームにおける対話に影響を与える行動要因を明らかにすることを目的とする。

  • 本業外活動による資源獲得
    河合 亜美, ホー バック, 妹尾 大
    セッションID: 1D1-3
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    組織によるキャリア管理を前提とした伝統的キャリアからプロティアン・キャリアへの移行が進んでいる。プロティアン・キャリアとは、キャリアは組織ではなく個人が管理すべきだという考え方である。日本では、雇用環境の変化に伴い、急激にプロティアン・キャリアの必要性が高まっている。本研究の目的は、本業外活動がプロティアン・キャリア構築に与える影響を明らかにすることである。伝統的キャリアを前提としている企業において、労働者はどのような本業外活動に従事することで資源を獲得し、プロティアン・キャリアに繋げているのだろうか。本研究により、プロティアン・キャリアを志向する日本の企業労働者に対し、本業外活動検討のための示唆を与える。

  • 稲田 ゆり, ホー バック, 妹尾 大
    セッションID: 1D1-4
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    他者をからかうことによるコミュニケーションの一形態であるいじりが意図せずにいじめやハラスメントにエスカレートすることが問題視されている。いじりは深刻な事態を招きうるため、いじり行為がどのような状況の時にエスカレートしやすくなるのか明らかにすることが重要である。いじりに関する過去の研究では、「いじる人」と「いじられる人」にスポットを当てていることが多く、いじりの成立に欠かせない存在である「観衆」に着目した研究が不十分である。以上のことから本研究では観衆のフィードバックやその存在がいじり行為や被行為者の反応にどのような影響をあたえるのかを調査する。

  • 石坂 知己, ホー バック, 妹尾 大
    セッションID: 1D1-5
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    オンラインコミュニケーション研究の重要性が高まっている中、会話中の沈黙に関しての研究は比較的未開拓の領域である。くわえて、オンラインツールでの視覚的な手がかりについても既存研究では細分化が不十分である。本研究では、オンラインツールでの二者会話において、視覚的な手がかりが沈黙の発生に与える影響と、沈黙が二者の会話評価に与える影響を調べることで、既存の沈黙研究を拡張し、また組織運営者にオンラインツール運用の判断材料を提供する。

  • 植松 昂佑, ホー バック, 妹尾 大
    セッションID: 1D1-6
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    企業外部での活動を通じてイノベーションの源泉を探索し新しい価値を創造するオープンイノベーションの必要性が高まっており、それを実現させるための場所としてコワーキングスペースに注目が集まっている。先行研究において、コワーキングスペースを利用することで、利用者はイノベーションの成功に必要な他者との交流を増加し得ることが指摘されている。しかし実際には、他者との交流を図っている利用者は少なく、多くの利用者は個人での活動を主な目的としている。本研究では、コワーキングスペースにおいて利用者同士の交流が増加することを目指し、他者との交流を阻害する要因を特定する。

  • ― 縄文・弥生時代の漆様結歯式竪櫛の知識移転 ―
    木下 結捺, 大江 秋津
    セッションID: 1E1-1
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    イミテーションがグローバルで法的に制限されている現代では、本来の人間の欲望が生み出すイノベーションプロセスを観察することは困難である。実用性と装飾性を兼ね備えた製品である縄文・弥生時代の漆様結歯式竪櫛は、様々な形態と技術で普及した。本研究は、イミテーションはイノベーションプロセスにどのように影響を与えるかという研究課題を持ち、漆様結歯式竪櫛の形態と技術の組み合わせが、漸進的イノベーションと画期的イノベーションに影響を与えることを実証するための研究計画である。分析は、遺跡から出土した形態と技法の確認が可能な漆様結歯式竪櫛を用いて、地理空間加重回帰分析を行う。

  • 外部知識の獲得への一考察
    尾下 幸輝, 原田 拓弥, 大内 紀知
    セッションID: 1E1-2
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    企業がイノベーションを生み出すためには、外部からの新たな知識の獲得が一つの鍵となる。本研究では、外部知識を獲得する場合に、「同じ企業から継続的に知識を獲得」するのか、それとも「企業を入れ替えながら様々な企業から知識を獲得」するのかという外部知識の獲得の仕方の違いがイノベーション成果に与える影響に着目した。そこで、特許データを用い、特許の引用先の変化が特許の被引用件数に与える影響と、その影響の技術分野の成長度に応じた変化を分析した。その結果、引用先の変化は特許の被引用件数に正の影響を与えること、技術分野の成長度が低いときに引用先の変化がより重要であることが明らかとなった。

  • 改善活動とダイナミック・ケイパビリティに関する先行研究調査
    山口 淳
    セッションID: 1E1-3
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    改善活動を有効に継続させることは実務上重視されている一方で,そのためのマネジメントのあり方に対する研究面からの示唆は十分とは言えない状況である.

    本研究は最初に,改善活動研究を概観し,改善活動継続のマネジメントに対する先行研究の示唆と課題を明らかにする.次に,関連性が高いと考えられるダイナミック・ケイパビリティ論の整理を通じ,改善活動継続のマネジメント研究の方向性を定めるとも目的である.最後に,現在発展中のダイナミック・ケイパビリティ論に対して理論的貢献を行うために,改善活動継続のマネジメント研究の中で明らかにすべき調査項目について提示している.

  • 知識要素間の関係を考慮して
    大谷内 智生, 原田 拓弥, 大内 紀知
    セッションID: 1E1-4
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    組織が持続的にイノベーションを生み出すためには探索と活用という2種類の活動が必要になる。これまで企業の研究開発活動における探索と活用がその成果に与える影響について研究されてきたが、それらの研究では知識要素間の関係が十分に考慮されていない。そこで本研究では、特許の引用関係を用いることで、企業が利用する知識基盤における知識要素間の関係を把握し、その関係を考慮した上で、探索と活用が研究開発活動の成果に与える影響を解明するための分析のフレームワークを検討する。

  • 田上 遼, 森山 真光
    セッションID: 1E1-5
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    本研究では、都道府県のオープンデータとして公開されているAED設置情報を対象に二次利用に重点を置き、都道府県ごとにどのようにAED設置情報を公開しているか、ファイル書式とAED設置情報について調査した。その結果、47都道府県の内、34%の都道府県がAED設置情報を公開していた。ファイル書式は10種類も見られ、AED設置情報に含まれる利用時間情報の不足は、16件中14件も占めていた。よって、AED設置情報から利用可能であるAED設置地点を正確に見つけるのは難しいと結論付けられる。AEDは緊急時に検索する可能性が高いことから、利用時間情報などが項目としてあるオープンデータを標準化する必要があると考える。

  • 藤野 真衣, 大江 秋津
    セッションID: 1E1-6
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    本研究は天下り人材が社会にもたらす利益や、大学の研究力向上に与える影響は何かという研究課題を持つ。大学に天下りした希少な人材である官僚が持つ独自のネットワークが大学の研究力に与える影響やそのメカニズムを明らかにする。また、大学の研究成果を発信する大学発ベンチャー企業の創出に与える影響も実証する。分析には、2017年4月1日から2019年3月31日までに国公立大学へ再就職をした国家公務員の人事データを利用した。その結果、天下りの大学の研究費獲得能力や大学発ベンチャー企業設立への影響が実証された。天下りの有効性を実証したことは、天下りに対する公平な評価の一助となる実務的貢献と言える。

  • 西澤 周峰, 遠藤 正之
    セッションID: 1F1-1
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    わが国では2016年からロボアドバイザーサービスが開始された。現在、THEO、楽ラップ、WealthNaviが主要3サービスである。その3サービスの中でWealthNaviが特に抜き出ている。そこでこの3サービスの戦略をマーケティングの4P分析(Product、Price、Promotion、Place)で比較し、考察を行っていく。

  • 菊池 伊織, 遠藤 正之
    セッションID: 1F1-2
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    近年、企業内での経費に関する手続きが煩雑であると言われている。その一方で経費管理の新しい仕組みが誕生している。本報告では静岡県に本社・工場を持つ企業を対象に現在企業内で使われている主に使われている経費の支払い体系を調査する。その上で、経費管理のレガシーシステムから最新のシステムに移行するためにはどのような要素が必要なのかを考察する。

  • 石川 遼, 遠藤 正之
    セッションID: 1F1-3
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    ブロックチェーン技術の主要な特徴として、集中管理機関がなくても、お金や証券の二重使用を防ぐことができるという信頼性があげられる。そのブロックチェーン技術を応用した新決済プラットフォームについて、代表的な二つのサービスを調査して、比較、分析し、その将来性と課題を考察する。

  • 五嶋 将盛, 遠藤 正之
    セッションID: 1F1-4
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    QRコード決済市場の過半数を占めるPayPayは、10月から無料にしていた決済システム手数料を有料化する。そこで有料化が行われた場合、サービスの利用を引き続き行うか、またいくらまでなら許容できるかを実際に店舗にヒアリングすることで、店舗はQR決済の重要性をどのように考えているかを分析し、考察する。

  • 井上 天太, 森本 千佳子
    セッションID: 1F1-5
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    大学生は就職活動を意識する頃から将来の暮らしについて考える機会が増える。昨今のコロナウイルス流行によりお金に対する意識も高まっている。政府も貯蓄だけでなく投資への積極的な取り組みを推奨している。しかし、日本において金融教育の機会は少なく、大学生の金融リテラシーは低いとされている。そこで本研究では、大学生を対象に投資を経験できるボードゲームを開発し、学生の金融リテラシーの向上を試みる。試行ではゲームそのものの難易度設定に問題が見られたものの、一定の教育効果が確認された。

  • 日本梨と桃の生産維持的4県について
    稲垣 伸子
    セッションID: 1S1-1
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    果樹農業経営体数は全国2015年で農業全体の16.1%に相当し減少率は農業全体より小であるが、全体の生産出荷減少と価格上昇が生じている。果樹統計と果実的野菜統計で17品目が扱われ、日本梨と桃は、結果樹面積と出荷量で品目中の中庸に位置し生食消費で身近である。その産地県の全国シェアと2005年から2018年の生産維持性から各2県を選定し、関連統計を精査した。各県卸売市場安定出荷の一方で県内市町村の果樹所得と既存産地外の生産参加を確認する。産地至近ではローカル流通が維持される。他方、遠隔向け産地縮小は若年層から順次の食文化変容を促進する可能性がある。

  • 統合的アプローチによる文献レビュー
    木村 誠
    セッションID: 1S1-2
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    本研究は,4分の1世紀に渡るプラットフォーム研究の進展を整理し,ビッグデータとAIの普及に対応したプラットフォームの新たな概念として注目されつつあるデータネットワーク効果に関する研究の新たな方向性を提示する.

  • 細野 繁
    セッションID: 1S1-3
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    本稿では,デジタル人材育成に向けた設計教育と,その実践から得た課題と今後の展望について述べる.

  • 依田 祐一
    セッションID: 1S1-4
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    デジタル・トランスフォーメーションをいかに効果的に実行し、成果を享受するかが問われている(Hess 2016)。とりわけ全社視点の企業変革の実践において、ビジネスプロセスと情報システムは相互規定的であることから、ビジネスプロセスの革新における情報システムのフレキシビリティの問題は、マネジメント上の重要課題のひとつである(依田 2013)。

    そこで本稿では、先進的な実践が行われるクラウドベースの開発・実行環境におけるアジャイル開発について、その有効性や課題について考察し、情報システムのマネジメント領域における理論的な問題の所在や今後の研究課題について検討する。

  • 会川 雄大, 森本 千佳子
    セッションID: 1S1-5
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    旅館やホテルの宿泊予約サイトには口コミが掲載されており、手軽に閲覧・発信ができるようになっている。口コミは旅行客・宿泊施設どちらにとっても有益な情報であり活用されている。一般的に口コミは、総合評価と項目評価が数値で表されており、文章によるテキスト評価があるのが一般的な構造である。しかし、口コミは書き手が自由に発信できることもあり、数値評価とテキスト評価に不一致があることも多い。その理由として記入者の判断軸となる要素が人によって異なることが考えられる。本研究では、宿泊サイトにおける口コミの数値評価とテキスト評価の一致度についてテキストマイニングを用いて検証する。

  • 和田 康太, 森本 千佳子
    セッションID: 1S1-6
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    本研究は、就職活動者(新卒学生)を対象に、UIJターンへの意欲を向上させる要因を明らかにする。本研究により、自治体へ新卒誘致につながる施策案を示すことを目的とする。転職者を対象にしたUIJターンの研究蓄積はあるが、新卒を対象にした研究は少ない。本研究は生産年齢人口の中でも若年層にあたる新卒で就職活動を行う学生に着目し、就職を伴う地方移住を促進するために必要な要因を明らかにすることを試みる。学生をUIJターンに興味を持っている層とそうでは無い層に分け、その意識の違いについて分析を行う。

  • 田原 秋穂, 加藤 拓巳
    セッションID: 1G1-1
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    賃貸情報サイトにて,顧客が興味を持った物件を問い合わせた際,事後に成約済みと判明する情報不備の経験が多くみられる.この背景には,情報管理の不徹底に加えて,オトリとして魅力的な物件を提示することによる顧客の誘引が狙いにあると推察される.しかし,たとえ誘引に成功しても,この経験が当該サービスの不満足につながっては逆効果である.そこで,本研究では,「成約済み物件情報の経験は満足を低下させる」という仮説を立案した.オンライン調査の結果に基づき,傾向スコアマッチングを適用して検証した結果,仮説は支持された.目先の顧客獲得を優先した不誠実な情報提供は,長期的な視点で当該企業の不利益を招く懸念がある.

  • 青栁 優, 菊池 弦太, 佐々尾 隼登, 佐藤 悠人, 諸角 勇斗, 加藤 拓巳
    セッションID: 1G1-2
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    動画配信サブスクリプションサービスにおいて顧客の離反を阻止するために,企業は解約手続きを複雑化し,顧客に不満を抱かせている.顧客の解約理由に関する研究は行われているものの,解約手続きが顧客に与える影響に関する議論は不十分である.そこで,本研究は「サービス契約時における解約の容易性に関する知覚は満足度に正の影響を与える」という仮説を立案した.当該サービス利用者に対するオンライン調査の結果に基づき傾向スコアマッチングを適用した結果,仮説は支持された.満足を高める視点が注目されがちだが,本研究の結果は不満足を与えない視点も併せて考慮すべきであることを示唆している.

  • 櫻井 建門, 鈴木 信之介, 佐藤 千尋, 小池 友実, 加藤 拓巳
    セッションID: 1G1-3
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    多様な業界で映像による購入行動への効果が実証されていることから,カラオケ業界でも同様の期待ができる.しかし当該業界では,顧客の満足度に関する議論が不足しており,上記効果も不明なままである.カラオケで用いられる映像は,カラオケ会社が制作した通常映像と本人映像の2つに分けられる.そして,映像という手段の効果を高めるには,曲の内容と関係性の強い後者を利用すべきだと推察される.そこで,本研究では,「通常映像を利用する顧客に比べて,本人映像を利用する顧客の方が高い満足度を有する」という仮説を立案した.カラオケ利用者に対するオンライン調査結果に傾向スコアマッチングを適用して検証した結果,仮説は支持された.

  • 化粧品を対象とした企業公式アカウントの投稿との比較検証
    マックグリン チェリー百音, 加藤 拓巳
    セッションID: 1G1-4
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    消費者は,SNS上のインフルエンサーを信頼し,消費行動の判断材料としている.その背景から,インフルエンサーを起用したマーケティングの市場規模は,増加の一途を辿っている.その一方で,企業は公式アカウントを設置してプロモーションに注力しているが,その効果は乏しいと指摘されている.しかし,訴求商品や,投稿内 文章・写真,フォロワー数等の条件を揃えた状態で,両者が購入行動に与える影響の差異は十分に明らかにされていない.そこで,「企業公式アカウントと比較して,インフルエンサーによる商品訴求の投稿の方が購入意向を高める」と仮説を立案し,日本の化粧品市場を対象としたランダム化比較試験によって,その是非を検討した.

  • 阿部 俊光, 姜 理惠
    セッションID: 1H1-1
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    本稿では、デジタルトランスフォーメーションにおいて必要なスキルの研究の端緒として、起業家精神について調査する。CIO2名へのインタビュー調査の結果、起業家精神は重要とされているが、先んじて行動する傾向はあるものの、リスクをとることやイノベーションの推進に対しては消極的な姿勢が見られ、その結果をもとに今後の研究の論点を整理した。

  • 中川 宗太, 古田 克利
    セッションID: 1H1-2
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    介護の業界で専門職の指導方法として採用されているスーパービジョンには「管理的機能」「教育的機能」「支持的機能」の3つの機能が有るとされている(黒川,1992)。A社の技術職社員の新入社員人教育において、その3つの機能と学習成果の関係を検討した。A社の入社3年目までの技術職社員とその教育係及び上司を対象にアンケートを実施し、各機能と社員のスキルの高さを数値化して分析した。その結果、管理的機能や教育的機能よりも支持的機能に学習成果との関連があることが明らかになった。

  • 新井 啓矢, 田名部 元成
    セッションID: 1H1-3
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    QRコード決済の導入と継続的利用に関しては消費者と加盟店,両者の視点からの分析が求められるが,加盟店からの視点の研究は見当らない.加盟店の置かれる状況はビジネス環境の違いで異なるため,導入や継続的利用に関する店主の意思決定過程を個別に深く理解する必要がある.本研究ではM-GTAを用いてQRコード決済の導入と継続的利用に関する小規模小売店主のそれを分析し,想定されるパターンを示した.固有の事象が意思決定に多大な影響を与えると考えられる店主は,TEAを用いた後にM-GTAにより分析することで事象を細部まで理解し,パターンとして示した.また分析の途中で浮上した概念「意地」に着目し,既存研究やビジネス環境との関連を議論した.

  • ― 日本の化学産業における企業グループに関する実証研究 ―
    羅 雨倩, 大江 秋津
    セッションID: 1H1-4
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    本研究は、企業グループがグループ内の知識の創造と共有の促進、さらにその結果として知識の同質化という問題をどのように解決しているのか、という研究課題を持つ。これに対して、日本の企業グループの役員兼任ネットワークに焦点を当て、グループ内と外での兼任という2つのパターンが知識吸収能力に与える影響を明らかにした。データは、日本化学産業2020年の50グループを対象に合計1685企業4127名の役員のデータによる多変量解析を実施した。分析の結果、グループ内の緊密な関係とグループ外の幅広い関係が知識吸収能力を促進していることを実証した。本研究は、企業グループ研究とネットワーク理論研究、組織学習理論に貢献をする。

  • 雨宮 寛二
    セッションID: 1J1-1
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    近年、中国では、情報通信技術(ICT)などのテクノロジーの発展により、製造業など既存の産業に加え、インターネットを基盤とする新経済(ニューエコノミー)が成長しつつある。中国における経済発展は目覚ましく、GDPでは日本を抜いて世界第2位に躍進し1位の米国を凌駕する勢いである。その背景には、市場経済の導入により、産業競争力を急速に高めてきた中国独自のメカニズムが存在する。本稿では、米国との比較により中国の産業競争力について考察し、政策的スペクトラムを明らかにすると共に、産業競争力のメカニズムと今後の中国の方向性について提起する。

  • 和田 健, 駒走 聡昭
    セッションID: 1J1-2
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    テクノロジーを活用して、事業の業績や範囲を根底から変革させようとするデジタルトランスフォーメーション(DX)が注目を集める中、企業活動にて生じるデータを資産とし、業務PDCAサイクルを改善させるフィードバックにデータを活用する日本企業はまだ多くない。このままでは日本企業が世界のデータ利活用トレンドに乗り遅れてしまう事が危惧される。本稿では、DXの特徴及び従来のIT戦略との特性の違いを整理した上で、今後DX推進に取り組む日本企業が直面する課題を「5つの壁」と分類したフレームワークを提案する。

  • 高橋 裕
    セッションID: 1J1-3
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    デジタル・トランスフォーメーション(DX)の必要性が指摘されてすでに⻑い⼀⽅で、成功事例は多いとは⾔えない。これは、DXを検討している間にデジタル化あるいはAI を含むIT技術の導⼊・更新に変容してしまっていることが理由のである可能性がある。しかしこのアプローチでは業務改善はできても業務の変⾰や戦略の転換にはつながらず、収益構造を改善しないばかりかむしろ多額の出費を⾏うにとどまってしまう可能性がある。デジタルの⼒で変⾰すべきはビジネスプロセスのどこであるかを明⽰することが必要である。本研究ではこれに寄与するものが「包括的なシミュレーション」であることを⽰す。特にシステム・ダイナミクスの有⽤性について述べる。

  • - GE Healthcareを典型事例として -
    小田 樹, 高橋 真吾
    セッションID: 1D2-1
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    本研究では, 先進国に優良顧客を抱えていた企業が途上国市場にて0からイノベーションを起こし, それを先進国の新たな市場に持ち込む, 「リバース・イノベーション」の基本的メカニズムを再現することができるエージェント・ベース・モデルを構築し, このモデルを用いた社会シミュレーション分析によってリバース・イノベーションに対する戦略の有効性を, 獲得できたシェアの推移や消費者にとっての製品の価値の観点から定量的に評価・分析を行う. 基本的メカニズムを再現するために, リバース・イノベーションの典型例であるGE Healthcare社の小型超音波診断装置の事例を調査し, これを再現するモデルを構築する.

  • ― 組織の正当性が組織パフォーマンスに与える影響 ―
    藤倉 啓伍, 大江 秋津
    セッションID: 1D2-2
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    組織正当性理論の中で、正当性は、ステークホルダーとの関係を維持、改善するのに重要な役割を果たすとされている。現在、企業の正当性の獲得戦略としてCSR活動が注目されている。本研究は、企業のCSR活動と、事業との統一の過程には、正当性の特性が影響するのではないかという「問い」を持つ。Suchman(1995)が分類した、実利正当性と倫理正当性に着目し、環境保全活動への影響を分析をした。実利正当性は、環境保全コストの費用対効果を高める特性、倫理正当性は、環境保全活動と事業の統一を高める特性があることを明らかにした。本研究は、正当性の特性を明らかにし、理論的貢献を行うと同時に環境パフォーマンス指標への実務的貢献を行った。

  • - 自動車産業におけるマザー工場制に関する実証研究 -
    古川 翔大, 大江 秋津
    セッションID: 1D2-3
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    本研究の目的は完成車メーカー拠点のコアとなる技術知識の多様性と市場的知識の多様性が、海外拠点における新規技術の導入に与える影響とそのメカニズムを実証することである。データは、トヨタ、ホンダ、日産の完成車メーカー3社の76の拠点を対象とした。分析は、2002年から2020年の19期1444件のパネルデータによる多変量解析を行った。その結果、市場的知識の多様性とコア技術の多様性は新規技術の導入に正の影響があり、市場的知識の多様性には限界効果があったが、コア技術の多様性にはなかった。本研究は、組織学習理論への理論的貢献を行うとともに、生産拠点での技術戦略に実務的貢献がある。

  • プロパガンダ映画政策が国家独立後の映画産業に与える影響に関する実証研究
    五天 滉介, 大江 秋津
    セッションID: 1D2-4
    発行日: 2022/01/31
    公開日: 2022/01/27
    会議録・要旨集 フリー

    自国民の約 10 倍の植民地住民を支配していたイギリスにとって、プロパガンダ政策は重要な課題であり、その中でも映画製作は、政府の専門機関が主導となり、様々な方法を用いて多くの植民地で公開され戦争、教育・衛生に関する知識の普及が行われていた。このような植民地下におけるプロパガンダ映画政策が、国家独立後の映画産業に与える影響はどのようなものか、という研究課題を持つ。本研究では植民地下における映画公開が、独立後の映画産業に影響を与えていることが実証できた。研究を通して植民地時代の刷り込みが現在の映画産業の発展につながることを実証することによる、刷り込み理論への理論的貢献を行なった。

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