(1)酒造適性が高く,京都府の地域ブランドとなり得る掛米品種の育成を目的に,2009年から4年間,品種選抜試験を実施した。
(2)試験には,独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター北陸研究センターで育成された8系統を供した。
(3)2009年には,大粒でタンパク質含量が低く,10a当りの精玄米収量が日本晴や祭り晴などの対照米と比較して高い収8203と収8207を選抜した。
(4)2010年には,高温年での玄米整粒率が高く,酒造適性が高いことから,収8203を選択した。
(5)2011,2012年には清酒メーカー3社で収8203を実地醸造に用い,良質の清酒が醸造出来ることを確認した。
(6)収8203は,2012年3月に「京の輝き」として品種登録出願し,6月に出願公表され,2014年5月に品種登録された。
抄録全体を表示