日本鳥類標識協会誌
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26 巻 , 1 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
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一般論文
  • 福田 道雄
    26 巻 (2014) 1 号 p. 1-10
    公開日: 2015/08/20
    ジャーナル 認証あり
     ヒメウPhalacrocorax pelagicusは北太平洋の沿岸部に広く分布するウである.日本には4種のウ類が生息し,互いに生息域が重複し合っている.その中でヒメウは最も体サイズが小形であるが,ウミウとカワウの2種と広範囲に分布が重複しているため,時として骨だけによる種同定が困難な場合がある.そのため,ウ類として回収された骨や出土した骨の種を同定する場合には,本種の骨の計測値に関する資料が重要である.しかしながら,ヒメウの骨サイズについて,詳しく記載された報告は少ない.そこで,ヒメウ28個体の主要な14カ所の骨の39部位について計測した.ウミウおよびカワウと骨サイズを比較すると,計測範囲で重複しない多数の部位が認められた.このことから,全身の多くの骨が揃っていれば,骨の計測によりヒメウをウミウおよびカワウと識別することが可能となることが明らかとなった.
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資料論文
  • 風間 辰夫
    26 巻 (2014) 1 号 p. 11-22
    公開日: 2015/08/20
    ジャーナル 認証あり
     キジ科の種間雑種作出はあくまでも,狩猟,観光行政の面からの作業であり,科学的な視点での知見が乏しいのが現状である.日本では,鶏,矮鶏,軍鶏等の改良種は古くから行われてきたが,キジ類についてはほとんど例がない.そこで本稿では,暗中模索の状態で実施した交配実験結果を基に,その繁殖成績と交雑種の外観を記す事を目的とする.かけ合わせた種の組み合わせ20ペアは,すべてケージ内において自然繁殖で行った.その結果,量産可能な品種としては,コウライキジ雄×オナガキジ雌,キジ雄×キンケイ雌,キジ雄×コウライキジ雌(この逆交配も可)の4種の交配種が妥当であると考えられた.これらのうち,作出された雄の成鳥は交雑種であることの判別が外観より容易に行えるが,雌の場合は野外での判別は不可能であると考えられた.また作出には高度な技術を要するために,経済的な面から社会一般に容認されるものでないと思われた.過去の放鳥や交雑の影響により,放鳥猟区近隣等でキジ科の識別が困難となる可能性もありうる.本稿はその識別の一助となりうるであろう.
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観察報告
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