バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌
Online ISSN : 2424-2578
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15 巻, 2 号
選択された号の論文の18件中1~18を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    2013 年 15 巻 2 号 p. Cover1-
    発行日: 2013/10/12
    公開日: 2017/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    2013 年 15 巻 2 号 p. App1-
    発行日: 2013/10/12
    公開日: 2017/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    2013 年 15 巻 2 号 p. App2-
    発行日: 2013/10/12
    公開日: 2017/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    2013 年 15 巻 2 号 p. App3-
    発行日: 2013/10/12
    公開日: 2017/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 目次
    2013 年 15 巻 2 号 p. Toc1-
    発行日: 2013/10/12
    公開日: 2017/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
  • 渡邉 志, 松本 有二, 冨田 雅史, 森 幸男
    原稿種別: 本文
    2013 年 15 巻 2 号 p. 1-10
    発行日: 2013/10/12
    公開日: 2017/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
    1/fゆらぎがあるとみなせる楽曲(モーツアルト作曲「レクイエム」第7曲・「ラクリモサ」)を聴取させたときの心拍変動(HRV)解析を行い,合わせて被験者が感じた「リラックス度」および「聴取した楽曲についての印象」についての主観調査をそれぞれVisual Ana1og Scale(VAS)により実施した.被験者としては21名の男女に依頼し,市販システムによりHRV解析を行った(アルテット(ユメディカ社製):指尖脈波を二次微分して得られる加速度脈波のピーク間隔を抽出し,FFT解析を行う).その結果,1/fゆらぎ楽曲の聴取により交感神経活動の指標であるLF/HFが有意に減少することがわかった.また,1/fゆらぎ楽曲聴取によるLF/HFの減少とVASによる主観評価値により被験者を分類した結果,聴取した楽曲の「好き嫌い」とLF/HFの変動傾向に相関が認められた.このことは被験者の個性(嗜好)を考慮して分類して考察することの有益性を示唆する結果であると考えられる.
  • ヤェム ヴィボル, 葛岡 英明, 山下 直美, 太田 祥一, 竹内 保男
    原稿種別: 本文
    2013 年 15 巻 2 号 p. 11-20
    発行日: 2013/10/12
    公開日: 2017/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
    本論文では,喉頭展開における手技を学習者に指導するための,外装型触力覚提示装置(Outer-Covering Haptic Display, OCHD)を用いた誘導手法の効果について述べる.喉頭展開とは,喉頭鏡と呼ばれる器具を用いて患者の口を開き,気道や声門を確保する医療行為の一種である.OCHDは,喉頭鏡を握る手の甲に触力覚を与えることによって,学習者の手に,その動かし方を誘導する力を提示する装置である.本手法の有効性を確認するために,OCHDによる方法,アクチュエータで喉頭鏡を直接駆動することによって誘導する方法,そして視覚的情報提示によって誘導する方法を比較した.その結果,OCHDを用いた方法が最も高い学習効果が得られることが示された.
  • 徳高 平蔵, 大北 正昭, 大木 誠, 大藪 又茂, 中野 正博
    原稿種別: 本文
    2013 年 15 巻 2 号 p. 21-30
    発行日: 2013/10/12
    公開日: 2017/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
    球面自己組織化マップ法を使ってベンチマークデータのアヤメデータを使い各要素の識別に関する有意度を求めた.まず,アルゴリズムを構築し,アヤメデータに適用後,各種ベンチマークデータに適用した.これらベンチマークデータに対する試行では,妥当な結果を得た.そこで,加速度脈波の血流最良波形群と最悪波形群に適用し,この方法の正当性を確認した.また,疲労感アンケートデータに適用し,重回帰分析の結果と比較した.
  • 寺嶋 縁里, 佐野 奈都貴, 亀田 剛, 寺田 員人
    原稿種別: 本文
    2013 年 15 巻 2 号 p. 31-45
    発行日: 2013/10/12
    公開日: 2017/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究の目的は、顔に拘りを持つ人に対する心理テストの開発に向けて、制作者と気にいったアバターとの間に類似性があるかを調べることである。本研究についての説明を受け、同意が得られた大学生・大学職員48名の女性(平均年齢23.9±4.1歳)を被験者とした。研究のための資料は、(1)被験者の正面写真、(2)被験者が制作した気にいったアバター、(3)調査表である。アバターの顔パーツは顔輪郭、目、鼻、口、眉、の5種類で構成されている。写真とアバターについて、感性擬人化エージェントのための顔情報処理システムにあるFaceFitと似顔絵生成ソフトを用いて、画像の規格化を行い、日本人の顔の構成に関する主成分分析結果に基づいて算出した主成分スコアから成るベクトルの内積により類似性の検討を行った。また、Sheehan Disability Scale、状態・特性不安検査の得点から外見上の問題に支障を感じている群(S群)と健常群(H群)に分類し、それぞれ9名(19%)、10名(21%)が得られた。さらに写真とアバター上に32の指標点を設定し、各群についてベクトルの内積、極座標、薄板スプライン解析を用いて写真とアバターの特徴の解析を行った。その結果、S群は写真と類似性のあるアバターを制作する傾向が明らかになった。さらに特定のパーツを重視したアバターを制作していた。
  • 和辻 直, 関 真亮, 篠原 昭二, 矢野 忠, 嶺尾 徹
    原稿種別: 本文
    2013 年 15 巻 2 号 p. 47-54
    発行日: 2013/10/12
    公開日: 2017/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
    東洋医学は,近代西洋医学と異なった観点で健康評価が行える.我々は東洋医学の健康 調査票を用い,診察者が判断する東洋医学の健康評価と比較して有用性を調査した.その結果,対象は101名であった.東洋医学健康調査票(OHQ57)の健康評価は東洋医学の診察による健康評価と比較して有効度が29%と低かった.しかし東洋医学の診察の健康評価 による已病群のOHQ57総合点は未病群よりも有意に高かった.OHQ57の健康評価は各診察法の健康評価の有効度が異なっていた.OHQ57総合点は,脈診の健康評価による已病群が未病群よりも有意に高く,問診の健康評価では健康・未病・已病の順に高かった.結論,OHQ57の健康評価の有用性を高めるには,OHQ57の健康評価における点数基準の改善が必要であることが判った.
  • 森 文彦, 図子 夏彦, 菅野 直敏
    原稿種別: 本文
    2013 年 15 巻 2 号 p. 55-61
    発行日: 2013/10/12
    公開日: 2017/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
    「人は,入力画像中のいかなる対象物を目立つ対象物として抽出するか」,また,「その判断は,いかなる要因に基づいて行われるか」ということを知ることは人工知覚を実現するために極めて重要なことである.これまでに,脳の視覚野などに存在する種々の同心円型のDOGフィルタによって抽出されるコントラストが要因として取り上げられてきた.本研究では,コントラストが唯一の要因ではないと考え,その他の重要な要因として,「視野内の位置(偏心量)」や「対象物の大きさ」を取り上げた.そしてこれらの量と目立ち度の関係についてタッチ付ディスプレイを用いて定量的に調べた.その結果,1)偏心量とともに目立ち度は単調に減少する,2)下視野の方が上視野に比べて目立ち度は有意に高い,3)左視野に比べて右視野の方が目立ち度は有意に高い,4)右上視野と左下視野の目立ち度には統計的有意差はない,5)対象物の大きさに伴って目立ち度は単調に(対数関数的に)上昇することが分かった.
  • 神谷 直樹, 近藤 理恵, 石川 耕介, 松崎 照美, 玉川 雅章, 行正 徹, 中野 正博, 山中 真, 久保田 正美, 松浦 弘幸
    原稿種別: 本文
    2013 年 15 巻 2 号 p. 63-70
    発行日: 2013/10/12
    公開日: 2017/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
    直立姿勢のダミー人形を使用した転倒実験により,転倒時の身体各部位は,踵を中心とした回転・自由落下運動として記述できることが示唆された.本研究の目的は,様々な姿勢をとったダミー人形の身体各部位も回転・自由落下運動としてモデル化できるか否かを検証することである.実験の設定条件は,転倒時の姿勢,転倒方向,保護具の種類と有無であった。実験の結果,身体各部位は,転倒時の姿勢が異なっても回転・自由落下運動としてモデル化できることが示唆された.また,頭部損傷基準値(Head Injury Criteria, HIC)を比較したところ,概ね先行研究と同様の傾向を示した.
  • 神谷 直樹, 松浦 弘幸, 向後 礼子
    原稿種別: 本文
    2013 年 15 巻 2 号 p. 71-77
    発行日: 2013/10/12
    公開日: 2017/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
    ある事象を評定するために副詞を用いる場合,副詞の主観的強度は言葉の選び方とは関係なく,順序や段階性は一定であることが仮定されている.本研究の目的は,2つの心理物理学的測定法(弁別尺度法の一対比較法と分割尺度法のグラフ尺度法)によって測定された副詞の主観的強度についてこの仮定を検証することである.本研究で測定対象となった副詞は、職業リハビリテーションの評価において高頻度で使用される副詞並びにその類義語から選択した.測定対象とした副詞は,「やや」,「比較的」,「ある程度」,「かなり」の4個の程度副詞と「ほとんど」,「ほぼ」,「よく」,「概ね」の4個の情態副詞であった.副詞には次の2種類の動詞が後続した:(1)可能を表現する(できる-できない)と(2)進度を表現する(進む-遅れる).2つの測定方法で得られた副詞の主観的強度を比較するために,測定値をファジィ測度に変換した.結果として,(1)副詞の主観的強度の測定値としては分割尺度法による測定値が適切であること,(2)心理的単位で表した変動性が心理的連続体上で一定であるという,弁別尺度法における変数変換に関する仮説は誤りである可能性が示唆された.したがって,副詞の主観的強度は,言葉の評価方法の違いによって変化することが示唆された.
  • 橋口 泰一, 大嶽 真人, 坂本 宗司, 橋口 泰武
    原稿種別: 本文
    2013 年 15 巻 2 号 p. 79-87
    発行日: 2013/10/12
    公開日: 2017/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究は,第4回IBSAブラインドサッカーアジア選手権大会に出場した4カ国におけるシュートエリアに着目し,各国の違いを明らかにするとともに,今後のブラインドサッカー日本代表の競技力向上ならびに普及のための手がかりを見出すことを目的とした.シュートエリアおよびゴールスローの分析から,6m以内からのシュートが,中国は32.3%(得点;2得点),イランは30.4%(得点;1得点),韓国は33.3%(得点;1得点)の割合でシュートしている.日本はこのエリアから,他の国の2倍以上の72.7%ものシュートをしているのにもかかわらず,得点は正面からの2点のみであった.上位国との得点力の違いが示唆された.世界ランキング上位国である優勝した中国のゴールスロー成功率は他の国に比べ低いものの,ゴールスローからシュートまでの割合は22.3%であり,他の国に比べて高い確率でシュートまで至っていた.基本的な攻撃のスタイルは,4ヶ国ともドリブルからのシュートであるが,中国を除く他の3ヶ国はランキングが下がるにつれて,パスの割合が多くなっていることが示唆された.
  • 松浦 弘幸, 神谷 直樹, 石川 耕介, 根本 哲也, 近藤 理恵, 松崎 照美, 久保田 正美
    原稿種別: 本文
    2013 年 15 巻 2 号 p. 89-96
    発行日: 2013/10/12
    公開日: 2017/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
    ダミーを用いた転倒実験から,転倒時の回転中心における垂直抗力が,転倒過程の途上でゼロになることが判明した.このために,剛体棒を基礎とした転倒・転落の回転モデル(回転・自由落下モデル)を改良した剛体棒の転倒モデルを提案した.このモデルによれば,転倒途上で剛体棒に作用する垂直抗力はゼロになり,摩擦力/垂直抗力の比が,μ_0を超え,そして,θ_l<θ<COS^<-1>(1/3)となる領域条件を満足する場合には,ダミーに作用する遠心力に対抗するために摩擦力の逆転が生じる.この逆転は,ダミーを投げ出そうとする遠心力に起因して生じた応力であり,重心の存在する方向にダミーが運動するのを阻止する方向に作用した.転倒を記述する回転運動の方程式は,剛体振り子と類似の方程式で示されるが,適切な解は,一方向に回転運動を表現する楕円関数が適切であった.
  • 松浦 弘幸, 神谷 直樹, 石川 耕介, 近藤 理恵, 松崎 照美, 行正 徹, 中野 正博, 玉川 雅章
    原稿種別: 本文
    2013 年 15 巻 2 号 p. 97-106
    発行日: 2013/10/12
    公開日: 2017/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
    生活支援機器では,機械中心の安全概念と供に人間中心的安全が重要である.これは,人間の解剖生理学的特性に基づいて機械に各種の機構・機能的クライテリアを要請するものである.リスクは相対的で他者との比較で議論される生存率や死亡率として出力される.リスク選択は、便益と不利益を考慮して死亡リスクを10^<-5>〜10^<-6>に制御するが,最終的判断(許容レベル)は,社会の成員に委ねられる.TRISSから,ISS3の受傷者の死亡リスクは0.0035となり,これは,機器を毎日4時間程度使用し,人の寿命90年を想定すると,生涯死亡率5.8%,平均余命損失2.7年,年間死亡率0.0007と計算される.この数値は,産業別死亡率や自動車事故や不慮の事故死亡率よりも遥かに小さく,自然災害による死亡と同比率である.TRISSは,同一部位に存在する多発性外傷と高齢者の年齢の影響を考慮していない.しかし,単一外傷による軽傷や重症のリスクアジャスターとしては,ACSOTと類似の結果を与える.
  • 原稿種別: 付録等
    2013 年 15 巻 2 号 p. App4-
    発行日: 2013/10/12
    公開日: 2017/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 表紙
    2013 年 15 巻 2 号 p. Cover2-
    発行日: 2013/10/12
    公開日: 2017/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
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