日本醸造協会誌
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106 巻, 6 号
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解説
研究
  • 横山 定治, 冨士田 浩二, 木場 洋次郎
    2011 年106 巻6 号 p. 431-438
    発行日: 2011年
    公開日: 2016/12/12
    ジャーナル フリー
    1.鰹節出汁粕分解諸味より抗菌活性を示すLactobacillus plantarum 3-17を分離し,精製の結果,抗菌物質は分子量3542.96 と 3691.85の2ペプチドからなる新規と予想されるclass IIbバクテリオシン,plantaricin 3-17であった。
    2.Plantaricin 3-17は主としてラクトバチルスに対して活性を示す狭い抗菌スペクトルを持ち,枯草菌には活性を示さなかった。また,優れた耐熱性を有していた。
    3.焼酎生産用白麹菌による大麦及び鰹節出汁粕培地での製麹に,分離乳酸菌株及びnisin A生産菌Lactococcus lactis NBRC 12007の枯草菌に対する生育抑制効果を調べた結果,分離菌株はBacillus subtilis 及びBacillus cereusに対して乳酸菌を添加しない場合と比べて1/103の菌数に抑制し,その効果はnisin A生産菌よりも強かった。これは,拮抗作用によるものと考えられた。
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