目的:バリウム入りカプセルを嚥下させ,ノドにひっかかる感じを調べた。
対象:正常者20名(男18名,女2名),平均年齢38歳(31~51歳)。
方法:バリウムをつめた#0号のカプセルを嚥下させ,食道内の停止した部位と停止したと感じた位置を比較した。
結果:カプセルの停止位置は,食道第1狭窄部位と第2狭窄部位の中間に停止した対象では口側に停止したと感じた例が多く,これらの中で,2椎体口側の第7頸椎の高さに停止したと感じた例に,ノドにひっかかる感じを認めた。第2狭窄部位の大動脈弓の高さに停止した場合に,第7頸椎の高さに停止したと感じた例も認めた。大動脈弓中央より下方に停止した例ではノドにひっかかる感じを認めなかった。
結論:第1狭窄部位と第2狭窄部位の中間あるいは第2狭窄部位にカプセルが停止した対象の中で,第7頸椎の部位に感じた例がいわゆるノドにひっかかる感じに該当した。
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