バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌
Online ISSN : 2424-2578
Print ISSN : 1345-1537
ISSN-L : 1345-1537
21 巻 , 2 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 2019 年 21 巻 2 号 p. Cover1-
    発行日: 2019年
    公開日: 2021/03/15
    ジャーナル フリー
  • 2019 年 21 巻 2 号 p. Toc1-
    発行日: 2019年
    公開日: 2021/03/15
    ジャーナル フリー
  • 堀川 知香, 斎藤 恵一, 坂本 千枝子
    2019 年 21 巻 2 号 p. 1-8
    発行日: 2019/12/28
    公開日: 2021/03/15
    ジャーナル フリー

    米国患者評価指標(HCAHPS)に基づいた,入院患者満足度の総合評価に関連する要因を調査した.2014 年から2016 年に退院した患者のうち,満足度の総合評価が高評価(9, 10 と回答)であり,残りの設問すべてに回答した4,787 件を対象とした.その結果,(1)22 項目の質問をもとにした因子分析より,医師,看護師とのコミュニケーション,検査,治療に関する説明,疼痛コントロール,薬剤に関する説明,退院後のケアの理解の6 つの潜在因子が抽出された.これらはHCAHPS の統合指標と類似していた.(2)非階層的クラスタ分析により,総合評価が同じ群の中に,全因子得点の平均値が高いグループと低いグループが存在することがわかった.(3)2 項ロジスティック回帰分析により,2 グループを分ける高評価群の要因は,退院の曜日,部屋移動,関与看護師数,MRI 検査,退院時診療科が関係していることが明らかとなった.

  • 宮島 洋文, 宮島 廣美, 白鳥 則郎
    2019 年 21 巻 2 号 p. 9-16
    発行日: 2019/12/28
    公開日: 2021/03/15
    ジャーナル フリー

    ICT を支える基盤技術の1 つであるクラウドコンピューティングが, さまざまな場面で使用されている. しかしながら, IoT (Internet of Things)への移行に伴って, サーバに接続するクライント数が多くなり, サーバの負担が増えてクラウドシステムの処理能力が著しく低下することが知られている. この問題を解決する方法の一つとして, エッジ(フォグ)コンピューティングシステムが提案されている. エッジコンピューティングにおいては, 従来のクラウドシステムに加えてエッジと呼ばれる複数のサーバが直接端末に接続されているか, 近接して配置されている. 著者らは, これまでにエッジシステムのためのBP 法のアルゴリズムの提案を行った. 本論文では, エッジシステムのためのクラスタリングの学習法の提案を行い, 数値実験においてその有効性を示す.

  • 秋永 和之, 高橋 公一, 野中 良恵, 柴山 薫, 梅﨑 節子
    2019 年 21 巻 2 号 p. 17-25
    発行日: 2019/12/28
    公開日: 2021/03/15
    ジャーナル フリー

    看護学生394 名を対象に,同じ時間」に「同じ場所」で「同じ災害時の写真」を見てもらい,もし自分が情報伝達を行うなら「どのような情報を相手に伝えるのか」「送り手と受け手の情報伝達時のズレや,何故情報伝達を行なうことが難しいのか」を明らかにすることを目的に研究を行った.自記式質問紙調査票を用い,0~100%の尺度を用い回答を得た.結果,情報収集の際には自己の知っている用語で情報収集し,自己の想像や思い込みも含めて相手に伝えていることが多いことがわかった.また,送り手からの情報は送り手が思う以上に受け手には伝わっているということが確認できた(P<0.0001).さらに情報収集した際の用語を見ると,1 つの情報内容を示すのに,様々な用語を用い情報収集され,相手に表現されていることがわかった.情報を伝達する際,様々な用語で表現されていることは,受け手からすると「聞き慣れない」「知らない」表現となることがある.情報が曖昧なものとなるため,受け手の自分勝手な解釈や思い込みにもつながることが予測できる.これらは受け手がイメージをする時の「程度(どのくらいか等)」にも影響を与えることが予測できた.このように,人が持つ個々の語彙力によって,情報伝達の程度が左右されるため,人の命にかかわるような情報伝達の場合は,ツール等を用い,情報を整理して伝達することも重要と考えられた.

  • 秋永 和之, 梅﨑 節子, 柴山 薫, 野中 良恵, 高橋 公一
    2019 年 21 巻 2 号 p. 27-36
    発行日: 2019/12/28
    公開日: 2021/03/15
    ジャーナル フリー

    大規模災害等で行われている情報伝達は,相手が目の前にいることは少なく「通信機器を用いての情報伝達が多い」「災害の規模が大きいほど情報の混乱が起きる」「本人の思い込み」などの理由から,情報伝達がうまく機能しないことが研究報告等で指摘されている.今回,394 名の看護学生を対象に,通信機器をメインとした時の情報伝達の際,どのような情報を収集し,どのように相手に伝えると情報伝達がうまくいくのかについて,犬と猫の写真を用い,2 群の比較(それぞれの写真を見た群)を行った.送り手の自由記載の結果より,「情報は細かく収集し詳細に伝えるほうがよい」「イメージの共通認識には知識やお互いの確認が必要」「細かく収集した情報でも,お互いに共通認識の用語でなければ伝えるのは困難」という内容が得られた.送り手から聞いた情報が受け手のイメージしたこととあっていたかどうかについては,両群とも受け手は有意な差はなかった.また,送り手に関しては犬の写真を見た送り手よりも,猫の写真を見た送り手の方が伝えることが出来たと感じていた(p=0.005).送り手が収集した情報が相手に伝わるには,送り手,受け手それぞれが共通認識できる知識やイメージ,表現がなければ,伝わりにくいということが考えられた.

  • 吉川 由香里, 吉田 素文
    2019 年 21 巻 2 号 p. 37-45
    発行日: 2019/12/28
    公開日: 2021/03/15
    ジャーナル フリー

    看護は,情報依存型の専門職と言われており,質の良い看護を提供するためには,ICT 機器操作を修得し,適切な情報を見極め,活用できる能力を身につけることが必要である.しかし,看護職員は,情報教育が相対的に不足しており,PC に対する知識不足とそこから生じる恐れや不安など負の情緒反応から苦手意識が定着し,PC 離れに繋がっているのではないかと考えた.

    本研究では,A 大学病院の1 年目看護職員を対象に,ICT スキルとコンピュータへの不安,看護実践能力との関連を明らかにすることを目的とし,調査を行った.その結果,看護職員はICT スキルが高いほどコンピュータ不安は低く,看護実践能力が高い(p<.001)ことがわかった.ICT スキルなどを含めた情報教育は,コンピュータ不安の低減に有効であり,看護実践能力の向上に繋がる可能性があることが示唆された.

  • 松本 義之, 櫻木 晋一
    2019 年 21 巻 2 号 p. 47-58
    発行日: 2019/12/28
    公開日: 2021/03/15
    ジャーナル フリー

    近年,画像認識の分野においてディープラーニングと呼ばれる人工知能技術が注目を集めている.画像認識は,画像情報から対応する画像パターンを推論する処理である.この処理において,ディープラーニングは既存の技術を大きく上回る成果を示している.ディープラーニングは,ニューラルネットワークの一種であるディープニューラルネットワークを用いた学習の事である.ニューラルネットワークの中で,深い階層構造を持つニューラルネットワークの事をディープニューラルネットワークと呼ぶ.本研究では,ディープラーニングを利用した,発掘された出土銭貨の分類を検討する.遺跡からは,非常に多くの種類の銭貨が発掘される.ただし,発掘された銭貨の分類は,考古学の専門家にとっても難しい作業である.また,出土銭貨は完全な状態でないものも数多く存在する.そこで本研究では,ディープラーニングによる出土銭貨の画像認識を行う.発掘された銭貨をコンピュータによる画像認識で分類する事ができれば,貨幣学の研究において大変有用であると考えられる.

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