日本醸造協会誌
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109 巻, 7 号
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解説
研究
  • 澤田 和敬, 中畑 絵里子, 柘植 圭介, 平田 みよ, 髙峯 和則, 永尾 晃治, 北垣 浩志
    2014 年109 巻7 号 p. 535-542
    発行日: 2014年
    公開日: 2018/03/15
    ジャーナル フリー
    1 芋焼酎粕には1.6±0.23 mg/g dry weightの濃度でグルコシルセラミドが含まれていた。
    2 芋焼酎粕からスフィンゴ脂質を精製し,エレクトロスプレーイオン化縦列型質量分析により主要なピークとしてm/z 736.0及び776.7,778.6,763.9の分子種を見出した。
    3 タンデム質量分析(MS/MS)の情報から,芋焼酎粕に含まれるモノヘキソシルセラミド(グルコシルセラミド)のセラミド部分の構造を,スフィンガジエニン+ヒドロキシパルミチン酸含有型(d18:2-16h:0),メチルスフィンガジエニン+ヒドロキシオクタデセン酸含有型(d18:2m-18h:1),メチルスフィンガジエニン+ヒドロキシステアリン酸含有型(d18:2m-18h:0),およびスフィンガジエニン+ヒドロキシステアリン酸含有型(d18:2-18h:0)と推定した。
    4 芋焼酎粕に含まれるグルコシルセラミドのうち,芋由来のものは59.6%を,白麹菌由来のものは40.4%を占めた。
    5 芋焼酎粕に含まれているスフィンゴ脂質の分子構造や組成を初めて明らかにした。
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