広島国税局新酒鑑評会へ吟醸酒を出品した全製造場に対して, 出品酒についての成分や製造方法等に関する調査を行った。
吟醸酒の製造に関係の深い項目について, 鑑評会での官能審査の成績別に4つの区分に分け, 区分毎の平均値を求め平均値の差の検定を行ったところ, 成績間で有意な差があった項目がいくつかみられた。
また, 留麹の原料米品種, 自家精米比率, 製麹方法, 酵母の種類, 酒母の種類について, 成績別に使用比率等を求めたところ, 成績上位のグループと下位のグループとの間で, 自家精米比率, 製麹方法, 酒母の種類については差がみられたものの, 原料米品種, 酵母の種類については差は認められなかった。
以上のことより, より高品質の吟醸酒を造るためには, いくつかの要所があることがうかがわれた。
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