高齢者の約70%は,若年層と同様のガイドラインに基づいた治療が可能である。究極のテイラーメイド治療であり,他職種の参加した治療前評価が重要であり,特に社会的サポートの有無は治療立案に重要である。治療前の精神神経学的評価は特に重要であり,MMSE, HDS-Rについて説明した。また,治療判断,意思決定過程に問題を有する患者が多く,マスクされた認知症,うつ状態の存在に留意しなければならない。化学療法,分子標的薬治療の高齢者に対する有用性は確認されておらず,適応には十分に注意する。低侵襲の治療期間の短い手術的治療を優先すべきである。
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