日本獣医腎泌尿器学会誌
Online ISSN : 2434-0146
Print ISSN : 1883-2652
12 巻, 1 号
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総説
  • 桑原 康人
    2020 年12 巻1 号 p. 4-12
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/07/09
    ジャーナル フリー
    我が国において、ヒトの診療ガイドラインは「Minds 診療ガイドライン作成の手引き」を基に作成する ことが推奨されている。本稿では、著者が猫の特発性膀胱炎(FIC)の診療ガイドラインを同手引きに沿っ た形で試験的に作成した。既報の文献を基に、FIC のクリニカルクエスチョン(原因、症状、治療)およ び推奨(主に治療法)等、ガイドラインの一部を作成することは可能だった。一方で、今回は試験的に行っ たため、さらに客観性のある診療ガイドラインを作成するためには、関連学会の会員や他団体からの協力 が必要である。結論として、今回実施したような手順で信頼できる診療ガイドラインの作成は可能だが、その実現には多くの時間と費用が必要であり、作成の可否については慎重な判断と更なる熟考が必要であ ると考えられた。
短報
  • 三品 美夏, 堀江 和香, 髙栁 明子, 渡邊 俊文
    2020 年12 巻1 号 p. 14-18
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/07/09
    ジャーナル フリー
    超音波検査で膀胱頸部に発生した腫瘍が疑われたイヌ 3 症例に対して、尿路造影検査や膀胱鏡検査、細胞 診検査などを行った。実際には 3 症例共に膀胱内に腫瘍や腫瘤は存在せず、超音波検査で認められた病変 は、膀胱尿道移行部の粘膜が膀胱内に突出する隆起(偽膀胱腫瘤)であることが確認された。偽膀胱腫瘤 を確定診断するのには膀胱内視鏡による観察が最も有用であったが、超音波検査や尿路造影検査でも特徴 的な所見が認められたことから、必ずしも内視鏡検査を行わなくとも診断ができる可能性が示唆された。
症例報告
論文紹介
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