巻号一覧
85 巻, 4 号
選択された号の論文の14件中1～14を表示しています
- |<
- <
- 1
- >
- >|
-
杉山 晋一1990 年 85 巻 4 号 p. 205
発行日: 1990/04/15
公開日: 2011/09/20
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (207K) -
有泉 一征1990 年 85 巻 4 号 p. 206-212
発行日: 1990/04/15
公開日: 2011/09/20
ジャーナル フリー欧米ではワインの機能性について医学的見地から多くの研究が行われている。その中にはストレスの解消に関連するアルコール飲料全般の効果もあるが, それ以外の面からの解析も少なくない。日本においては酒類の機能性に関する研究がほとんど行われていない。今後の課題といえる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2919K) -
柏 伸典1990 年 85 巻 4 号 p. 213-218
発行日: 1990/04/15
公開日: 2011/09/20
ジャーナル フリー平成元年4月の酒税法改訂を機に, 日本の酒類市場は一気に国際化に向けて走り出したといえる。特に, ウイスキー市場は世界的な酒類資本のM &Aと絡み, 他の酒類以上に大きな変化を迫まられた。今後の市場展開には, 海外情報の適確な把握が必要といえる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1118K) -
松浦 昇1990 年 85 巻 4 号 p. 219-225
発行日: 1990/04/15
公開日: 2011/09/20
ジャーナル フリー味噌・醤油製造工場からの廃棄物は大部分が有機廃棄物であるが, 地域によっては, それらの処理に苦慮している工場が多い。理想的には, 環境汚染を防ぎつつ工場内において処理するクローズドシステム法を確立させるのがよい。しかも, 単に処理するのみにとどまらず, それらを有効利用に向けるべきものと考えられる。小規模ながら完全クローズドシステムの確立に取組んでいる工場の経過を解説して頂いた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (9355K) -
佐無田 隆, 山下 伸雄1990 年 85 巻 4 号 p. 226-231
発行日: 1990/04/15
公開日: 2011/09/20
ジャーナル フリーブラジルカンピナス大学との共同研究のため当地を訪れた著者に, 南米大陸のほぼ中心に位置するパンタナール周辺の伝統的酒造りについて紹介していただいた。やしの樹液から造るボロロ族のココワワなど興味深い酒類が登場する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (5078K) -
本馬 健光1990 年 85 巻 4 号 p. 232
発行日: 1990/04/15
公開日: 2011/09/20
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (258K) -
編集部1990 年 85 巻 4 号 p. 233-251
発行日: 1990/04/15
公開日: 2011/09/20
ジャーナル フリー平成元年度 (平成元年1月～12月) に国内で発表された酒類に関する研究報告書を集録した。抄録したものは研究報告のみとし, 総説, 解説記事及び特許については著者と題目を掲げ, 学会及びシンポジウムの口演は除外した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4172K) -
秋田 修1990 年 85 巻 4 号 p. 252-256
発行日: 1990/04/15
公開日: 2011/09/20
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (2021K) -
苅谷 幹治1990 年 85 巻 4 号 p. 257
発行日: 1990/04/15
公開日: 2011/09/20
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (1924K) -
森 千博1990 年 85 巻 4 号 p. 258
発行日: 1990/04/15
公開日: 2011/09/20
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (2139K) -
花田 和紀1990 年 85 巻 4 号 p. 259
発行日: 1990/04/15
公開日: 2011/09/20
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (199K) -
Chalara paradoxa酵素の酒造への利用 (第2報)桜井 廣, 斎藤 博之, 中山 繁喜, 大森 勝雄, 飯野 久栄, 広田 匡克, 金野 範之, 山崎 恵1990 年 85 巻 4 号 p. 263-268
発行日: 1990/04/15
公開日: 2011/09/20
ジャーナル フリーChalara paradoxa起源の酵素を用いて, 清酒及び焼酎製造試験を行った。
1) 総米30kg (精米歩合70%のコガネヒカリ) で仕込みを行った。品温経過は従来の清酒醸造に比較し, やや高めの経過をとり, もろみ日数14日であった。対照に比べ, 測定項目の中で大きな違いがあったのはボーメの出方であり, 3日目で日本酒度+8と低いのが特徴であった。原料1t当たりの純アルコール収得量は246l/tで約30%程低かった。製成酒は淡麗型の辛口でやや酸が離れ, 従来の清酒とは異なるタイプのものであった。
2) 砕米800kg及び2.5tでもろみをたで, 米焼酎を製造した。800kgの1段仕込みではもろみ日数, アルコール収得量 (430l/t) も従来法に比較して差がなかったが, 2.5tと仕込量が大きくなるとややアルコール収得の面で10%程劣る結果となった。特に留添以降, 物量が多くなると発酵が緩慢気味になった。製成酒の酒質はくせがなくソフトで対照と比較しても遜色のないものであった。省力化, 省エネルギー技術としての実用化は可能と思われる。
3) 清酒, 焼酎仕込みを通しで, 粕歩合が高い結果となったが, これはカララ酵素が酸性プロテアーゼを持っでいないため, 原料の溶解不足, 酵母の増殖停滞の一因となり, 粕歩合が高くなり, アルコール収得が低くなったものと思われ, 酸性プロテアーゼの併用等について検討が必要と思われた。
3) 発酵終了粕の組成も従来のものと異なるのでその利用法については検討しなければならない課題である。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2909K) -
佐無田 隆, 中島 美幸, 太田 剛雄, 佐伯 宏, 佐藤 和夫, 大場 俊輝, 吉沢 淑1990 年 85 巻 4 号 p. 269-276
発行日: 1990/04/15
公開日: 2011/09/20
ジャーナル フリー1. 無蒸煮のコーングリッツを原料とし炭酸ガスによりストリッピングを行う固体発酵は温度が高い方がアルコールの回収には有利であるが腐造しやすいため, 安全にかっ短期間に発酵を行う条件について検討した。
その結果pH3.5, 0.2M乳酸緩衝液は無蒸煮コーングリヅツの糖化及び高温性酵母1031Rの増殖への影響が少なく, 生酸菌の増殖を抑制するのに最適であることがわかった。
2. pH3.5, 0.2M乳酸緩衝液を汲み水の代わりに使用し固体発酵を行った結果9日間でコーングリッツ1kg当たりアルコール432mlを収得することができた。
3. 成分的に従来法による焼酎と比較するとace捻ldehydeが著しく多く, 官能審査の結果では原料由来の香り及びacetaldehydeに起因すると考えられる香りが強かった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1307K) -
米粉の有効利用 (第3報)木崎 康造, 東海林 秀隆, 岡崎 直人, 小林 信也, 吉沢 淑, 原 昌道1990 年 85 巻 4 号 p. 277-280
発行日: 1990/04/15
公開日: 2011/09/20
ジャーナル フリー米粉を液化糖化し固液分離せずそのまま清酒醪の4段として使用する方法の実用性を検討するために, 米粉液化糖化装置を試作し, 全国4清酒製造場 (内1場は自社装置) において実地試験醸造を行った。米粉の液化糖化は実験室スケールと変わりなく, アミノ酸の少ない液が製造できた。米粉4段清酒の酒質は, 対照の白米4段清酒と比べ着色度, 鉄分がやや多かった。火入れ直後の清酒の官能審査では品質に有意差が認められなかったが, 貯蔵後では対照の白米4段清酒の品質の方がやや良い傾向にあった。しかし, 市販酒を想定した活性炭処理によって対照と同程度の品質となった。また, 15℃ 210日間の貯蔵試験においても有意差が認められなかった。
本研究は日本酒造組合中央会との共同研究としで実施した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (643K)
- |<
- <
- 1
- >
- >|