BMAによるステビオサイドへの酵素的糖転移および生揚醤油中における糖転移ステビオサイドの安定性について検討した。
1. ステビオサイドにBMAを用いて糖転移反応させ, 反応物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し, 3種類の生成物ST-1, ST-2およびST-3を得た。
2. これらの生成物は, 酵素的加水分解, 化学的加水分解
13C-NMRによって, ステビオサイドにグルコース残基が導入された糖転移ステビオサイドのシリーズであることを明らかにした。
3. これらの糖転移ステビオサイドを, 酵素的加水分解化学的加水分解
13C-NMRによって解析し, BMAによる糖転移は, ステビオサイド分子のC-19位エステル型結合グルコース残基およびC-13位ソホロース部の末端グルコース残基の2ヵ所にα-型でなされるものであると判定した。
4. これらの糖転移ステビオサイドは, 生揚醤油中でルブソサイドに分解された。
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