清酒酵母は, 実験室酵母や多くの醸造用酵母と同じく
Saccharomyces cerevisiaeに属しているが, 高泡形成能, 高いアルコール耐性, ビオチン非要求性などの点で他の
S. cereoisiaeとは異なる性質を持っている。著者らは, 清酒酵母の持つ様々な特徴の一端を実験室酵母と清酒酵母のゲノムや遺伝子の解析と比較によって明らかにした。これら一連の分子生物学的手法を用いた研究の知見に基づいて, 染色体末端領域の重要性, 清酒酵母の進化, 協会6, 7, 9, 10号の起源等に対する興味深い考察が展開されている。
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